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SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発草案】ジョイントピン比較覚え書き・前編

2025-06-29 02:06:04 | Laboratory
BOOTHでの商品、およびWF2025夏販売物として現在制作中であるドロイド『ワーカー』の可動部ジョイントピンを、特に確証も無くABSライクレジン製の物に換えたのですが、現段階ではまだ大きな問題は発生しておらず、どうやら商品として十分な強度が確保得でき…そう…かな?……という感触を得ております(まだおっかなびっくりではございますが

で、商品複製時に使用するジョイントピンをWF販売数分確保できたところで、ここで一つ色々と比較を書き連ねてみようかな…と考えました。

…まぁ、いわゆる「アナログ作業とデジタル作業の比較」という形になると思うのですが、ここで述べさせて頂くデータはあくまで私個人の「感想」や「感覚」に基づいた意見でありますので、決して科学的検証と積み重ねられたデータに即した世間一般的な評価出ない点だけは是非ご理解頂いてご覧下さいますと助かります。
また、比較対象は「市販ABS棒を手作業で加工したジョイントピン」と「光造形式3DプリンターによるABSライクレジン製の出力物」であり、例えば市販プラスチックモデルや玩具のABS製部品とはまた異なる点もご了承下さいませ。

さて、前半ではまず比較されるジョイントピンとABSライクレジン製出力ジョイントピンの概要を説明してゆきます。


《市販ABS棒製ジョイントピン》


これまで当企画で製作・販売され増しておりましたガレージキットに用いられていたジョイントピンで、ホームセンター等で販売されておりますABS棒(白色)を手作業による切断、断面の角を落とす面取り等の加工を行ったものです。
レジン複製時、商品パーツ内に埋め込む際に脱落防止のため内部埋没部分に5㎜では切り欠き加工を、3㎜では焼き潰し加工を行い、ピン自体の抵抗や強度によってねじ切れや脱落を防止する仕様になっております。
余談ではありますが、以前はホームセンターでも白色以外のABS棒が販売されておりましたが、現在は白色以外を発見する事が困難で複製品の本体色に関わらず白色のジョイントピンが標準仕様となっております。


《ABSライクレジン製3Dプリンター出力ジョイントピン》



光造形式の3Dプリンターを用い、専用の光硬化式のABSライクレジンでの出力によるジョイントピンです。
ピンの構造はデジタル作業でのモデリング時に脱落し辛い構造にデザインされており、各部品の内部スペースに合わせてコンパクトに収まるサイズで出力しており、今回は4種類のジョイントピンを用意しました。


…以上の二通りの方法で次回、新旧比較を行ってみたいと考えます。





余談:こうしたガッツリと語る必要のある記事はやX(旧witter)では色々と不足感を感じるもので、今後もやはりHPやブログの様な拠点は必要だな…と感じる次第です。

ん~…本格的に引っ越し先を考えてみましょうかね…。

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