本気でいい住まいをかんがえる

岡松利彦アトリエの風景
“こころ”と“からだ”が元気になる、居心地のよい場所をつくる日々の日記

仙台掘川のさくら

2010-03-30 | アトリエ日記
仙台掘川のさくらが咲き始めました。
木更木橋付近からの写真です。

写真が良くありませんが、江東区の運河脇の小路は道幅が狭く、その割には桜の木が大きいので、ここ仙台掘川や大横川などは満開時には桜のトンネルが出現します。

以前、神奈川の山渓園で、天然の竹のトンネルを経験しました。

エントランスのアプローチにこんなトンネルがあったら楽しいと思いますが、植物のトンネルの下で生活できるような提案ができるともっと楽しいだろうなと思ってます。
木漏れ日、花鳥風月、・・・さわやかな風。

豊洲橋架け替え。ちょっと昔の話、そして昔からあったかのように!

2010-03-29 | アトリエ日記
清水建設の技術研究所の通用門。
ここは、豊洲橋が架け替えられるまで、塀の内側にあってこの時をひっそりと待っていました。
2009年6月のこと、仮囲いが取り払われ、道路が開通した瞬間にこの様な外観が現れました。
何に感動しているか。青々として、きっちり整理された緑。。。
竣工写真でよく見かける、葉っぱの生えそろっていない緑ではありません。
以前勤めていた事務所も、雑誌に載せる写真は1年間四季を通じて写真をとりためていた経験がありました。

新たに建物を建てて、景観を変えるずに、環境や機能を一新するのは大変です。

環境に、景観に溶け込んだ、昔からずっとそこに佇んでいた建築ができたらいいなと考えています。

猫と暮らす注意点

2010-03-29 | 動物と建物について
動物と暮らすのはとても楽しいもの。
現代社会では、一人暮らしのOLから家族の一員として同じ家の中でペットを飼う習慣が定着してきた。

猫も以前は、家の内外を自由に出入り、動き回ることが一般的であったが、最近では近隣問題などから完全に家猫として飼う方が圧倒的に多くなった。

最近では、猫の運動不足を解消するため、猫用のアスレチック設備がインテリア・デザインの一部に入り込んできています。
猫だけの正に「キャット・ウォーク」を設けたり、猫専用の階段やロフトなどある。

ここで注意が必要なのは、猫も仲間が多くなれば楽しく過せるだろうと多頭飼いされる方も多くなったことだ。
猫は元々単独生活を好むため、多頭飼いすることによりお互いの距離を保とうとして帰って狭い室内ではストレスになる場合がある。

猫は、できるだけお互い距離を置こうという努力をしているそうだ。
多頭の猫が住む家はこういった猫の本能をよく理解して環境を整備してあげたいものです。

自然と自分のテリトリーができる工夫や、キャットウォーク上で猫がばったり出会った場合の回避経路を考慮するなど、「溜まり」や「避難」、「二方向経路」などの工夫が必要です。

結構人間の思い込みで、設計している場合が多いかもしれませんね。
動物と暮らすということは、それぞれの本能を理解エッセンスも取り入れる必要があると思います。

(産経新聞 平成22年3月28日「快適住まい」参考)

江東水彩祭りat豊洲新船着場

2010-03-28 | エコリーダーの会&ことえこ(kotoeco)
3/27(土) 気温はいまひとつ春めいた陽気とは行きませんでしたが、豊洲の芝浦工大キャンパス裏の豊洲運河にできた「新船着場」で“親水まつり”が行われました。


もう、お昼の段階で、豊洲船着場と黒船橋の船着場を運行する観光船は予約が一杯で受付を打ち切られていました。


午後一番で家族で会場到着した頃には、模擬店の焼きそばが売り切れで、少々寂しい状況でした。


気を取り直し、家族三人でドラゴンボートに試乗しました。

水上からのは桜


ドラゴンボートは、全行程10分程度の遊覧でしたが、豊洲のタワー群を運河から見て陸上がからとは全く違った迫力でした。

ボートには、エンジンと呼ばれる前後2名計4名の漕ぎ手がおり、体験者は殆ど漕がなくても遊覧が楽しめました。
以前エコリーダー養成講座で体験した「Eボート」はまた違った感覚でした。
また、会場には芝浦工大と東京海洋大学の有志と思われるサークルが展示する、運河との活用計画などが発表されていました。

