有卯です。
今の家に越して来てかれこれ１８年になるけど、最近になって気がついた。
我が家は動線が悪いっ！ と。
リフォームした際１階に収納場所を作らなかったせいもあるけど、アイロンや
洋服や掃除機を上下階に運んだり、占いの下書きを１階で書いたらPCに打つ
ため２階へ上がり、時には食事まで部屋から部屋へ運ぶことがある。
庭は地形に段差があり見た目は面白いけど、これまた手入れの動線が悪くなり
重い鉢や土を持って動くのが面倒でしんどい。
さてなんで動線かと言うと、今年３月の春分図から先日の冬至図まで、見事に
１年の始まりから終了の到着点までこの動線が繋がっているのだ。
西洋占星術では３ヶ月ごとの四季図で１年間の社会の動きを読み解いていく。
今年の冬至は２０１９年１２月２２日１３時１９分。
(My Astro Chartなどホロ無料サービスで観てね)
春分図・冬至図ともASCに天王星、MCに土星と冥王星が乗っている。
春分で(西洋占星術では１年の始まり) 始めた事を冬至からの３ヶ月間で結論を
出すとか完成しようと働く星の動線がはっきり読み取れる。
政府・国家・大企業を受け持つ山羊座に宗教や経済や貿易に関する木星も入り
これらの分野で鉄槌が振るわれる。それは打ち壊す破壊や消失だけの意味では
なく刀鍛冶が刀剣を鉄槌で打ち鍛えるのに似ているだろう。
山羊座に集合した天体達は、素材から大きく姿を変えた安定した政治体制や大
企業の組織作りを固定させ完成させていくはず。
土星・冥王星は蠍座火星とセクスタイルの好角度を作っている。
カリスマ性のあるリーダーが登場したりリーダーシップが発揮されそうだ。
日本社会も世界も保守的でアナクロニズムで自国偏愛の傾向があるが、それは
山羊座に向き合う家庭や家族を受け持つ蟹座からの支持にも支えられている。
山羊座８度にドラゴンテールが入っているので過去の負債や代償を払うために
強権と実行力が必要だと説き、蟹座８度にあるドラゴンヘッドによって民衆に
将来は今より良くなると希望的観測を持たせている。
自分の感情や私生活を受け持つ月は蠍座８度の７室にある。
７室は対人関係の部屋で、ここに自分自身を表す月があるのは自分または自国
の好き嫌いやプライドを優先させてくる。
７室にはまた争いの天体火星も入っているので、これからの３ヶ月は人間関係
でも国家や企業間でも選り好みをし紛争の多い環境になりやすい。
それでも交渉による対話や擦り合わせをし妥協点を作り出そうとするだろう。
MCと並んで重要なASCは牡牛座７度。牡牛座２度に天王星が入り月とオポジ
ションになる。また１０室水瓶座２度に金星が入り、この３天体でTスクエア
を作る。
月＝民衆・国民はユニークな個性を持ちAIやネットなど新しい技術を取り込み
駆使して仲間づくりや暮らしの変化に対応していこうとする。スクエアは凶意
のアスとされるが、停滞感の中では次への変化のきっかけをもたらしてくれる
アスペクトとも言える。
天王星は春分時と同様にASC直近に位置するが、冬至では１２室になる。
働き方改革や襲来する災害で資産価値の変動など目に見える日常の変化を受け、
それによって私達の内面、コアな部分で大きな意識改革をやっていくだろう。
天頂の金星は民衆・国民に個性を磨く喜びを教えてくれる。
天王星も従順にならず自己満足でもいいから自己アピールをさせてくる。
政治や企業が「長いものに巻かれろ」とか「寄らば大樹の陰」的でありながら
私達はそれが容易く崩れることを知っている。私達は生き残るための進化の道
筋を模索しなくてはならない。
山羊座や主星・土星が望む事は、努力を続け重い責任と義務を果たすこと。
国も個人も困難を乗り越えていかなくてはならない時期で、また冥王星により
一瞬ですべてゼロになるような損失も避けられないこともあるだろう。
それでも倦まず諦めず続けた人には木星・土星合のグレートコンジャンクション
の恩恵を結果として受けることができるはず。
私達は大変な時代にいるなあと思うけど、生きていれば喜びも楽しみもあるはず。
とりあえず冬至図の3ヶ月間ぐらいは精一杯努力し、自分の為すべき事を義務と
思わずチャレンジだと思ってやってみたい。
その他、目立ったアスペクトは射手座水星と魚座海王星のスクエア。
知性・知力を活かせず嘘つきとか誇大妄想に陥りやすい。
行動範囲が広がり好奇心からアチコチに手出し口出しし、大雑把な言動や安請け
合いをしやすくなる。水星は双子座トランプ大統領と乙女座安倍首相のルーラー。
その場しのぎの人気取り政治はやめて欲しいけど。
今回の冬至図は蟹座のヘッド以外、天体は天球の上半分に位置している。
社会や世間で活躍する時でもあり世相を決定する時にもなる。またこれまで自分
がしてきた事への結果領域でもあるのでうまく運んでいることは継続し、反省点
は早速改善するようにしたいと思うのです。
今日も訪れてくださってありがとうございます。
