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SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【カスタマイズ】イプシロンミゼットをチューンする・4

2009-01-24 01:52:56 | Custom-made
前回に引き続きABS片でイプシロンミゼットの部品のヒケを塞ぐ方法です。

大きなヒケが発生している箇所は主に…
●肩
●内腿
●脛部ふくらはぎ
●脛部くるぶし
…の以上4点を押さえておけば目立つ箇所は大丈夫でしょう(前記事参照)。

ABS片はいわゆる「溶きパテ」にして使用します。溶きパテの制作方法についてはいくつかの方法がありますが、模型のテクニックを扱った冊子などを参照にして頂けると確実と思います。ここではごく少量を製作する場合の方法に関してのみ記しておきます。

まずはヤスリで本体色と同じ色のABS片を削り、ある程度の量の削りカスを溜めてゆきます↓

今回は作業の跡が判り易いよう白い素体に赤いABS片で補修を行います。

削りカスは塗料の空きビンや金属製の溶き皿等に集め、そこに模型用の接着剤の「流し込み用」、または「リモネン系」と書かれたタイプを適量たらします。
この時接着剤はあまり大量に注ぐと溶きパテがユルユルになってしまいますので、削りカスがひたひたになるかならないかぐらいにとどめておきましょう。

これをしばらく放って置き(もちろん乾燥しちゃわない程度に)、ABSの削りカスが溶けてドロドロになったら爪楊枝等でヒケの部分に流してゆきます。
ヒケの部分の空間を埋め、気泡を作らないように流し込みを行います(気泡ができてしまったら乾燥後カッターか何かで気泡を削って、後日改めてその部分を埋めてください)。
溶きパテはあまり多量に流さず、軽くヒケの部分に盛り上がりができる程度にして下さい。
また、溶きパテは意外に乾燥後ヒケますので一度に作業を終わらせてしまおうと思わず、2~3度に渡って(その度に溶きパテを製作し)作業を行うと良いでしょう。『~4色セット』同梱のABS片は2~3体分程度は十分にありますので失敗しても(うっかり捨ててしまわなければ)大丈夫です。

こちらが最初の流し込みを行ったもの↓

この後数回同じ作業を行った後補修跡を削って慣らし、修正を行いますが、溶きパテを十分に乾燥させてから修正作業に移りましょう。ちなみに、私は個人的に1週間は乾燥させる事にしています。

と、いうわけで作例の方も十分に乾燥させてから改めて修正後の画像を更新いたします。
続きは後日…。

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