祇園祭の山鉾の隅っこをみると、京都商人の贅沢さがわかります。
↓ 自動車でいえば、ホイールキャップ。贅沢なホイールキャップやな。
↓ 螺鈿細工です。
ムチャクチャ高そう。←貧乏人の感想はいつもこれ(笑)。
これがお金の使い道の王道、本当の贅沢というものなんでしょうね。
祇園祭とはあまり関係ないですけど、山鉾巡業を見にいった御池通に行く途中、図書館で借りた意匠(デザイン)の本で見たような看板が目に入ってきました。「柚味噌」で有名な店の看板です。書や陶芸、美食家で知られた北大路魯山人が書いたものです(写真の看板はレプリカで、本物は店内にあります)。
本来なら、うやうやしく美術館に展示されているかもしれないような魯山人が書いた看板が店先にぶら下がっているのが「京都」なんですよね。
ほんまの贅沢ってのは、こういうことなんですよね。