goo blog サービス終了のお知らせ 

SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発草案】作業メカ(仮称)手首デザイン考案中

2010-06-15 01:27:26 | Laboratory
手首の製作に入る前に、詳細にとまではいかなくともデザインの方向性を確認する必要があったためジャンクパーツ箱から手首のパーツを色々集めて眺めてました。傍から見るとただプラモ眺めているだけのようですが、本人いたって大真面目。

さてさて…今回の場合、一応は人間的なプロポーション(少しずつ離れつつはありますが…)に準じてはいるものの、手首のデザインに関しては人間同様の五本指マニュピレーターにこだわる必要は無く、むしろ工業ロボット的なデザインの方が適しているのではないかと考えています。
これを前提に、更にいくつかの条件を踏まえながらフォルムを模索してゆくことにしましょう…。

まず腕部は1パーツ構成ですので、(恐らくは)左右サンドイッチ式に型から抜けるようなデザインであること。
次に原型段階で左右両方兼用できるような左右、または上下がシンメトリーの造形であること。
そしてジョイントピンを保持することで付属品を持たせる構造であること…つまり、ジョイント孔が開いていること。

…以上が最低限必須の条件となります。
特にジョイント孔、本体~各部位の接続が基本5㎜ジョイントであることを考えると、手首にも5㎜ジョイント孔とした方が気持ちは良いのですが、このサイズのフィギュアの場合、手に持つアイテムとしてのアクセサリーパーツが3㎜ピンとなっている場合が多いので、3㎜とするのが無難であると考えます。5㎜だと手首の巨大化が避けられないしね…。
ただしそうなると部品のかなりのスペースがジョイント孔に割かれて(穴だけに?)しまいますので、それほど細かいディティールは加えられないものと考えます、ここでもやはり巨大化を避けるために…。

即ち、デザインはシンメトリー&シンプルとし、3㎜のジョイントが開口している…、というのがそのコンセプト。
極端な話、こんな形状で良いのではないかと考えます↓


…いや、まぁ…これは本当に「極端な」例ですが…。

ただ一発ネタのために作ったこの手首を見ていて思ったのが、これはあえて図面を引かずに、3㎜内径パイプを中心にデコレーションしてゆく形で組み立てていった方が面白いのでは…といった事。
かなり出たトコ勝負でリスキーですが、何か楽しそう。
まぁ、失敗したら作り直せば良いだけですからね、まずはその線で行ってみますか…!











おまけ

私は昔から、良くも悪くもシンプルが好き。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【開発記録】作業メカ(仮称)... | トップ | 【開発記録】作業メカ(仮称)... »
最新の画像もっと見る

Laboratory」カテゴリの最新記事