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  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『特別展「本阿弥光悦の大宇宙」』

2024-03-08 09:30:15 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
絶対行く!と意気込んでたら某誌の読者プレゼントで招待券が。
まず初日に並び、嬉々として2回目を予定したら、その直前に予想外のところから更に招待券2枚。


1回目:初日1/16 2回目:2/28 3回目:3/5

招待券1枚は陶器に興味のあるダンナさんに進呈しました。

日本刀に興味を持ったその時から、何らかのタイミングで必ず目にする「本阿弥家」。
この本阿弥家、豊臣秀吉が本阿弥光徳を「刀剣極所(とうけんきわめどころ)」に任命したのがそもそもの始まりとされ、
この時に「折紙」が生まれたとされています(諸説あり)。
つまり本阿弥家の家業は、刀剣の研磨・鑑定・払拭(ぬぐい)。
ただし本阿弥光悦はそれのみならず「総合芸術家」として、後世の日本文化に多大な影響を及ぼしています。
そのジャンルたるや書・陶芸・漆芸・能楽・茶の湯等と幅広く、数寄者としか表現のしようがないほど。

私の最大の目的はもちろん「日本刀」。
中でも光悦の指料と伝わる唯一の刀剣「重要美術品 短刀 銘兼氏 金象嵌 花形見」とその拵。
1回目の朝1に行った時は本当に会場内も余裕があって、存分に観ることができたのが嬉しかったです。
2018年の京博以来の「国宝 短刀 銘 吉光(名物 後藤藤四郎)」も出てました。
一番良かったのは「国宝 短刀 銘 尾州長船住長重 甲戌」。
それから「重美 短刀 銘 来国次(名物 鳥飼来国次)」。
来は個人的にはスタイリッシュなイメージが強かったのですが、覆されました。

蒔絵も書も時間がとけるほど素晴らしかったです。
そして陶芸。題して「土の刀剣」、これ考えた人すごいです。
私自身はさしてこっちには興味のない人間なのですが、目も足も息も止まるほどでした。


3回目(3/5)はさすがに会期終了間近(~3/10)なのでめちゃくちゃ混んでました。
会場内最終展示の神坂雪佳筆「本阿弥光悦肖像」をじっくり眺めてきました。
満足です。
ただ、特設ミュージアムショップに色々不手際があったのだけが至極残念でした。


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