BIKER?NO!! RIDER?YES!!!!

人生の半分以上がライダー生活になった
エロいおっさんT-MANの日記です。

時を重ねて育つ夢は 出会いの時を待っている

2011-11-28 23:06:46 | その他
R40以上推奨のちょいきっついヲタ話。




 さ!さ!き!! いさお!ま!つ!り!!! 


ハイ!! コレで何の事だかわからん人はすぐにブラウザ閉じるが賢明です。

俺にとっちゃバイクネタがそうである様に
言うなればウインカーの点け方を説明するに等しい事柄なので
イチイチ細かく説明しないから付いてこれる人だけ付いて来な。















そんな訳で先週の祝日に近所の大型ショッピングモールで
大御所歌手「ささきおさお」のミニライブイベントがあった。
前々からこのショッピングモールはいつぞや書いた「串田アキラ」を始め
「影山ヒロノブ」「遠藤正明」「きただにひろし」「五條真由美」「松原剛志」
とちょっとしたアニヲタや特撮ヲタならすぐに分かるマニアックな歌手の
ミニライブイベントを幾度となく催している。

恐らく経営陣の中にアタマのおかしい理解あるツワモノが居ると推測されるが
アニソンライブのチケット争奪までする根性のない
プアでヘタレなヲタクとしては有難い事この上ない。

一部の人は御存知の通り俺はモデラーでもないのに数万円のプラモを買ったり
唯一所有してる映画DVDがそれ関連のみだったりする
宇宙戦艦ヤマト好きなオッサンだし(ただしキムタクのコメディ映画は除外)
串田アキラに負けず劣らず大好きな歌手なので一も二もなく行く気満々。

同じくヤマト好きなマイミクのR君を誘い開店ダッシュで家族分の観覧席を確保する。
その日は店のクリスマスイルミネーションの点灯式とやらも併催されるので
16:00開演のミニライブ→いさお氏をゲストに外での点灯式の流れだ。
観覧席整理券を確保したら一旦家に戻り昼飯喰ってダラダラして鋭気を養う。

そしてもう一度店に赴き開演時間。
会場を見渡すと満席の観覧席のかなり後ろの方まで立ち見の人の壁、
ステージを上から見れる2~3階の吹き抜けも周辺も人で一杯だ。
人の事は言えないが中年~初老のオッサンオバハン率が高い高いw

一発目から新造人間キャシャーン。勿論会場の中年ヲタクども皆テンション
その後大空魔竜ガイキング、闘将ダイモス、UFOロボグレンダイザー
ゲッターロボ、ザ☆ウルトラマンといった
俺の幼少時代にDNAに深く刻まれたアニメのテーマを中心に次々と歌う。

実は70歳近い爺さんの筈なのに何だこの艶のある声は…
衰えが微塵も感じられないTVで聞いたそのままの歌声が
ホールでも何でもない只の店内ステージに大きく響き渡っている。

そしていさお氏自身も「アニメ自体がイマイチ不人気だったので」
と苦笑していた曲ではあるが実は俺の一番のお気に入りの曲
BSアニメ「銀河鉄道物語」の主題歌、「銀河鉄道は遥かなり」を披露してくれた。
どマイナー曲だけにまさか歌われる事は無いだろうと思っていたのでかなり感激。
   ↓


結局ミニライブにしてはかなりの長時間に亘って色々歌ってくれて
最後に定番中の定番、「真っ赤なスカーフ」と「銀河鉄道999」で〆。

ん?もう一つの超定番のアレは?と思ったが
それは18:00から店外で行われるイルミネーション点灯式で最後に披露するらしい。
しかも店外なので原則的に写真も動画撮影も自由だってのがこれまた嬉しい。
(流石にここでの動画公開は控えておくが)

しばし時間を潰して18:00。勿論ステージ最前列で待つ。
点灯式前に地元のローカルアイドル?なのか
AKBだかモモクロだかっぽい小娘集団が3~4組ほど歌と踊りを披露しに現れた。
我が娘と歳の変わらぬ娘も居て年齢に似合わぬ化粧と衣装で
頑張ってフリフリ歌って踊っちゃいるが悪いが俺にゃその時間は苦行でしかない。

点灯式の大トリでやっといさお氏再登場。
カウントダウンと共に巨大な店の建物全体に満遍なく
色とりどりの地球に厳しそうな無駄な電力垂れ流しの電飾が点灯される。

そして始まる聞き慣れたイントロ。
「宇宙戦艦ヤマト」のフルコーラス生歌をじっくりと堪能する。
唯一の不満は前で踊るアイドル小娘ども、オマエラ邪魔だ。



これにて本日のイベント無事終了。
サイン色紙を貰う為に買ったCDを車のHDDに録音しながら
余韻に浸りつつ明日は仕事のR君を駅まで送って家に帰る。

子供達、訳のわからん大人のテンションに丸一日引きずられてめっさ不機嫌。
まぁ他所に比べりゃ色々と濃ゆい英才教育をされている我が子でも
流石にいさお氏の良さを理解しろってのは無理があったか。

限界なんてブチ壊してやれ自分の手で 昨日よりstep up!!

