SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【カスタマイズ】イプシロンミゼットをチューンする・15

2009-04-02 04:00:38 | Custom-made
昨日の続き、間に合わなかった画像です。

で、こんな感じに曲がります。
ご覧の通り、このパーツ単品であれば今回加工したつま先だけでも十分自立(?)できるのですが、これでフィギュア全体を支えることはまず不可能です(念のため、これは工作の出来不出来や設計の問題ではありません。そもそも足の指というバランサーやフィギュア本体に自身を押さえつける重量が無い以上、この狭い面積で自身を支えること自体が不可能なのです)。
逆に立て膝突いたポーズの際には別につま先が曲がらなくとも(今度は自重が軽いが故に)、膝・つま先・片足首の3点で十分安定してしまうのです…このサイズのフィギュアに限った理屈ですけどね。

それでも矛盾承知でこういうポーズを取らせてみちゃいます↓

それでもこうした機構が求められる理由は、恐らく「飾った際に見栄えが良いから」ということに他なりません。
結論として、「ディスプレイ」を主要な目的とするのでない限り、生産的な見地からはデメリットばかりが大きい構造であると私個人は考えます。

補足するならば、この構造を否定するわけではなく、あくまで個人がカスタマイズするための要素である…と考えるべきなのでしょう。
そうした意味で今回の作例が何らかの参考になってくれれば何よりと考えます…。












現段階の結論として…EX素体には必要の無い構造と考えますが、こうしたカスタマイズ工作がしやすい「デザイン」は当然盛り込んでいくべきではあります。

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