【日用品＋】玉亀とノーム

中国製の亀の置物。石でできた物ですが材質はよく分かりませんのでとりあえず「玉」という大まかなくくりで呼んでおきたいと思います。
中国において「亀」は北の方位を守護する霊獣である玄武に通じる動物で、玄武は色は「黒(玄)」、属性は「土」を象徴します。
中国では五行が世界の理を構成する要素ですので錬金術における四聖と中国の霊獣とは若干の違い(…いや、簡単には擦り合わせができない程度の隔たり)はありますが、定義上ではノームのご親戚さんと認識できなくは無いと考えます。おまけに置物の材質は玉、相性が悪かろうはずがありません。













四聖と五行をはじめとして世界中に存在する自然律の具象を何とかして融合した理論を構築したい…というのは今に始まったことではなく当企画が始まった頃よりの目標の一つ(あくまでフィクション、作品世界のバックボーンとしてね)です。
「～一つ違っただけなのに割り切れないとは割り切れない～」というとある昔の歌がありましたが、奇数と偶数の幾何学的合致は限りなく「不可能」に近い命題であるように思えます。
当作品でも上手いこじつけを何としても見出したいものです。