京の一枚

京都 青モミジ 古都の名刹 大原の瑠璃光院


八瀬もみじの小径から高野川沿いを南へ10分ほど歩き、瑠璃光院へ。


又、八瀬比叡山口駅から徒歩約5分。


比叡山の麓にある浄土真宗の寺院。




通常非公開だが、春の青もみじと秋の紅葉の時期にだけ公開される。


数寄屋造りの書院は、大正時代の終わり頃から昭和初期にかけて、京数寄屋造りの名人と称される中村外二によって造営されたもの。


書院前には佐野藤右衛門一門の作庭と伝わる「瑠璃の庭」があり、「瑠璃色に輝く」と表現されるほど苔の絨毯が美しい。


また庭園の紅葉が書院の机や床に映り込む様子も絶景。


境内には、三条実美命名の由緒ある茶庵「喜鶴亭(きかくてい)」や、八瀬名物「かま風呂」の見学もできる。


普段は非公開のお寺ですが、春と秋だけ特別公開しています。

境内には数十種のもみじが植えられてるそうで、秋の紅葉はもちろん、初夏の青もみじも美しいもの。






書院前には「瑠璃の庭」が広がり、2階の大きな机や床に映り込む風景は、息を呑むほどの美しさです。


「瑠璃の庭」は、瑠璃色に輝く浄土の世界が表現されていて、厚い苔に覆われた庭のなかを「一条のせせらぎ」が流れています。


1階の書院からは2階からの景色と異なり、苔の絨毯ともみじの“緑”が織りなす初夏景色を眺められますよ。




秋のもみじライトアップが大人気でしたが、京都洛北八瀬活性化に向けた取り組みの一環で、今年初めて青もみじのライトアップも行われることになりました。

夜間は、琴や尺八など楽器の演奏も行われ、さらなる幻想的な別世界へと誘ってくれます。




瑠璃光院とは、どんなところ?


山と渓谷、自然でいっぱいの『八瀬』の地は、古来では『矢背』とも記されていました。壬申の覧で背中に矢傷を負われた大海人皇子(天武天皇)が当時の釜風呂で傷を癒やされたと伝わり、平安時代の昔から貴族や武士に愛された保養所でした。


そんな場所にひっそりとたたずむ『瑠璃光院』は知る人ぞ知る隠れた名刹。


近年、季節限定で一般公開されるようになり、特に紅葉と青もみじがテーブルに映り込んた写真がインスタ映えすると評判です。


1万2千坪もの広大な寺域に建つ格調高い数寄屋造りの書院は、京数寄屋造りの名人佐野籐右衛門一統の作と言われています。




■アクセス


叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」下車徒歩約5分




■拝観料


     2,000円


■住所


京都市左京区上高野東山55


■電話番号   075-781-4001


■HPアドレス  http://rurikoin.komyoji.com/



















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