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かまブログ~薬剤師の隠れ家ブログ~

薬剤師と心理士のコラボ。サイトはもっと充実。コシボネポッキリのおもしろさ。

第2子の妊娠と出産。

2007年12月18日 | こどもとの生活
今回の妊娠・出産も、第1子のときと同じようにトラブル続きだった。
いや、第1子のときよりも大変だったかな。

今回一番つらかったのは、切迫早産での入院だった。
一人目のときも入院したが、今回はもっと長く入院しなくてはならなかった。
わたしはこれまで、ありがたいことに大きな病気をしたことがなく、入院は前回の切迫早産と今回の2回しかない。
今回は1ヶ月以上の入院となり、本当に辛かった。

何が辛かったか?
たくさんある。
家族と離れて過ごす淋しさだったり。
いつ誰が入ってくるか分からない緊張感だったり。

わたしが入院したのは、地元の開業産婦人科さんだった。
ベテランの先生で、地元の評判もいい。
妊娠も後期に入り、つわりも落ち着き始めた頃、切迫早産の診断を受けた。
最初は自宅安静だったけれど、症状が進んでしまったため、入院することになったのだが。
わたしが選んだ病室は、個室。
2人部屋はあったが、お産される方と同室というのも…と思い個室にした。

入院中はとにかく安静。
3日に1度、陣痛止めの24時間入れっぱなしの点滴を別の血管に差し替えるときのみ、シャワーを浴びるために部屋を出ることができた。
それ以外は、ずっと寝たきり。

入院当初は、わたし自身医療従事者であり、冷静に対応していたが、段々と難しくなっていった。

先に言っておくと、先生も看護師さんも、とてもいい人たちだった。

まだ生まれるには早すぎる、と何度も言われたが、胎児の大きさなどは入院当初は未確認のままだった。
点滴の副作用で、心臓がハタハタしたり、手が震えたりして、不快な症状が続いた。
ここでは産めません、と何度も言われていたものの、じゃあ産まれそうになったらどうなるのか、という説明がない。(入院してしばらくしてから、その際は周産期センターに救急搬送されると説明された。)
子宮が収縮するようなお腹の張りがあったら、すぐに教えるように言われていたため、緊張して夜眠れなくなった。
そのうち、点滴を入れたところが痛くなって、血管が硬くなっていった。
手首の辺りに入れるのだけど、最後の方は入れるところがなくなってしまった。
わたしほど長く入院している人はいない、と何度も言われ
「まだまだ先は長いわね~。」
と言われると、自分だけが重症で先が見えないように感じた。

1日2回、胎児の心音の確認があるのだけれど、ある看護師さんは、わたしのお腹を見るたびに
「妊娠線がひどいねぇ。かわいそう…。」
と言っていた。
悪気はないのだ、ただ気の毒そうにわたしのお腹のことを言うのだけど。
言われるたびに、苦~い思いがした。

別の看護師さんは、わたしが何か言うたびに
「それは陣痛じゃない!?」
と言っていた。
結論から言うと、周産期センターのお世話になることなく、無事開業医の先生のところで出産できたのだけど、その頃はまだどうなるかわからず、小さな一言がものすごくストレスになった。

もう少ししたら点滴を抜きましょう、もう産んでも大丈夫、と言われると、今度は出産が不安になった。
二人目の出産なのに、おかしいと思うかもしれないが、入院の最後の方は、もう疲れきってしまっていたようで、いろんなことを前向きにとらえられなくなっていた。

そんな中、ある若い看護師さんは、夜勤で忙しいだろうにわたしの部屋に来て、かなり長い間話を聞いてくれた。
わたしのお世話になった病院は、陣痛は赤ちゃんが生まれるために必要なエネルギーであり、痛みを前向きに受けとめようという考えでお産をすすめていたが、わたしにはそう受け止める自信がなかった。
自分でもどうしてそうなったかわからない。
一応心理士だし、自分なりにあれこれ考えはしたのだけど、結論は出ていない。

