山の記録

35年ぶりに山に行き、昔を思い出して、
昔の山行の記録をまとめています。

祖母山登山口

2010-09-19 16:58:16 | Weblog
友人のサイト
http://www.koharu-home.jp/editor/year2010/mountain/summer2010/sobo/newpage1.html
http://www.koharu-home.jp/editor/year2010/mountain/summer2010/sobo/newpage2.html
を見ていると、昔と今では同じ山の登山口もずいぶん変わっていることに気づかされる。福岡郊外の井原山しかり、九州ではアクセスが悪いことで有名だった祖母山しかりである。

祖母山は百名山にも入ってるらしい(私が行ってた40年ほど前には、そもそも百名山も選定されていなかったが)。

車が普及していない時代だし、山に行くとなると公共交通機関+タクシーの時代である。

祖母に行こうとすると、竹田からバスで神原に入るか、
南阿蘇の高森からバスを乗りついで五ヶ所に入るかがだった。

神原からのコースだと、その日中に祖母山頂は難しかった。

五ヶ所までは
博多駅01時過ぎの夜行鈍行で熊本へ。
熊本から4時過ぎの肥薩線の始発に乗り、
立野で、当時は国鉄だった高森線へ乗り換え終点の高森まで。
高森に着くのが7時過ぎ?だった。

バスで九十九曲の外輪山を超える道は、ひどい道だったが、阿蘇カルデラの雲海のなかに阿蘇五岳が浮かんで見える眺めの良い道だった。
このバスはどこ行きだったんでしょうね?行く先は忘却の彼方ですが、
「津留」でどこからか来る反対方向行きのバスに乗り換えて、「五ヶ所」へ。
津留までのバスが遅れて、乗り換えるバスが行ってしまって困ったこともありました。
五ヶ所でバスを降りるのが10時過ぎ、
ここから林道を東へ1時間半ほど歩いた標高1050mの「一の鳥居」が
当時の登山口の一つで、祖母山への南からメインコースだった。
11時半ころやっと登山口です。

当時から「北谷コース」という名前は聞いていたが、さらに林道を2kmほと
東進するのは山屋には苦痛で、そのコースを取ろうと考えたことはなかった。

現在はこの北谷コースが祖母南登山口となっているようだ。
北谷コースの登山口で標高1100m、さらに駐車場まであるとなると、
ここまで車で来ると山頂まで2時間15分。
休憩時間を入れても、十分日帰り可能な範囲だ。
さらに
http://www.geocities.jp/mae_miyazaki/tozan/miyazaki_hokubu/sobo_san/map/map.html
によると、一の鳥居は通行不能となっている。

博多から高速で行けば、北谷登山口へ9時に着くのも難しくない?

昔の記録では国見峠の前後に水場があったようだが、
上の案内図は水場の印はない。枯れてしまったのだろうか?

熊本か、阿蘇かに前泊して祖母山に再トライするのも悪くないな。


電子国土ポータルより(クリックすると拡大図表示)
赤線の左の○:五ヶ所バス停(昔の歩き始め)
赤線途中の○:一の鳥居(昔の登山口?)
赤線の右の○:北谷コース登山口(現在の登山口、駐車場あり)
一の鳥居から登るか、北谷コース登山口から登るか、青線が合流するところが昭和44年、46年のコースタイムで「ピーク」と記しているところであろう。(多分)

昔の祖母傾き縦走の記録
昭和46年11月
昭和44年11月
昭和42年10月

上の地図の表示法
0)ここを右クリックし「名前を付けてリンク先を保存」する。ファイル名は標準の「sobo001.xml」のままで構わない。
1)電子国土ポータルサイトを開く
  http://portal.cyberjapan.jp/denshi/index3.html
2)右側縦に並んでいるタブから「作図、磁北線・経緯度線」をクリック
3)右側に開いたフレームの上部に並んでいるタブから「XML」をクリック
4)「ファイルを開く(編集用)」か、「ファイルを開く(表示用)」の下の「参照」ボタンをクリックし保存したXMLファイルを指定する。
5)線等は18000分の一の縮尺で書いていますので、そのあたりの縮尺で眺めてください。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちわ (kei)
2010-09-20 15:40:40
友人のサイトをすっかり楽しみました。
あの美人さんは誰なんだろう?(笑)
しかし、豪勢な昼食を摂っていましたね!

ずーっと読んでいったら、結びの言葉にこんなのがありました。

>熊本か、阿蘇かに前泊して祖母山に再トライするのも悪くないな。

ちょっと待ってくださいな!俺、この「男の山・祖母山!」ってコンプレックスがあって、もうびびっています。

なんと貴兄はここを三回もトライしたのか。
山男だったんだね!!!
俺、その頃何していたんだろう?
勉強ばかりしていたのかな?(笑)
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もう1回 (t2)
2010-09-21 00:58:36
記録が行方不明ですが、祖母傾縦走はもう1回、四回やってます。昭和42年だけ神原からのコースで、残りの3回はこの五ヶ所からのコースを取っています。
北アに出かける前には足慣らしに祖母傾縦走をやってました。

祖母はアクセスが悪かっただけで、上に書いた通り、車で登山口まで行けば普通の山という記憶があります。久住より易しいじゃなくて、優しい山ですよ。

傾までの縦走は長いですが、六甲全山縦走と比較すると、短いものです。
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