しょっつる回遊記

旅行、バイク、オカルト、酒のあれやこれや

たまりたまった欲望の山 - 3

2013-01-31 17:38:04 | 日常にして非日常

あー!!!!!

南岳の中腹にある昭和火口が目の前で噴火!音も振動もありませんでした。

さすが胡散臭いパワースポット!

 

南岳を望むことが出来る”有村溶岩展望所”

さらに噴火!噴煙で何も見えません。

 

上空にも噴煙が迫ってきました。

 

そして酒樽しょっつるの腹っ!なんでやねん!!!

あっと言う間に灰まみれになってしまいました。

 

早々に引上げることになりました。

ガイドさん曰く、なかなか噴火体験は出来ないので運がよかったですね~☆

だそうです。噴火を見ることが目的だったからハイテンションになりましたけど、お風呂と洗濯が大変でした!

雪や噴火を同時に体験できるとは、かなり桜島に愛されてしまったようです!笑

 

 

極めつけに帰りのフェリーで!

どかん!!!

 


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おわり


たまりたまった欲望の山 - 2

2013-01-31 16:32:14 | 日常にして非日常

桜島一周の始めのポイントは、北岳の4合目にある湯ノ平展望所です。

これ以上は危険区域のため侵入禁止。

左から北岳、中岳、南岳と並び、最高点は北岳の1117m(一番いいな!)、鹿児島市内側からの山がご覧いただけます。夜に訪れると市内の夜景が綺麗なポイントです。

ガイドさんの受け売りですが。

ちなみにフェリーから見えたぼやけた山の正体は、霧でも、雲でも、灰でもなく雪でした~。泣

 

桜島の詳しい説明は下の写真↓をクリッククリック!

 

桜島の生活は火山と共にあるため、大雨の際の土石流対策が必要になってきます。

左写真の段々畑みたいになっている場所は土石流を受け止める砂防ダムです。

右の航空写真で下流には町が見えます。台風や集中豪雨で流された灰や溶岩が、町に直接流れ込まないような工夫です。溜まった灰を重機で処理することも大切な作業になってきます。

真面目ぶってみました。笑

 

続いてのポイントは、天然記念物アコウ群。

亜熱帯性のクワ科の常緑高木で高さは20m、直径2~3mになるそうです。

何が凄いって、写真のブレっぷりがなかなか… 違わい!!!

白波の看板が完全に根っこに取り込まれているところです。もともと酒屋さんがあった場所だとか。

 

サクサク行きましょう。鹿児島県天然記念物”黒神埋没鳥居”

大正大噴火で、黒神神社の高さ3mの鳥居の上部1mを残して火山灰で埋もれました。神社の本殿は灰の下に完全に埋まっています。

この際、8つの集落が完全に溶岩に埋もれ、桜島と大隅半島の間の瀬戸海峡が30億tonの溶岩で埋まり、陸続きとなったそうです。

この災害を忘れないために、神主さんが埋没した状態のまま保存した珍しい神社です。

 

すごく胡散臭い看板のお店。

ボンタン焼酎の熟成酒と水あめを試食しながら、お爺さんのありがたいお話を聞きました。

大正大噴火の写真や火の神が写った写真などが見られます。

大正大噴火の際には30時間前から予兆が始まったそうです。余震300回、地下水の温度上昇、動物が人里に下りてくるなどの現象で気付いた住民は船で逃げることが出来たそうです。結構ためになります。

 

小みかん

世界一小さなみかんだとか。桜島の土壌でのみ甘く美味しく育つそうです。

ガイドさんのクイズに正解して貰った小みかんキャンデーです。問題は大久保利通の血液型は?

 

桜島だいこん

言わずと知れた世界一大きな大根です。

桜島大根の最高重量は32kg、食い応え満天ですね!笑

 

そんなこんなしている内に、昭和火口が…

 


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つづく(大久保利通の血液型はO型)


たまりたまった欲望の山 - 1

2013-01-31 14:28:28 | 出張にして旅行

毎度、ご無沙汰ぶりでございます。

 

昨日、鹿児島より帰阪しましたら早速、静岡のただれた夫”氏が来阪されるという連絡を頂き、ささやかですが行きつけの居酒屋でヤイヤイやりました。

この酒樽”しょっつる”が味わい深くなるために、一役かってくれた恩人の彼とは、なかなか呑む機会がございませんが、その間に甕仕込みの如く熟成された話で、大いに盛り上がることができました。

古き良き友人達に日々乾杯です。笑

 

さてさて、今もなお多くの活火山が怒りを放っている鹿児島ですが、中でも群を抜く荒くれ山"桜島"を訪れました。

大島の三原山が噴火した際には、負けじと対抗した九州男児の桜島。

昨年だけで880回、今年に入って93回も噴火している現役ブリバリな桜島は、この日も欲望を抑えきれないご様子。大正大噴火より100年、そろそろ桜島の燃える胸の思いが、再びこの世に轟くことになりそうです。

 

そんな事など知らない私は、鹿児島市営の定期観光バス”桜島自然遊覧コース”でガイドさんの話を聞きながら、のん気に一人旅です。

鹿児島本港からはバスごと桜島フェリーに乗船しました。

フェリーから見えるのは”いおワールド”。いお=魚、水族館です。

職業病で、水族館に入ると一日の殆んどを費やしてしまうため外装のみの見学です。笑

 

出港!本港から桜島までは約4km、時間にして15分程度です。

海に出ると少し曇り気味で山がぼやけております。

世紀の酒樽の登場に桜島も警戒しているのでしょうか、波乱万丈な予感がしてまいりました…

 


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つづく