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基本書か過去問か

2008-08-07 07:59:37 | Weblog
神戸三宮 経営管理労務事務所
所長 社会保険労務士 小河美里 (登録番号第28080030号)
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共同経営者の水野さんの話だと、司法試験というのは、「条文、判例、過去問」が三種の神器だと言われているそうです。
「基本書はなぜ入っていないのですか。」と尋ねたら、当たり前過ぎて、言うまでもないから入っていないのだろうとのことでした。

司法試験の場合は、論述が最も難しいのですから、基本書などは完璧にマスターして、基本書の著者の思考回路が脳に染み付かないと合格答案が書けないそうなので、当然なのでしょう。
基本書をマスターしても、合格できない人が多かったので、いろいろなものに手を出さず、結局は、条文、判例、過去問を繰り返せという金言のようです。

さて、社労士の試験では、条文の重要性が言われることはあまり多くありませんが、条文の知識がそのまま出されることが多いので、言うまでもないということでしょうか。
水野さんの話では、知っているか知らないかだけを問われる試験は、一番簡単だということになるのですが、味気の無い数字などを覚えなければならないので、社労士試験もかなりの苦痛を伴う試験であることは間違いありません。

ところで、社労士試験では、基本書と過去問とどちらが重要なのかということが、よく議論されます。
そんなことを議論する暇があれば、一つでも知識を覚えたらどうですかと私などは言いたくなってしまいますが、受験する方、特に初学者にとってはとても重要なことのようです。
何に重点をおいて勉強するかを知りたいからでしょう。

前にも書かせて頂きましたが、私は、基本書派でした。
実際に、私自身は、今も基本書を嫌というほど繰り返すことが合格への近道だと思っています。
自分がその方法で合格したからです。

しかし、基本書を一度読んだら、過去問を繰り返して、解説で不十分なところを基本書で確認する方法の方が、良いという合格者の方も多くいらっしゃいます。
確かに、過去問で出されたことが本試験では繰り返し出題されますので、過去問は重要です。
また、試験では、正に問題を解くのですから、その訓練が必要なことは言うまでもありません。

これは、結局、勉強方法の確立の問題なのです。
基本書を繰り返しました、過去問を繰り返しましたと合格者の経験を聞いてみても、それだけでは何が合格につながったのかわかりません。

なぜならば、繰り返した回数も人それぞれですし、その勉強の質が人によって全く異なるからです。

基本書を3回読んだだけで、合格したという人もいれば、10回以上まわしたけど、不合格だったという人もいます。
表面的なことでは何もわからないのです。

では、どうすればいいのでしょうか。
まずは、好みです。
いろいろな勉強方法がネットや本や予備校の情報から知ることができますので、その中から、自分に一番合っていそうな勉強方法を始めてみるのです。
結局、合格してみなければ、合格する方法はわかりません。
当たり前のことなのですが、合格しないと合格するためには、何をするのが良いのかなどわからないのです。

だからこそ、ウダウダと何もしないで考えているよりも、始めるということが大切なのです。
そして、もっと大切なことは、自分に与えられた状況の中で、極限までがんばることです。
合格できない方はこれができていません。

社労士試験の勉強は、結局、基本書読んで、過去問を解く、あるいは問題集をやる、模試を受けるということくらいしかないのですから、死ぬ気になってやってみるのです。
最低、基本書と過去問くらいは、3回まわしてみるのです。

それで、受かってしまう人もいますし、届かなくても、これを真剣にやっていれば、自分に何が足りないか、どこが悪かったかがわかります。
死ぬ気でやらないから、何が足りないのかわからないのです。
何もかも中途半端だから、何もかも足りないとしか判断できないのです。
これではいつまでたっても合格できません。

ただ、確かに、がんばりたいけれども、がんばりかたがわからない、何をどうしたら良いか全くわからなくなってしまったという方はいらっしゃるでしょう。
だから、私は個人レッスンを始めようと思ったのです。
実際に、個人レッスンをさせて頂いていると、まだまだ勉強が進んでいないけれども、社労士試験にとても向いているな、やり方さえ間違えずこのままがんばれば、まず間違いなく合格するなと感じる方は多くいらっしゃいます。

