ここが、“グランド・ゼロ”、か

　前ブログで“跡形もなく”と書いたがそんなことはない、アメリカの意地を感じたものがあった。
この土地にあの巨大なワールドトレードセンターという二本のビルが建っていたとは想像が出
来ないほど狭く見えた。負けじと立つ意地のシンボル、倒壊ビルの十字鉄骨、寂しくも見える
反面、誇らしげにも見えるのはどうしてだろうか。

　沢山の見物者が来ているが日本人は極端に少ない、たまたま“済みませ～ん、シャッターを
押して下さ～い”とペアーに頼まれたぐらい。訪れた人々には若者が特に目立ったが、黒人、
褐色人、黄色人、白人など恐らく米国各地から一目見ようと訪れた見学者あろう。

　一年ほど前だが、ＴＶで見た“グランド・ゼロ”の様子と大して変化がないのはどうしてだろう、
それは相変わらずの、土の山と何となく覇気なく行き交う工事車両、余り進展のない光景だ、
ここで米国も遅々とした再建ではプライドが許さないだろうに、それとも着々と計画通り進ん
でいるのだろうか？、それとも特別な訳があるんだろうか？・・・
＜　写真は、頑丈なフェンスで囲まれた「９.１１テロ」現場　＞


　僕なりに考えながら、次の目的のためメトロ駅探しを始めた。グランド・セントラル駅への
Ｓｕｂｗｅｙ入り口探しは国連本部ビルへ行くため知る得る限りのエイゴを駆使してである。
　(僕ながら良くもま～こんな、くそ度胸が沸いてくるわいと思っている)

　それにしても、ニューヨークは人は多いし、何処を見ても外人ばかりだぁなぁ～・・・・・