ある難病(パーキンソン病)患者の叫び

年齢51歳。医師。2004年4月病気のため退職。白衣を着ていた者がパジャマに着替えた時に感じた本音を叫び、訴える。

未来

2006-08-13 10:11:08 | Weblog
一昨日の新聞に、それも第1面にでかでかと次のような記事が載った。
「皮膚から『万能細胞』」
これはマウスの皮膚の細胞の中に細胞をリセットさせる遺伝子を組み込んで培養すると万能細胞に類似した細胞になり、これをマウスに入れると神経、消化管などの組織の塊になった。と言うものである。従来のES細胞は受精卵を使用するので倫理的に問題であった。この点は重要である。

しかし、新聞の記事をよく見て欲しい。一見素人受けするものであるが、実現するには多くの問題のあるものには、必ず『期待される』という言葉がついているのである。(原著論文を読んでいないので英文でどのように表現されているのかが問題)

しかし、もう1つ大事な見方;この論文が[cell]に載ったことである。cellは分子生物学ではimpact facterがトップなのである。

いかに学術界で期待されているか。が解る。

あくまで人間の話ではないにせよ。

 写真は凹面レンズの虚像;いつかは実現できるように祈ります

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