資格試験の勉強方法に特殊なものはありません。
だから、本質的なことを何度も何度も繰り返し申し上げるしかないのです。

-つづく-

家庭教師の方法は、メール及び電話でのやり取りになります。
具体的な勉強方法は、個人個人のご環境、ご事情によって異なりますので、まずはどのような勉強方法、受験プランを立てるのが良いかというところから細かく指導させて頂きます。ご興味のある方は、どうかお気軽に下記お問合せフォームからご連絡下さい。

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みぃたんの「ちゃんと社労士やってます!」 ※’08.8.8更新

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<社会保険労務士試験>

非常に人気が高くなって、ますます難しくなっています。特定社会保険労務士の制度ができて、社会保険労務士も労働関係の裁判外紛争解決制度における「代理人」になることができるようになったからです。紛争代理人になることができるのは、これまで弁護士だけでしたが、その独占的な業務を社会保険労務士も扱えるようになったのです。個人的には、今後、憲法と民法が受験科目に加えられるのではと考えています。実際に、特定社会保険労務士の研修には、この2科目が加えられています。労働法は、この二つの法が基礎にありますし、知らないと実務ができないからです。

社会保険労務士の仕事の魅力や将来性については、本業のブログで詳しく書かせて頂いていますので、ご興味のある方は以下をご覧下さい。

「社会保険労務士のお仕事」

「なぜ社会保険労務士なのか」

「社会保険労務士としての独立はずっと先のことだと思っていました」

「サービス残業代が社会保険労務士としての独立のきっかけ」

「社会保険労務士として困っている人の力になりたい!」

「サービス残業などの労働問題は労働者だけが悪いのでしょうか?」

「社会保険労務士も法律家としてのバランス感覚が大切」

「社会保険労務士としての方向性」

「社会保険労務士も弁護士のような二つの顔を持つ」

「社会保険労務士の資格は営業ツール?!」

「サムライ業-社会保険労務士-のチャンス」

「社会保険労務士もお金がなければ・・・・・」

さて、このように社会保険労務士の将来性が高まったために、難化の一途をたどる社会保険労務士試験ですが、決して、昔の旧司法試験のように、5年も10年もかかって勉強する試験ではありません。基本的な勉強方法を間違えなければ、働きながらでも1年で一発合格できます。

ただ、初めて法律関係の資格試験を勉強される方にとっては、導入部分がとても難しいと思います。
特に独学だと、本屋でテキストを購入しても、10ページも勉強しないうちに、やめてしまう方が多いようです。
また、働きながらだと、何十万円もの予備校の費用を支払ったにも関わらず、すぐに通わなくなってしまったという話をよくお聞きします。

このように、独学は、「費用がほとんどかからない」「最大限に時間を有効的に使える」という点でメリットがありますが、「勉強を始めるのが難しい」「勉強が続かない」「分からないところがある時に質問ができない」「分からないところだらけで勉強するのが嫌になってしまう」といったデメリットがあります。

逆に、予備校への通学の場合は、「勉強を始める場合に入りやすい」「間接的に強制されるので勉強が続きやすい」「受験仲間が出来る」「多くの受験情報が得られる」というメリットがありますが、「何十万円という費用がかかる」「通学や講義を聴く時間がもったいない」「勉強熱心ではないグループに入ると結局傷の舐め合いで終わってしまって逆効果になる」というデメリットがあります。

しかし、独学と通学のデメリットは、インターネット家庭教師の個人レッスンを利用すればほとんど解消できます。さらに、独学と通学のメリットの全てを得ることができます。

すなわち、「自宅で勉強できるため最大限に時間を有効に使える」「勉強を始める場合に入りやすい」「勉強が続きやすい」「受験仲間ではありませんが実務家である合格者から適切な指導を受けられる」「勉強を続けるメンタリティーの維持もフォローしてもらえる」「いつでも自分が好きな時に質問ができる」というメリットがあるだけではなく、個人個人の状況や勉強環境や費用負担の余裕に合わせて、あなただけの合格までの受験プランを組むことができるのです。

しかも、個人レッスンにかかる費用は予備校よりも格安の月謝制(厳密には4週間毎の更新で税込み1万円)になっており、いつからでも始められますし、独学が可能になれば、いつでもやめることができます。また、いつでも再開することができます。
入会金等が一切ありませんので、ご都合に合わせて自由にご利用頂けます。
従って、全くの初学者の方から、働きながらの勉強で苦戦されておられる方まで、全ての受験生の方にきめ細かく対応させて頂けます。