SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【フォト作品】秘密司令室

2008-02-25 03:14:06 | Gallery
太平洋上に位置するSWORDの重要拠点の一つ、人工島『エヴーネ』には通常稼動する管制タワーの他に、VIPクラス『聖剣』のスタッフのみにしか知らされていないもう一つの管制司令室が存在する。
ごく限られたアーリータイプミゼットによって管理されているこの秘密司令室によって制御され、来るべき危機に備えて現在休眠状態にあるエヴーネの「真の姿」には『Leviathan』というコードネームが与えられていた…。



…といったショートストーリーをでっち上げてみました。設定自体は実際に用意されているものですが、画像の司令室は練習で作ったもので公式なデザインではありません(ショートコミックで使うかもしれませんが…)。
実はこれ自動車のコンソール下、ブレーキやクラッチペダルなどが並んでいるスペースにありものの素材を合成したものです。
日常にある素材もちょっとした工夫で遊びを演出するステージと化します。でもこういう遊びを我々は子供の頃既にやっていたはずなんですよね。布団やコタツが荒野となり、風呂場が海原と化す。子供の頃の脳内演出力はむしろ大人の、常識にがんがら締めにされた固い脳よりもずっと柔軟で優秀であったとも言えるのではないでしょうか?

床はパネルを描いたものに金属のテクスチャーを貼り付け、それを変形させて画像に合成。平面的な壁面パーテーション類であればこれでも充分見栄えが良く、擬似3Dのバーチャル空間を組み上げることが可能でしょう。今回の作例の本当の目的はこの実験にあったりします。

本当はね、こうした仮想のものではなく本物の基地アイテムも提供できると良いのですけど、毎度の事ながら現在はなかなか儘なりません。
しかも昨今の玩具市場の事情を見るとこうした欲求に充分応えてくれるアイテムがなんと少なくなったものだろうと思い知らされます。
とはいえ、後ろ向きな姿勢は何も産み出さないので、せめて今はCGの力を借りてその欲求を満たそうと考えます…。











負け惜しみ半分に、「…せめて充分な環境があれば…策はすでにあるというのに…」と、思わせぶりな発言だけは残しておこうかと。

な~に、ジュール・ヴェルヌ曰く、「人が想像したものは必ず実現することができる」さ!

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