2011-11-09 23:02:30 | その他
今年の秋に大阪で開催された一大イベント
「大阪マラソン」

…の参加抽選に見事に外れた俺は
その一週間後に関西空港近くで開催される
「りんくうリレーマラソン」にエントリーした。

ガチのフル42.195キロの大阪マラソンと違って
1周2キロ×10周のコースを年齢制限なしの4人~10人までのチームで
制限時間内に適当にダラヌルと走れば良しって趣の
マラソンと銘打っちゃいるが要はゆるゆるランニング大会だ。

ゆるゆるだけに参加費もお手頃だし交代走行だから嫁とエントリーしても
子供の面倒を誰かに頼む必要も無いしでそれはそれで気楽に楽しめる。

でもどうせ走るならベストなコンディションで走りたいので
10日程前から体調整を意識して万全の状態になる様に心がけた。

が、そんな俺の計画を嘲笑うかの如く本番の2日前に嫁がまさかの足骨折。
嫁がリビングで座ってた時にふざけて遊んでた息子が
物理的に上空から落ちてきて足の小指の骨を折ったらしい。
翌日医者に行くと全治2ヶ月との診断。

…使えぬ…肝心な時に心底使えぬクズ…だから貴様は駄目なのだ…
などと兵頭会長的な悪態を付くもまぁ折れちゃったモンはしゃーない。
4人チームが3人になるが今更選手の補充は厳しかろうし
参加費が1人分無駄になるが俺がその分走るしかなかろう。
…と思ったらよく考えりゃ年齢制限無いって事は子供でもOKって事じゃん。

本来なら最大の戦犯である息子を代理出場させるところだが
流石に5歳児は戦力としては些か不安なので
その姉の9歳児に駄目元で話を振ってみる。

母親の血が濃いのか基本的に面倒臭がりな娘なので
走った事の無い2キロなんて途方も無い距離は
断固拒否されるかと思いきや意外にも興味を示してきた。

どうやら先週の大阪マラソンイベントで買い与えた
アシックスの子供スポーツシューズ「レーザービーム」を試したいらしい。
娘にすれば俺がランニングに履いているのと同じアシックスブランドだから
この靴さえあれば自分もガンガン走れる様になって
流行りの「瞬足」を履く男子連中にも競走で渡り合えるし
少々長い程度のマラソンなら十分こなせると妙な盲信を抱いているっぽい。

靴程度で基礎体力や走力まで上がれば苦労は無いし
父親の走力は靴の性能のおかげと思われてる感じがして腑に落ちないが
折角やる気になってるならわざわざ水を差す事も無かろうし
本番で己の限界を思い知って絶望するのもまた人生勉強也。

そして当日。
ランナーである俺、娘、俺の弟、相棒oh!!嶋の4人に
それぞれの家族で会場のりんくう公園に向かう。
不安視されていた雨も早朝には止んで曇ってはいるが
日差しが照るよりは走りやすい良いコンディションだ。
ド素人の我が娘と走れはするが少し踵を痛めているoh!!嶋で2~3周、
俺と弟で残り7~8周を請け負う事にする。

まずは弟が先陣スタートを切り第2走者は俺。
浜辺沿いの公園散歩道だが意外とアップダウンも多く
たかだか2キロとはいえ場所によっては結構しんどい。
俺の後にoh!!嶋が走るが彼も慣れないアップダウンコースに
自分のペースが上手く掴めずに1周目でかなり消耗する。

その後、弟と俺が2周回目を走り娘の出番。
母親に「歩くぐらいのペースでいいから絶対に急ぐな」
とアドバイスされてタスキを受け取ってトコトコと走り出す。
俺は公園全景を見渡せる中央高台に行き様子を伺う。

500m地点、1キロ地点と順調に通過。
1キロを越えた先にある長い上り坂に差し掛かってもペースが落ちない
…つーか逆にペース上がってね?あ、見知らぬオッサンと他の子を抜いた。

結局娘は俺の想定よりずっと速く初挑戦の2キロを走りきった。
流石にしばらくゼーゼー言ってたものの数分もすると回復して
息子と一緒にアトラクションのトランポリンで遊びだした。
「オマエめっちゃ余裕やんけww」と弟がツッコむ。

その後は俺と弟で周回を重ね
最後に回復したoh!!嶋がラストアンカーを無事に走りきり
何とか制限時間内に無事に完走。脳内BGMにサライが流れる。

娘が余裕で走りきったのは俺達夫婦には意外な結果で
普段から基礎体力を育てようと水泳や拳法を習わせて
室内よりなるべく外で遊ばせていたのが地味に功を奏したのだろうが
親としては子供の成長を実感できる良い機会になった。
まぁ靴の性能過信による妙な思い込みの力も大きかったのかも知れんが。

こうなると今回は参加免除した息子も来年あたり一緒に走らせてみるかね。

嫌々な家族を無理矢理巻き込む迷惑スポルツメン親父になる日は近い。