I don't like love cause I love you 馬鹿げてるけれど興奮する

俺の勝手な思い込み。

別の世代や女性がどうかまでは知らない。
何かしらの思想があって肉体派のドンパチ物やアクション映画に
生理的な嫌悪感や拒絶反応を抱く人も除いての話。
あくまで俺と近い世代の男性に限ってだが
神田うのを積極的に嫌いなヤツはいても
シルベスタ・スタローンを積極的に嫌いなヤツはまずいない。
むしろ好きか嫌いかの究極2択で言えばほぼ全員が「好き」を選ぶ。

あくまで俺の勝手な思い込み。

そんな訳で俺は昨日公開のスタローンの最新作
「ランボー/最後の戦場」も実は結構楽しみにしていて
早速初日の夜に同世代のオヤジ仲間数人とワクテカしながら見に行く。

例によってネタバレになるので内容は書かないが
俺的には少し予想外な展開だったがそれはそれで楽しめた。
ただR-15指定になっただけあってショッキングな場面もかなり多いので
そのテの映像がダメな人には単純にお勧めできない。

だが内容云々よりも物凄く個人的理由で字幕がイマイチしっくりこない。

映像音響自体は素晴らしいし字を読むのが苦手って訳じゃない。
レンタルで借りてきた洋画も普通に字幕で見る方だが
昔から幾度となく色んなスタローン作品をTVの映画放送で見た影響で
俺の中で彼の声は「羽佐間道夫」or「ささきいさお」で確定しているからだと思われる。

これは特にジャッキー・チェンに当てはまる現象で
「石丸博也」の声以外はジャッキー映画を見た気になれない。
あと同じ様な有名どころではシュワルツネッガーは「玄田哲章」、
ブルース・ウィリスは「野沢那智」が俺の中での確定ヴォイスだ。

まぁそれも俺の勝手な思い込みなのでそれはそれでいいとして
まず凄ぇと思ったのは常々言われている事ながら
前作の「ロッキー・ザ・ファイナル」同様に
とても60歳オーバーとは思えぬ身体とアクションだ。
単純に鍛えぬいたのか実はプロテイン的なクスリを使ったのか
はたまた素人には分からぬレベルのCG補正なのかは知らないが
俺の親父と5歳も変わらぬのに何て迫力だこのおっさんは。

「歳は取りたくねぇなぁ」とか時々言ってるが
こりゃ30代後半の若僧が甘えた事言ってらんねぇやな。

漢なら生涯に必ず一度は憧れるであろう
筋肉パッツンパッツンのマッチョメン(これも俺の勝手な思い込み)には程遠いが
せめて「小太り」レベルを超えぬ様に頑張ってチャリ通勤で鍛えよう。

亡者はCRAZY 底無しの感じ 丑三つに変身 そこからは終りが無い

先週の娘に続いて今日は息子の2回目の誕生日である。

出産直前の舞洲にて無茶なパーツ衝動買いをして
過去最大規模の小遣いハザード&入院中の嫁をマタニティブルーにさせたのも
長男故に名付けは親に任せるつもりが面倒臭がられて断られて
それまで名前を全く考えていなくて結構焦ったのも
今となっては懐かしい思い出である。

さて何度となく書いているが最近の息子のお気に入りは
日曜朝の特撮番組「炎神戦隊ゴーオンジャー」
先日の舞洲で実物のショーを見て更に気に入ったらしい。

既に先日少し早い誕生プレゼントとして合体ロボを与えてみたが
思いのほか気にいったらしく毎日ずっと遊んでいる。
最初は自力では合体も変形も何も出来ずに
振り回してアーアー言ってるだけだったが
慣れてきたらそれなりに合体や解除も出来る様になってきた。
思わぬ所で手先の器用さのスキル向上に役立っているらしい。

勿論番組自体も日曜朝には喰い入る様に見ていて
最近はキメポーズっぽい動きも見せ始めた。

俺も幼少時は普通に特撮なりきりごっこにはハマったものだし
(カレー好きだったので黄レンジャー固定)
男の子がそういった遊びに目覚めるのは微笑ましくて大歓迎だ。

誕生プレゼントは既にくれてやったが
何となく面白い反応をしそうだったので
追加で安物のお面と食玩の小さな剣のおもちゃを与えてみる。

これがまた効果絶大。

そのお面を被せてその姿を鏡で見せた瞬間に
今まで見た事のないレベルのときめいた顔をしたかと思えば
本人的に完全にゴーオンレッドになりきっているつもりであろう、
食玩の剣を何かの儀式の様に振り回して暴れている。

それから寝るまではずっと被ったままで
オムツを換える時も着替えるときも外そうとはしない。
流石にそのまま風呂はマズイので無理矢理剥がすと泣きじゃくり
風呂から上がったら真っ先にまた被って暴れ出す。
予想以上の展開で見ていて非常に面白い。

だが貴様とりあえず人としてパンツ履け。

音速超えてもまだまだ足りねぇ 行くぜ相棒何処までも

今日は毎年恒例のバイクイベント
「スズキ舞洲ミーティング」通称「舞洲変態祭」
何故バイクイベントなのに「変態」なのかは
そこいらの青白か黄色の大きなスズキのバイクに乗っている
お兄さんかお姉さん(稀少)をふん捕まえて聞いてみよう。きっと洗脳されるぞ。

