有卯です。
トランプ大統領への華美で過剰な、これでもかってほどの「おもてなし」がそろ
そろ終了する頃に「おもてなし」関係者を叱るような大きな事件が起こりました。
この数週間の間に次々に起こった惨劇を他人事のように語る言葉を持ちません。
被害者もご家族も襲ってきた事実をすぐには受け止めきれず、これから長い時間を
苦しんでいかれるのでしょう。とても気の毒でならない。
なんと言っても非力な子供や女性の犠牲は私たちの胸を傷めてきます。
全天を約３０年で１周する土星。
前回の山羊座土星期には湾岸戦争が勃発しました。
当時公開された空爆の映像はまるでゲーム画面かと思うほどで、ピンポイント攻撃
の下で数多くの人々が死んでいる事を肌にも感情にも全く感じさせないものでした。
いかにも土星的な乾いた無機質な殺戮以外の何ものでもなく、戦争の形態が大きく
変わったことを私達に強く示したのです。
今また山羊座に土星が回帰しましたが、今度は冥王星と合を作っています。
老練な施策や強制が私らの社会を閉塞感で息苦しくしてきます。
土星が作る壁の中で、死を司る冥王星が戦争でなくても無差別に命を奪うドアを開
いているようです。同時に牡牛座の天王星は身体をバラバラに損壊してしまいます。
山羊座冥王星による社会や組織の作り替えは日本に貧富の差をもたらしました。
貧富の差は子供らの学力の差になり、次世代へこの差が繰り返されていくのです。
土星の狭い領域の中で劣等感を持たされたり、未来への希望の無さに子供から大人
まで生きる力が弱っていると思えてならないのですが。
また火星が双子座にあった時は交通事故の形で危険が現れましたが、現在その火星
は蟹座を進んでいます。
自分の居場所や家庭・家族に問題を抱えたり、蟹座の真骨頂の仲間作りができずに
疎外感が生じたり、思うようにならないからと否定してきます。
心身を浄化することができない自分自身への怒りと同時に、八つ当たりのように周
囲へも鋭い視線を向けてしまいます。
火星は海王星のように人を厭世観の沈黙にひたったりはさせません。活動や行動に
よって悩みや問題を解決しようとし、それが時には攻撃的になってしまうのです。
土星と冥王星の合が作られ、蟹座火星のように身近なところに危険な場所や人がい
る限り、誰が次の犠牲になっても不思議はありません。
土星・冥王星の合は来年のオリンピックが終わってもまだ続きます。しかも木星も
参加しますから発展運の人はよりラッキーに、そうでない人はしんどいかな。
とりあえずは自分の出生時のチャートを重ねて厄除けの道を探して見ることです。
私なんか・・・・かなり危ないのでどうしようかなあ。
今日も訪れてくださってありがとうございます。
