天皇杯2回戦、東京は来週の水曜に開催ですが、本日ほとんどの2回戦が行われるので、そのうちの1つ、残留争いでライバルになりそうなチームと、かつて東京に居たGKが君臨するチームを観に三ツ沢の試合に行ってきた。
日本サッカーの1部リーグに位置するJ1最下位のマリノスと、4部リーグのJFL首位、青森との対戦。前半はJ1最下位とはいえマリノスが攻勢を仕掛けるもGK廣末陸のビッグセーブの前に無得点。一方の青森は前半30分過ぎに、ようやく最初のチャンスでPK獲得という展開に。これを陸が落ち着いて決めて先制。
さらに2点目もGK陸からのキックが起点となり前半を2-0で折り返すと、後半もしっかりした守備でマリノスにゴールを許さず青森が2-0の快勝。
青森のスタイルは、奇しくも今季のボロボロの東京と同じ3ー4ー2ー1という布陣で、しかもGKからのリスタート時は後ろからしっかり繋ぐスタイル。ただ時にはロングボールも多用するなど、しっかり臨機応変に対応していて、完全にマリノスを逆手に取る横綱相撲の内容でした。ビルドアップでも東京では頻繁に見られるパスミスも少なく、東京の悲惨なほどの成熟度が身に滲みている者からすれば、はるかにそれを上回るサッカーをしてましたね。
前半、1度だけ相手にプレゼントパスというミスからのピンチがありましたが、それをも凌駕するビックセーブを連発、さらに先制のPKも決めるなどまさにマンオブザマッチに値する活躍を見せた陸。久々に生で観たけど、すごくたくましく見えました。今日の試合だけでは判断するのは難しいですが、今季の東京で試合に出ている大志や波多野より、明らかに今日の陸のほうが素晴らしかったです。
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