朝からシトシト小雨が降っていたが
己の日頃の行いを信じて意を決してSVで出かける。
すると走り出して2分もすると雨は上がった。グッジョブ日頃の行い。

さて俺のこのイベントの目当ては
馴染みのバイク仲間に逢う事とガレージセールでのお買い物。
名物の南海部品ガレセを始め稀少スズキグッズも破格値で手に入る事が多いので
毎年この日は某所での某支部長ばりの「物欲魔人サンザイオー」と化す。

反面、最新モデルの試乗会には興味が無い。
スネちゃま的な自慢半分な言い方だが
竜洋テストコースでの洒落にならんレベルの走行会に慣れたら
普通の試乗会は正直どうしてもつまらなく感じてしまうからだ。

会場数分前に到着すると既に結構な人だかりだった。
各方面バイク関係の馴染みの面々や
直接の知り合いでは無いがこのテのイベントでよく見かける人も何人か見える。
初参加でたまたま早く着いただけの人は少ないっぽくて
皆が皆、試乗かガレセが目当てでその気合が窺える。
まぁ俺も人の事は言えない訳だが。

ゲート開場と同時に試乗目当ては受付に、ガレセ目当ては会場に、
各々の目的に向かって西宮の福男を選ぶ競争の如く猛然と本気ダッシュする。
これはこれでシンドイのだが実はちょっと楽しくもある。
今日の俺はかなり後方からのスタートだったが
メタボ全開ではあっても一応は元陸上部所属で
ここ最近はチャリ通勤往復18㌔で少しばかり鍛えている。
更にたまたまだが今日の靴は走り易いガトリングブーツだ。
その甲斐あってか我ながら素晴らしいロケットスタートが決まり
数十人を抜き去ってポイント圏内順位でガレセ会場に到着する。
お陰で色々と良いお宝をゲットする事が出来た。ビバ日頃の鍛錬。

開幕の戦が終わった後は各友人知人達との歓談。
滅多に逢えない人にも逢えたのでそれはそれで非常に楽しい。
遅れて家族も車で到着したので合流する。
息子に着せていた昔のチームスズキ純正の子供用ブルゾンが
スズキの年配スタッフ等に意外と好評だったり。

さてその息子のお目当ては
「炎神戦隊ゴーオンジャー」のキャラクターショー。
初めは悪者が出てきたのでイマイチ何かが分かっていなかったが
主役が出てくると一転して文字通りに「釘付け」状態。
最後の方では一緒にポーズもキメていた。

そんなこんなで昼過ぎまで過ごして帰路に就く。
流石に疲れたし腹も減ったのでoh!!嶋一家と共に
晩飯にしこたま焼肉を喰って解散する。

毎年の事ながら色々と充実したイベントであった。
今日逢った皆さん、挨拶もそこそこでしたがとりあえずお疲れした。

この掌が掴む命の重さになる まだ見えないよ宇宙の道標は

昨日で我が娘が6回目の誕生日を迎えた。
息子も来週には2回目の誕生日を迎える。

例によって誕生ケーキは姉弟で共有だが
今年は嫁が面倒臭がって安物のシャトレーゼだった。
まぁ俺にはどっちでもいい話だが。

毎年ながら過ぎてしまえば早いものだが
「もう6歳か」と「まだ6歳か」の
両方の気持ちがあって微妙な気分ではある。

性格や自我がハッキリしてきて長所短所もそれなりにあるが
今の所は俺達両親を含めて色んな人々のお陰様をもって
女の子として普通に元気に適当に育ってくれている。

これから先どんな成長をして行くのかは知らないし
親としての望みを語りだせばそれこそ本当にキリが無いが
最低限としてきょうびの論外に悲惨な事件や不幸に巻き込まれる事無く
俺よりは長生きして欲しいモンだ。

そんな娘の前歯が誕生日を前におもむろに何本か抜け始めた。
それ自体は非常に自然で健康的な話ではあるが
見た目的に今現在は笑うと完全にアホの子だ。

俺の歯並びは別段普通で特に悪い方ではないが
基本的に骨太のせいか乳歯を抜くのにエライ苦労した覚えがある。
母親も田舎の人間なので歯医者なんぞには縁が無く適当にグラついた時点で
乳歯を糸で結んだりペンチを使ったりと言う漫画みたいな光景で
痛がって泣きじゃくる俺にお構い無しで無理矢理引っこ抜かれた覚えがある。

それに比べるとやはり女の子なのか単なる体質なのか
食事中に自然に抜けてしまうってのは
非常に楽な反面いささかつまらぬ気もする。
乳歯については俺似の骨太MENっぽい息子に期待しよう。

それはそれでいいとして抜けた歯の処理はどうしたものか。
古くからの日本の風習では上の歯が抜けたら地面へ、
下の歯が抜けたら屋根へ放り投げるのが一般的だが
我が家はマンションなので屋根も無ければ土の地面も無い。

更に今の時代ヘタにそこいらに捨てたら色々とやかましそうだし
冷静に考えれば人間の歯が道端に素で落ちてたら普通に怖い。
臍の緒と一緒に仏壇にでも保管しておくかね。


さて話は変わるが今週末は毎年恒例のバイクイベント、
「舞洲スズキミーティング」通称「関西変態祭」だ。
天候はどうやらイマイチっぽいが余程の事が無い限り参加確定。
ガレージセールの買い物やバイク仲間の皆に会えるのは勿論楽しみだが
実は息子に付き合って見ていたら年甲斐も無く俺まで見るのが楽しくなってきた
「炎神戦隊ゴーオンジャー」のショーが密かに楽しみだったりする。