今回は梅雨の気の向くままに京都ぶらり女の1旅 宇治散策。
欲張らずにのんびりと歩いてみました。
写真は十円玉に描かれていることで有名な平等院鳳凰堂です。
平安時代の貴族達の別荘地として嵐山と共に評判だったという宇治。
大勢の観光客が押し寄せる嵐山に比べて、宇治は幾分のんびりと落ち着いた風情が魅力です。
「わが庵は都のたつみ(巽)しかぞすむよを宇治山とひとはいうなり」
喜撰法師
欲張らずにのんびりと歩いてみました。
写真は十円玉に描かれていることで有名な平等院鳳凰堂です。
平安時代の貴族達の別荘地として嵐山と共に評判だったという宇治。
大勢の観光客が押し寄せる嵐山に比べて、宇治は幾分のんびりと落ち着いた風情が魅力です。
「わが庵は都のたつみ(巽)しかぞすむよを宇治山とひとはいうなり」
喜撰法師
都から巽(東南)の方角に位置し、世俗から離れて宗教的な空間に身を置く事ができる場所でもあり、この地に墓を建てる事が、王朝時代の政治を牽引していた藤原氏にとっての憧れだったといいます。
宇治の中心的存在とも言える平等院鳳凰堂は、まさに極楽浄土の地の象徴。
紫式部は、源氏物語の終焉の地として宇治の地を選びました。
宇治川を挟んで、宇治上神社等が建つ東岸を此岸(現世)、平等院のある西岸を彼岸(死後の世界)として、その立地を効果的に活かしています。
光源氏の記念碑
無常を知り、「憂し」というイメージが「宇治」とい地名と結びつき、この風情を生み出したのかもしれません。
宇治は茶の町、宇治茶の宇治です。
駿河屋さんです。
由緒ある茶の店が数多くあります。
<京都駅から宇治へのアクセス>
方法1: JR奈良線で「宇治」駅下車。
新幹線出口からJR乗り場までの行き方は→駅構内図:http://www.jr-odekake.net/eki/premises.php?id=0610116
※快速で約15分
方法2: 京阪電車の場合は、「中書島」駅で宇治線に乗り換え、「宇治」駅下車。
※普通で「中書島」駅から約14分
方法3: 近鉄電車の場合は、「大久保」駅で京阪宇治バスに乗り換え、「京阪宇治」駅下車。
※「大久保」駅から約17分
京都の古都なら: http://www.e-kyoto.net/