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suzuhiroの将棋悲喜こもごも

将棋24やTAISENで対局しています。
自戦記やつぶやきを気ままに載せます。

順位戦の結果です

2007-01-18 14:40:13 | SMK
SMKの順位戦が終了しました。(現時点ではまだ対局が残ってる人も居ますが)
わたしの成績は、6勝2敗1不戦勝でした。

まあ、上のクラスに上がってこの成績だったら上出来でしょうね。
最初は、1勝が目標だなんて言っていたくらいですから、
「調子いい奴だ」なんて思われるかもしれないですね。

でも負け試合を拾ったのが2局あったので、運も良かったかな。
キャミーさんが途中退会されたので、
対局出来なかったのは残念でした。竜王戦で活躍されていたので、
ぜひ教えてもらいたいと思っていましたが・・・。

負けた試合はいずれも相掛かりから横歩取りの将棋だったので、
この指し方が今後の課題でしょう。
自戦記も全局書けたし、こっちの方が辛かったかな。

22日から「王位戦」が始まりますが、今回は見送りました。
体調にちょっと不安があるので(高血圧)、少しのんびりします。
観戦にまわって岡目八目、言いたい放題の観戦記でも書きますかね。
プロ将棋界もこれから面白くなるので、
その話題でもこれから書いていこうと思っています。


正確に受ける読み~SMK第9期順位戦 第8節~

2007-01-15 00:28:42 | SMK
 新年の指し始めです。といっても元旦から将棋指してました。すでに10局目くらいかな。


 shimagogiraさんは初手合いです。ここまで一敗の好成績なので、B2組引き立て役として、なんとか独走を阻止したいと思ってました。 しかし中盤から積極的に仕掛けられて、玉を囲う前に怒濤の攻めを浴びてしまいました。
 1図の▲2三銀は「詰ましますよ」という強気な手です。一目、正確に受ければ即詰みはないと思っていましたが、調べてみると意外に難しいようです。ここは△同金が正解です。▲3一銀なら△1二玉で良し。▲2四歩ならどうするんだろう・・・。その瞬間△7八銀から詰みがあるようですが、実践で読めるかどうか・・・。
 本譜は△3三玉と逃げましたが、これが一番危険でした。▲3四銀成り、△同玉、▲5二角以下、即詰みでした。shimagogiraさんがこの手順を間違えたために、玉が上部へ逃げることが出来ました。

 なんとか玉が逃げ回ってやっと手番が回ってきました。しかしこの△8八歩は大悪手!玉が接近型なのでかえって自玉を危険にしてしまいました。▲同玉で馬の利きが強くて詰みません。△6六桂と手筋のような手を指しましたが、すんなり▲同馬、△同歩、▲同竜、△8五玉、▲8六竜で詰みでした。
 ここでは、△7七桂、▲同馬、△同玉、▲7八飛、△6七玉で、わずかに後手が残っているようです。(▲5九桂でも△5六玉で大丈夫)


 162手まで後手の勝ち。 
 先手が121手目に▲8六竜の詰みを見落としてくれたので助かりました。攻められっぱなしの本局でしたが、先手やや無理攻めの感があったので、正確に読んで受ければ、もっと早い段階で勝ちを読み切れたはずです。しかしこの際どい勝ちを読むってのが、難しいんですよね。これが出来たら初段でしょうね。
棋譜再現図はこちら→


待望の矢倉戦~SMK第9期順位戦 第6節~

2007-01-14 17:49:05 | SMK
 暮れも押し詰まった30日の対局。この時期、みんな忙しいか出掛けてるかして、パソコン向かって将棋なんかしてる人居ないだろうな・・・なんて思っていたら、他にも2組、T道場に対局予定が組まれていました。観戦者もちらほら。暇な仲間が居て、ちょっと一安心です。
 

