有卯です。
今日23日5時過ぎに太陽は天秤座に入りました。
活動宮の4サインに太陽が入る時が、春分・秋分・夏至・冬至と呼ばれます。
===テレビによると今年昼夜の長さが同じになるのは来週日曜日だそうです==
四節季のチャート図はマンデン占星術と言って、これから3ヶ月の社会の様相、世相に
ついて語られるものになります。
天秤座太陽は7室に入りドラゴンヘッド(ノースノード)と合しています。
月は山羊座24度で11室に入っています。
太陽・月はトラインのアスペクトをとり、土星が射手座0度で太陽・月とセクスタイル、
これで7室から11室にかけて小三角形が作られています。
国体・国政を現す太陽は民衆・大衆心理を現す月と足並みをそろえ、堅実に着実に目標を
遂行し成果を上げていこうとします。
何に成果を求めようとするのか、射手座土星は外交・貿易・ 海外との交渉・法律関連への
規制や制約などが机上に上るでしょう。また土星は10室山羊座の主星で、滞在中の冥王
星と組んで国政基盤を大きく塗りかえようとします。
太陽と合するドラゴンヘッドは、良い意味では人との輪が広がり繋がり合うと読めますが、
このヘッドは頭のみでお腹がありません。だからいくら飲み込んでも満足できずに、その
欲求は果てなく続きます。
国がその体制に置いても民衆に対しても、望むものは貪欲で終わりがありません。
重要な点として太陽はMCと90度スクエアになるので全てが絶好調とはいかないでしょう。
失敗や不運、時として災害の発生もあります。
月は人気を現し国は国民からの人気を望み、国民は国に外交を有利に運んで欲しいと望み
ます。実務をやり遂げて欲しいのみで、両者に和気あいあいといった雰囲気はあまり生まれ
ません。
国民は射手座土星と近くにいる冥王星から独自に堅実な生活方針を立て、暮らしの大変化に
合わせ意識改革をやっていこうとします。また射手座土星は土星的な縛りが緩み、方向性が
決まれば精神性の向上やキャリアのステップアップに役立ってくれそうです。
ただこの月は1室牡羊座天王星とスクエアになり全てが予定通りには運ばずいらつくことも
あるでしょう。牡羊座は今回狭在星座になり、そこに入る天王星と合わせて牡羊座らしい
パイオニア精神やバイタリティが弱まりやすい時期になります。
収入の部屋は牡牛座でその主星金星は6室労働の部屋=獅子座部分に入っています。
この6室には他に火星(獅子座)と木星(乙女座)が入室しています。
勤労や収入に期待が持てそうな気配です。
そのためには大衆受けするような商品、技術、サービス業、に工夫が必要になります。
また火星は短期労働、アルバイト、派遣社員などを意味しますが、金星と木星の間に挟まれ
こちらの労働環境も改善されることでしょう。火星はMCとトラインになるので競争心が強ま
り、活躍の場が増えそうです。ただ土星とはスクエアになり正社員への登用など長期雇用は
難しいと思われます。
金星と天王星はトラインですから趣味や娯楽や恋愛、ショッピング、店舗などに多様性が
あり楽しめますが、飽きられたり刺激を求めたりで長くは続かないでしょう。
ラッキーなポイントとしては一時所得があるかも、です。
火星は文字通り軍事力を現すので、軍需産業が展開される気配もあります。
資産・国庫を現す8室蠍座の主星・冥王星はこの木星とトラインです。日本は備蓄を怠らず
財力を温存できるでしょう。電力会社など大企業への手厚い保護が効果あると言えます。
この木星に魚座・海王星が180度オポジションです。
ヨーロッパでの難民受け入れ問題に過剰に関わると、裏切りや背信の原因となり大きな損失
を呼び込みそうです。ただ拒絶すると今度は世界的に信用を無くしそうなんで、しばらくは
静観し、のらりくらりとやり過ごすのが賢明みたいです。
懸案の領土問題ですが、大掛かりな舞台にあげて話あうのがベストのように思います。
言質を取ったり取られたりの攻防がありそうです。
天王星と7室天秤座・水星のオポジション。この水星と冥王星のスクエアのアスペクトが
生じます。交通事故などの危険な事件や、ネット障害、知財トラブルがあったとしても、
広がる情報取り込み社会、ネットや電脳ツールへの依存、何ごとかへのマニアックな傾倒は
止める事ができません。特に社会に適応しにくい人にとっての逃げ道になっていそうです。
そういったネット環境からの恩恵や利益は誰もが受ける事ができ、現代ならではのものです。
私達は慎重に楽しんでいけばいいと思われます。
農業や漁業など第一次産業に関心を持ち、食物自給率を上げていくべきですが、その面で
政府、行政を動かしていきたいものです。
そんなこんなで今期は、ラグビーW杯のようなハイリスクハイリターンを望めるのは政府・
国ということで、国民としては生活防衛を工夫していきましょう。
今日も訪れて下さってありがとうございます。