海洋大学では、ソーラー駆動の木造船の計画が目を惹きました。


地元企業のIHIもイベントの重要なサポートとして頑張られていたようです。

東京ガス「ガスてなーに!」

2010-03-27 | アトリエ日記
東京ガスの「ガスなーに!」(豊洲)にミニ「新江ノ島水族館」が出現。
家族と見学に行ってきました。

ハリセンボン、水くらげ、別名「ドクター・フィッシュ」ことコイ科の淡水魚ガラ・ルファが展示されていました。

物凄く小さなイベントでしたが、まじかで水槽が見れとても感動しました。
普段水族館では、見ることのできない細部まで見ることができました。

イベントでは、ドクターフィッシュ体験、いわゆる水槽にゆっくりと手をつけてガラ・ルファに手の角質をついばんでもらうというものです。

わが息子も、わけも分からず参加して、お姉さんの「水槽の中では手を静かにしてね」といわれたはなから、水槽をグワングワンかき回してました、挙句の果てには手を啄ばんでくれたガラ・ルファ2匹を見事金魚すくいの要領で掬い上げてしまいました。
お姉さんもちょっと困り顔で、「はい次の人」とチェンジを命じられてました。

息子の脳みその皺に今回の体験がどのように残ったことやら・・・。

ガスてなーに!at 豊洲

2010-03-27 | アトリエ日記
東京ガスの施設「ガスてなーに!」(豊洲)で、ミニ「新江ノ島水族館」がお目見えした。

ハリセンボンや水くらげ、別名「ドクターフィッシュ」ことコイ科の淡水魚ガラ・ルファが展示してありました。

規模は、本当に小さかったですが、水槽を真直で見ることができました。

ガラ・ルファの体験には、息子も恐る恐る??手を水槽にいれお姉さんの「じっとして」という言葉を無視し、ぐるんぐるんかき回してました。挙句の果てには、金魚すくいのように、手の角質をついばみに来たガラ・ルファ2匹を手のひらに掬い上げご満悦ののようでした。
ガラ・ルファちゃん、管理のお姉さんスミマセンでっした。



第22回千葉県建築学生賞

2010-03-23 | なの花会/千葉県建築学生賞出展者の会
3/21 第22回千葉県建築学生賞が無事閉会しました。
今回は、大学17作品。
本来建築には男女の差はありませんが、受賞、出展数含め、昨年より女性の躍進が目立ちました。
作品コメント等は、後日報告します。

昨年(第21回)に比べ、ストーリー性(メルヘン性)が前面に出てきている作品は少なかったように思いまあした。
全く近未来を描いたような作品も今年はありませんでした。

時代性でしょうか、自分の身の周りの問題を取り上げたものが多かったです。

省エネ基準について

2010-03-22 | 省エネについて
建物のスペックを決定する指標のひとつに「省エネ」があります。
今回は、省エネ改正法を中心にその辺りをお話しします。

省エネ法が改正されました。
省エネ法とは、エネルギーの使用の合理化に関する法律です。

身近なもので言えば、ある一定基準以上の断熱性能を有しているかどうかです。
つまり、住宅の断熱性能を高めれば、消費するエネルギー量(電気、ガス、石油)が抑えられるということです。

2010年4月、改正省エネ法として現行の省エネ法が改正されます。
達成すべき断熱のレベルは、現行の「次世代省エネ基準」を概ね継承しました。
新たに、「トップランナー基準」が加わり、分譲戸建て住宅会社にその達成義務がつけられ、それぞれの基準に適合した住宅の建設費が多少割高になります。

しかし建設費(イニシャルコスト)の割高分、住宅エコポイントやフラット35の優遇金利が受けられます。
断熱性能が上がる分、光熱費などにかかる金額(ランニングコスト)が抑えられるメリットがあります。