 初手合いのMackey Nayaさんとの対局は、久々の矢倉になりました。矢倉で8八まで玉が入ると、かなりホッとします。矢倉の意志表示したら、とにかく囲わせて欲しいです。囲う前に攻めてこないでと祈っています。
 1図は玉頭に嫌みを付けられています。しかも▲2五銀が中途半端な場所です。5筋に飛車を転換したものの、角がにらみ合っているので▲5四歩とも突きづらいところです。
 ここで△5五角と出てきたので、銀得しながら先手を取れたので一気に有利になりました。ここでは△6四角と覗く手や、△2四歩と突く手があったと思います。(▲同銀なら△3四金で精算し、後に△2七歩を狙う。▲3六銀でも△3四金と歩を補充する) 

  2図では、先に△5九飛成りが良かったかもしれません。桂を取られて△6六桂も気になるので、7九に守るべきか攻め合うか迷ったでしょう。本譜は、△5二飛をいじめながら迫れたので、かなり良くなりました。 


 107手まで先手の勝ち。 
 序盤は棒銀がとん挫したので、どうなることかと思いましたが、なんとか勝ててホッとしました。
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対向かい飛車戦~SMK第9期順位戦 第5節~

2006-12-25 03:44:38 | SMK
 リーグ戦では勝ち数より負け数を増やさないことが肝心です。勝つことと負けないことは同じようだが、わたし的にはニュアンスが微妙に違います。
 初手合いのbetta37さんは、ここまで3勝1敗。わたしはすでに2敗している。B2組は混戦なので上位を狙うには2敗までが限度だろう。ということで事前にbetta37さんの棋譜を検索して対策を練ることにしました。

 この順位戦で初めて後手番になりました。betta37さんは向かい飛車を得意にしているようで本局も予想通りでした。向かい飛車の経験は少ないし、対策といっても今さら勉強する時間もないので、相手のさばきを押さえつつじっくりした展開にしようと思っていました。しかし1図ではすでに飛角交換が避けられず、先手のさばき形です。ここまでのbetta37さんの指し手によどみはなく、指し慣れているなという印象を受けました。

 あっという間に2枚飛車で攻められ、△5一に歩が利かないので受けがありません。「どうしてこうなったのかな・・・」と頭の中ではすでに反省会状態です。一応わたしは詰む一手前まで投了しないと決めているので(ポカや見落としは除く)、無駄なあがきだと思いましたが△5一銀としました。

120手まで後手の勝ち。
 実践心理のあやでしょうか。先手が王手を追う手で掛けきたので、辛くも5四、6三、7四と逃げて入玉含みの可能性も出て、さらに馬とと金で徐々に先手玉に迫り、なんと勝ってしまいました。必敗将棋だっただけに嬉しいというより、なんか不思議な感じがしました。なにより負けなかったことは大きいです。将棋は最後まで諦めないでやってみるもんだな~と思った一局でした。
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対三間飛車戦~SMK第9期順位戦 第7節~

2006-12-25 00:09:49 | SMK
 都合で第7節を繰り上げて早めに対局しました。borg-cubeさんとは初手合いです。

 対四間飛車には▲5七銀左~▲4六銀戦法をよく使うのですが、対三間飛車になると、この急戦がうまくいかないという意識があり、どう指して良いのか分かりませんでした。この後▲6六歩~▲6七金右と長期戦にするか、▲7五歩~▲6六銀と位を取るか、いずれにせよ急戦は難しそうです。本譜は▲5五歩△同歩▲同角と進みました。

 先手は馬を作り飛車に当たっているので一見良さそうに見えます。しかし五筋の歩を交換したために、△5六歩の拠点を作られました。62手目~72手目までのborg-cubeさんの歩の使い方は軽妙でした。ここで△4六角と打つ手が5七の地点に圧力を掛けた勝負手だったようです。玉の囲いは後手の方が堅いので、3二の飛車を取ったぐらいでは間に合いそうもありません。

127手まで先手の勝ち。
 局後、borg-cubeさんも△4六角に気が付いていたようですが決断出来なかったと言っていました。これで先手が悪いとなると、五筋の歩交換が仇になっているということかも知れません。(追記:おそらく△4六角でも厳密に言ったら先手が少し残してるかも知れませんが・・・)う~ん、対三間飛車の指し方を勉強しておかないと駄目ですね。
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