オールドレーシングカー談義

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阿久根市長異聞(8)

2010-09-25 | ビジネス・政治
鹿児島・阿久根市長:ブログの差別的記述、陳謝 住民投票意識か

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が15日午後、市役所で緊急会見し、障害者差別と批判された昨秋のブログの記述を陳謝した。竹原市長は会見の冒頭、「ブログの表現が差別しているような誤解を与えたのは事実。申し訳なく思っています」と釈明した。 これに先立ち、市長の解職請求(リコール)を進める阿久根市長リコール委員会(川原慎一委員長)が同日午前、解職の賛否を問う住民投票を求め有権者の半数を超す1万364人分の署名簿を市選管に提出。住民投票が現実味を帯びる中、陳謝は反発を和らげる狙いとみる市民もおり、障害者の家族は「なぜ今、陳謝なのか」と首をかしげた。
 竹原市長は昨年11月、ブログ上に「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰(とうた)された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果養護施設に行く子供が増えてしまった」と記述。各地の障害者団体が抗議したが、かたくなに謝罪を拒み続けてきた。【福岡静哉、馬場茂】
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 もしかすると市長側にとって、致命傷になるかもしれません。言い過ぎだったのでしょうが、それなりの信念を持って書いた筈のことを今更の様に陳謝した。有権者の半数を超えるリコール著名数を考慮したと思われるでしょう。
 余りにも市政の混乱が長引き過ぎて、市長に同情的だった市民にも倦怠感が感じられる。このままでは、何も進まなくなるという感情が市民の間に広がるのでしょう。自分達の自治体でどの程度の行政サービスが行われることが適当か。その為には、公務員、市会議員はどれ位の人数が必要か。その人件費はどれ位の規模が適切か。本当に議論しなければいけない事がどこかに行ってしまう?
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ブログ市長の専決処分は「違法、無効」と片山総務相 法改正も
産経新聞 9月21日(火)12時23分配信
 片山善博総務相は21日の閣議後の記者会見で、鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が市議会を開かず、専決処分を繰り返している問題について、「専決処分の要件に該当せず、もともとのっけから無効だ」との認識を示した。その上で、片山氏は「今回の事件から得られる教訓として議会側が招集権を持つことは一つの解決方法だろう」と述べ、議長にも議会招集権を与えるための地方自治法改正に前向きな考えを示した。
 片山氏は竹原市長が行った専決処分について「議会を招集して議員が集まらないなら可能だが、そもそも招集していないのだから違法だ。違法な状態で行った専決処分は根っこから違法だ」と指摘した。
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片山総務相が、余りに乱暴な行政の進め方は違法であるという見解を示したということでしょう。これはこれでごもっともな事だと思います。中央からのそういう判断は、受け入れられるでしょう。その上で市長が失職し、選挙で市長派、反市長派が各々どれだけの票を集めるのか。地方の決して豊かではない自治体の行政サービスはどうあるべきか。話が飛ぶみたいですが、名古屋の様な大都市の場合は違った考え方が適用出来るのか。
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阿久根市長、29日に議会招集を告示

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は22日、市議会の9月定例会を今月29日に招集すると告示した。市議会は22日、議会運営委員会(<RB></RB><RP>(</RP><RP>)</RP>蜜柑幸雄委員長、6人)を開き、会期を11月24日までの57日間と申し合わせた。
 会期が約2か月に及ぶことについて、櫁柑委員長は「3月定例会で市側が説明を拒んで継続審査になった案件や昨年度予算の決算認定などを審査するため」と説明した。竹原市長は、教育委員3人と公平委員2人の人事案や市長らの給与条例の改正案など議案20件を提案する予定。
 竹原市長は2月に開会した3月定例会への出席を拒否し、その後、6月定例会を招集せずに専決処分を繰り返した。議員の招集請求に応じて臨時議会を8月末に開いている。
2010年9月22日  読売新聞)
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阿久根市の復職職員を戒告に修正 公平委、免職処分から

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が懲戒免職処分とし、今年8月に復職した男性職員(46)の不服申し立てについて、市公平委員会は24日、懲戒戒告処分に修正すると判定した。職員を支援する増田秀雄弁護士は「昨年7月の処分時にさかのぼって戒告処分に修正され、訴訟でも争われた免職処分の効力はなくなる」としている。
 男性職員が処分取り消しを求めた訴訟では、福岡高裁宮崎支部が17日、処分は違法として請求を認めた一審鹿児島地裁判決を支持し、市側の控訴を棄却した。
 増田弁護士は「判決は確定していないが、免職処分自体がなくなったので、裁判は実質終了した」と指摘。一方、副市長に選任された仙波敏郎氏は「公平委への再審請求や、訴訟の上告も含め慎重に対処する」と述べた。
 また、阿久根市は24日、職員に対する懲戒処分など不利益処分を審査する公平委の委員に、竹原市長を支持する2人を任命する人事案を発表した。 
2010/09/24 21:49   【共同通信】
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控訴棄却を受け入れる一方で公平委の委員に市長に近い人を任命。当然の行動なのでしょうが、泥沼に陥りそうな気もします。市長側、反市長側の双方共自らの信念を主張して、後は住民の判断を待つ方が良いと思いますが・・・・。
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