京の一枚

京都 花街のいろいろ


「おかあさん」と「お姉さん」
お茶屋・屋方の女将さんは、若くても「おかあさん」自分より先輩の芸妓さん舞妓さんは「お姉さん」
「おとうさん」と「おにいさん」
お座敷で年輩のお客様は、「おとうさん」
少し若いお客様は、「おにいさん」
その都度、臨機応変に使い分ける事が多い。
「お茶屋」と「屋方」(おちゃや やかた)
お茶屋さんは、お座敷を備えた芸妓さん舞妓さんの
仕事場。

屋方とは、芸・舞妓さんとおかあさんが暮らす住居。
「立方さん」と「地方さん」(たちかたさん じかたさん)
立方さん
お座敷や舞台で、おどりを舞う芸・舞妓さん
「地方さん」
三味線、笛、皷などの、お囃子の鳴物を担当する人
「仕込さん」と「見習さん」(しこみさん みならいさん)
仕込さんは、舞妓さんに成ろうと屋方に住込んだ少女。
見習さんは、仕込さんをへて店出しの前に、お茶屋さん
お座敷の行儀作法やしきたり等を学ぶ舞妓見習さん。


「黒紋付」と「色紋付」(くろもんつき いろもんつき)
紋付は、背中と両方の肩と袖の五ケ所に紋、色が黒いものを「黒付」。
ピンクやグリーン等の地色のものを「色紋付」で替衣裳ともいう。
いずれも、芸・舞妓さんの正装用。
「勝山」と「奴島田」(かつやま やっこしまだ)
勝山は、祇園祭の時に結う。
奴島田は、お正月や八朔等の正装用の髪型。


着物について
「袷」と「単衣」(あわせ・ひとえ)
六月~九月 着物は単衣、襦袢と帯は夏物
七月・八月 紗か絽
十月~五月 裏をつかて、二重仕立ての「袷」
十月・五月 襦袢は単衣となり
四月・五月・十月は染帯










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