この掌が掴む命の重さになる まだ見えないよ宇宙の道標は

昨日で我が娘が6回目の誕生日を迎えた。
息子も来週には2回目の誕生日を迎える。

例によって誕生ケーキは姉弟で共有だが
今年は嫁が面倒臭がって安物のシャトレーゼだった。
まぁ俺にはどっちでもいい話だが。

毎年ながら過ぎてしまえば早いものだが
「もう6歳か」と「まだ6歳か」の
両方の気持ちがあって微妙な気分ではある。

性格や自我がハッキリしてきて長所短所もそれなりにあるが
今の所は俺達両親を含めて色んな人々のお陰様をもって
女の子として普通に元気に適当に育ってくれている。

これから先どんな成長をして行くのかは知らないし
親としての望みを語りだせばそれこそ本当にキリが無いが
最低限としてきょうびの論外に悲惨な事件や不幸に巻き込まれる事無く
俺よりは長生きして欲しいモンだ。

そんな娘の前歯が誕生日を前におもむろに何本か抜け始めた。
それ自体は非常に自然で健康的な話ではあるが
見た目的に今現在は笑うと完全にアホの子だ。

俺の歯並びは別段普通で特に悪い方ではないが
基本的に骨太のせいか乳歯を抜くのにエライ苦労した覚えがある。
母親も田舎の人間なので歯医者なんぞには縁が無く適当にグラついた時点で
乳歯を糸で結んだりペンチを使ったりと言う漫画みたいな光景で
痛がって泣きじゃくる俺にお構い無しで無理矢理引っこ抜かれた覚えがある。

それに比べるとやはり女の子なのか単なる体質なのか
食事中に自然に抜けてしまうってのは
非常に楽な反面いささかつまらぬ気もする。
乳歯については俺似の骨太MENっぽい息子に期待しよう。

それはそれでいいとして抜けた歯の処理はどうしたものか。
古くからの日本の風習では上の歯が抜けたら地面へ、
下の歯が抜けたら屋根へ放り投げるのが一般的だが
我が家はマンションなので屋根も無ければ土の地面も無い。

更に今の時代ヘタにそこいらに捨てたら色々とやかましそうだし
冷静に考えれば人間の歯が道端に素で落ちてたら普通に怖い。
臍の緒と一緒に仏壇にでも保管しておくかね。


さて話は変わるが今週末は毎年恒例のバイクイベント、
「舞洲スズキミーティング」通称「関西変態祭」だ。
天候はどうやらイマイチっぽいが余程の事が無い限り参加確定。
ガレージセールの買い物やバイク仲間の皆に会えるのは勿論楽しみだが
実は息子に付き合って見ていたら年甲斐も無く俺まで見るのが楽しくなってきた
「炎神戦隊ゴーオンジャー」のショーが密かに楽しみだったりする。