ただ、その若い看護師さんは
「こきちさんは、本当に大変だったと思います。今は気持ちが追いつかないかもしれませんが、ここにいるスタッフはみんな、もうこれだけ頑張ったのだから、こきちさんには楽ないいお産をしてもらいたいと思っています。」
と言ってくれた。
楽ないいお産なんて、根拠はないだろう。
ただ、わたしにはその言葉や思いが嬉しかった。
『ものは言い様』
とはよく言ったもので、わたしは今回の入院でますますその言葉の大切さを感じた。

結局、点滴を抜いてすぐに弱い陣痛が始まり、そのままお産になったのだけど、そのときのわたしはもう産む気満々で、あの気弱さは一体何だったのだろうと思うほどだった。
助産師をしている友達が、以前、お風呂に入るとお産が進むと言っていたのを思い出し、シャワーを浴びまくった。
もっと陣痛が強くなるようにその辺を歩き回り、ここだけの話、屈伸とかスキップとかしまくっていた。

分娩台に上がる前は、先生に、長い点滴生活で血管が硬くなっているので、お産のときの点滴は別の場所にして下さい、と冷静に伝え、最終的には
「安産にして下さい。」
と頼んだりしていた。
結局、分娩台に上がって30分で生まれた。

今回の経験は、わたしにとってとても大きなものだった。
どうすれば今後に活かせるか、という課題はあるが。
ただ、知識や技術も使う人の人柄次第、という印象を強くもった。
自分を省みるにはいい機会になったかもしれない。

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出産のご報告

2007年12月14日 | こどもとの生活
このたび、無事女の子を出産しました。
無事、というほど何事もなかったわけではなく、今回も綱渡り状態の出産でしたが、私も娘も元気に退院することができました。
詳しくは、また後日ブログにつづりたいと思っています。
ひとまず、ご報告まで。

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うれしいな。

2007年01月11日 | こどもとの生活
息子もち男が今日の新聞に載りました。
といっても、地方紙だけど。

赤ちゃんバンザイみたいな、読者投稿コーナーがあって、そこに投稿してみたら、抽選に通ったみたいで、載ったらしい。

記念になるかな、と思って、気軽に送ったけれど、実は同じように応募していた、お友達のところは載らなかったらしい。
ブルーです。
人見知りなわたしにも、気さくに声をかけてくれて、児童館にも誘ってくれた、優しいお母さんです。
一緒に載りたかった。
3歳までチャンスがあるらしいので、次は載るといいな~。


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『かたつむり』の歌が脅迫の歌に。

2006年12月30日 | こどもとの生活
息子もち男は、童謡が流れる絵本に夢中だ。
持ってブラブラと部屋中歩き回っている。
スタンダードな童謡が何曲か入っているが、その中に『かたつむり』もある。
「でーんでんむーしむし かーたつーむーりー♪」
のやつ。

「つのだせ やりだせ あたまだせ」
のところで、夫メケメケが
「金出せ 金出せ 全部出せ!」
と歌っていた。
何かイヤなことでもあった?


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息子に見えているもの。

2006年12月10日 | こどもとの生活
赤ちゃんとネコには、幽霊が見えている、と聞いたことがあるが。

息子もち男は、押入れの中が好き。
まだお座りもできない頃から、押入れの中を見てはニヤニヤしていた。
そんなもち男が、最近「いないいないばぁ」を覚えた。
ドアの影にちょっと隠れて、チラッと顔を見せる程度だが。
ニヤニヤしながら、ちょっと顔を出して笑っている。

先日、息子が、廊下に向かって「いないいないばぁ」をしていたのだ。
廊下には、誰もいない。
ニヤニヤしながら「いないいないばぁ」を繰り返していた。
え~
誰か見えてるの?
怖い…
友達の赤ちゃんは、2ヶ月のとき、仏壇にあいさつをさせたら笑っていたらしい。
幽霊って、赤ちゃんに優しいのかな。

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息子のために作ったオマルカー。

2006年12月02日 | こどもとの生活
息子のために、100円ショップのオマルを利用した『オマルカー』を作ったわけだが。
乗せても乗せても降りてしまう。
ガビーン
そして、降りた状態で、オマルカーを押したり引いたりして遊んでいる。
親の思惑通りにはいかないものだ。


