最近、畑と人は共通点が多いと感じている。
GWに実家へ帰省した際、父が最近はまっているメロンの栽培に付き合い、一緒に種を植えた。
種は車で30分ほど走った農家がやっているような店で購入した。
始めは種と苗のどちらを買うか迷っていた。
結局、直感で苗から育てるより種から育てた方が面白いと感じ、種を購入したのだが、
種か苗のどちらにしようか迷っているときに、苗が根を下ろしている土が気になった。
店員のおばさんに聞いてみると、窒素が少なくとリンが多く含まれているとのこと。
さらに店の中にあるメロンに関する本を読むと、アルカリ性の土を好むと書いていた。
そこで、両親に頼み土も一緒に購入してもらった。
これで今年は少しうまくいくかな?
この話を人間に置き換えてみると、自分という種があり、畑は置かれた環境や、今まで養ってきた経験、それらに基づいた思考、そして持って生まれた素質かなと思う。
極端な例かもしれないけど、自分が林檎だったらメロンみたいに育てても絶対うまくいかない。
種の種類により実らせる果実が違うように、人それぞれ長所が異なるのは当たり前。
さらに、才能を発揮させるために必要な環境も異なるのも当然。
メロンはもともとアフリカ近辺の果物のため、温かい気候が適していて、土は窒素が少なくリンが多め、さらにアルカリ性のときに最も美味しい果実を実らせる。(間違いがあるかもしれないけど・・・そこはご了承下さい)
本や人から聞いた話ではなく、これまでの自分自身の経験や感覚を大切にし、自分の人生をより実り多いものにできるような環境を整え、有意義な経験をこれからも積み上げ、周囲の人を大切にし、少しづつでも成長し続けていきたい。
人の真似をするのではなく、自分の感覚・直感に合うかを大切にする。