省エネ改正法で変わる住宅建設のポイントを以下に示します。

①工事費は高くなるがランニングコストは抑えられる。
・基準に適合した住宅は、断熱材の種類や嵩が指定され建設費は高くなりますが、その分冷暖房費が抑えられる。

②フラット35の金利優遇が受けられる。
・フラット35の一ランク上の金利優遇フラット35Sが受けられる。金利優遇には適用した省エネ基準の違いにより、20年と10年の金利優遇の違いがあります。

③今までの仕様より室温を高く保てる仕様となるので冬でも快適にすごせる。
・基準にて適合するためには、断熱性能と機密性能を高くする必要があり、室内外の温度差は大きくなり、自ずと室内間の温度差が小さくなる。

④基準に適合すれば、「住宅省エネラベル」を表示できる。(財団法人建築環境・省エネルギー気候の説明を参考・抜粋)
・住宅の省エネ性能は断熱から設備まで総合的に考える必要があるため大変複雑で、建て主にとって基準に適合しているかどうかを判断することはとても難しいことです。この省エネ住宅の判断を手助けしてくれる新しい基準ができました。これまで住宅の省エネ基準といえば断熱性能が対象でしたが、この新しい基準では、断熱性能に加えて、暖冷房、給湯、照明設備など様々な設備機器の性能までが評価の対象となります。このため、この基準をクリアした住宅は、総合的に省エネ性能に優れていることになります。「住宅省エネラベル」とは、この新しい省エネ基準をクリアする住宅に対して表示できるラベルのことです。消費者の皆さんは住宅を購入する時に、このラベル表示を参考に省エネ住宅を選ぶことができるようになります。

⑤基準に適合する住宅は24時間換気が欠かせません。
・基準に適合した建物は、気密性が高くなるため、シックハウスの防止策として24時間換気の運転が必要になります。
また、開放型暖房器も空気質を悪化させるので使用ができないということになっています。
※開放型暖房器とは・・・通常の石油ストーブやファンヒーターのように、燃焼ガスをそのまま室内に出してしまう器具。これに対し燃焼ガスを屋外に排出する器具を密閉型という。

その他にも、「改正省エネ法」には色々な注意点や利点がありますが以上を先ず押さえておくことが重要です。

(日経ホームビルダー2010.4参考)





第22回千葉県建築学生賞

2010-03-18 | なの花会/千葉県建築学生賞出展者の会
3/19-21、千葉市のキボールにて第22回千葉県建築学生賞の展示が行われます。
千葉県にある、大学、高校、高専の卒業設計の優秀作品が展示されます。

3/18は、会場設営と展示のお手伝いに行ってきました。
3/19(金)一般公開
3/20(土)公開審査
3/21(日)一般公開と表彰式です。
今回特別審査員として、建築写真を専門に撮影されている大橋富夫氏をお迎えします。

一気に全体を見たかったので、セッティング中の作品は一切見ず、会場設営が一段落すると直ぐに引き揚げてきました。


大学の部のセッティング風景


高校・高専の部の展示風景(2階)

嘉穂高校 関東地区同窓会 理事会

2010-03-17 | アトリエ日記
昨日、新宿センタービル「東天紅」にて嘉穂高校 関東地区の同窓会理事会がありました。
上は、高校1回(旧制中学47回)卒のかたから総勢約40名が集まりました。

理事会のあとは、懇親会がありますが、私より三回り上の方たちとお話しするのはとてもためになります。

建築関連では、ナブコシステムの会長、タイセイハウジーの社長・・・設計事務所、建設会社、建材メーカー・・・色々な話が聞けました。





エコリーダー総会

2010-03-06 | エコリーダーの会&ことえこ(kotoeco)
3/6 えこっくる江東で、「エコリーダーの会」の総会が行なわれました。

第9期修了の参加は私ひとりでしたが、会の構成メンバーなどが分かり今後の活動に弾みがつきました。

エコ9期の「ことエコ2009(仮称)」グループで、
ブログ「CANAL @ KOTO 江東・運河再発見!」を立ち上げました。
江東区の水辺空間をはじめ、活動報告を発信していきます。

また、我々の目標「キャナル・カフェ」構想を実現させたいとおもます。