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オマルカー誕生。

2006年11月08日 | こどもとの生活
息子モチ男に、何か手作りしてあげたい。
親の愛情をカタチで表現してみたい。
その情熱の結晶が完成した。

『オマルカー』

100円ショップに、小さい子供用のオマルが置いてあった。
息子はまだ小さいけれど、オムツのまま座らせても、●ンチのときなどは重宝していた。(ブツがおしりにこびりつかないから。)

ある日、息子をオマルに座らせると、足をコジコジして、オマルに乗ったまま後ろに下がっていくじゃないか。
それを見て、ふと思った。
オマルに車輪が付いてたら、おもちゃになるのにな、と。

考え始めると、どんどんそれが実現できるような気がしてきた。
オマルは100円であるし、板だって、そうお高いものではないだろう。
両親に話すと、絶対ムリ、と言われ、一時はあきらめかけたものの、
「できるんじゃないの?」
という夫メケメケの言葉に背中を押され、ホームセンターへ車を走らせた。
板は400円くらいで桐の板が買えた。
まだ半分以上残っている。
オマルは100円。
車輪は一個100円。
固定に使った針金も100円。
すごくお安くできた。

結局、両親ものこぎりで切ったり、面取りなどをしてくれた。
完成したときは、これから息子がどんな風に夢中になってくれるか、ワクワクしていた。

オマルカーを目の前にした、息子はポカ~ンだった。
乗せてみると、ピクリとも動かない。
親が押してやると、ちょっとニヤッとするが、すぐに自分で降りてしまう。
ショック。


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昭和の匂いがするコーデネート。

2006年10月14日 | こどもとの生活
息子もち男も、大分姿勢がしっかりして、いろんな服を着せられるようになってきた。
あれも着せたい、これも着せたい。
その結果がこれ。
ドン。

どうしても、60~70年代テイストになってしまう。
むぎわら帽子をかぶせて、いざお散歩に出ると、息子がものすごく貧相に見えてかわいそうになる。
実際、カールおじさん実写版みたいな格好をさせているし。
は~。
センスというのは、どうすれば手に入るのか。


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怪しい人影。

2006年09月30日 | こどもとの生活
友達が午後から遊びに来ることになっていた。
無残な部屋を何とか片付け、息子もち男を牽制しながら自分の昼食をとっていると、ピンポ~ンとベルが鳴った。
友達か!?
早すぎる!!
そう思って小走りに玄関に向かい、レンズを覗くと、つむじが見えた。
ん?
どうやらうつむいているらしい。
インターフォンで対応すると、知らない女性だった。

「以前もご案内したと思うのですが…。」

と、子育て講演会の説明をし始めた。
何者?

どうしてうちにバブがいることを知っているのだ。
わたしは、この辺地元じゃないし、近所に知人もいない。
どこから情報が漏れているんだろう。
怖いから、行かない。


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油断大敵。

2006年09月10日 | こどもとの生活
成長著しい息子もち男。

唇を真一文字に結んで、今日も部屋の中をハイハイして大忙し。
ちょっとしたミニチュア戦車のような動きで、見ていておもしろい。

しかし、わたしだって、いつまでも息子を観察しているわけにはいかない。
家事が待っている。

息子の目の前に、ありとあらゆるおもちゃを並べ、遊ばせている間にちょこちょこと家事を済ませる。


息子が静かにしている状況は3つある。

まず、寝ているとき。
傍で掃除機をかけても起きない。
いい子だよ。

2つ目。
携帯を舐めているとき。
寝ている、と油断していると、ときどき急にパッチリ目を覚ますらしい。
家事をしながら、ときどき部屋をのぞくと、携帯をパクパクしている。

3つ目。
おしゃぶりケースで、わたしのパソコンを打ちつけているとき。
カンカンいうので、急いで様子を見に行くと、コードを引っ張りながら、無言でパソコンを打ち付けている。
やめて~!

色とりどりのおもちゃよりも、大人がよく触るものに興味があるらしい。


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