今日は台風で学校が4時間目終了後に下校となった。
うちのクラスでは、4時間目に総合学習でディベートを行った。
創価高校35期のなかで雄弁会を続けてきた者として経験があるのは、5人。
担当の先生も、「僕がやるよりも、君が説明してくれたほうがいいと思う」とおっしゃられる。
そんなこんなで毎時間、何かと総合学習の時間に前に出てしゃべっている。
しかし、このような地道な啓蒙活動を経て、ディベートを理解していただけるのならば、
ここぞとばかりにその魅力を訴えていきたい。
さて今回の授業では、ビデオを見た。
ビデオは02年「日本は遺伝子組み替え食品の販売を禁止すべきである。是か非か」の全国大会準々決勝だった。
本来、昨年の「第二次安楽死」の決勝のビデオを見たほうが、同期のメンバーも出場しているだけあって興味がわくかと思われたのだが、確認したところこのようなビデオしかなかった。
これは早急に部活内でもビデオ類をしっかりとしておく必要がある。
「GM」は専門用語も多く、いわゆる「早いスピーチ」が横行していた時代もあって、立論のレート3000文字前後でも試合ができたのだった。
その準々決勝で、試合の内容は拮抗していたものとはいえ、立論が早くて何を言っているかわからない、といった感想が見られた。
このビデオでは確かにこれではわからないだろうと思った。
ディベートをするにあたってルールも全て知らないのに、レベルの高い試合のビデオを見ても圧倒されてしまうだけかもしれない。
1組の論題が「携帯電話OK」、2組の論題が「給食導入」であった。
これからこの論題に合わせてのレジメを作って、各ポジションごとの準備のアドバイスなどをみなに伝えていきたい。