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suzuhiroの将棋悲喜こもごも

将棋24やTAISENで対局しています。
自戦記やつぶやきを気ままに載せます。

難しい相掛かり~SMK第9期順位戦 第4節~

2006-12-10 03:19:46 | SMK
 またまた相掛かりの第4節。初手合いのsyu2619さんは、序盤から時間を使い、慎重に指してるように感じました。
ここは飛車を使って、相手を翻弄したいところです。

 と思いきや、早くも飛車角交換を迫られました。手順ミスのようです。飛車を逃げたら△9九角成りでとても勝てません。「あ~またやっちゃったか・・・」と内心、気持ちが萎えてしまいました。しかし今思うと、▲3六飛、△9九角成り、▲2四歩で、これもまんざらでもなさそうだという気もします。

 ここでは▲7二角と打ち、▲8三角成り引きと飛車を攻めるか、▲2七角成りで馬を作って飛車の打ち込みに備えつつ、長期戦で構える順が有望だったようです。その後に▲3六歩~▲3五歩の桂頭攻めをみれば、これからの勝負でしょう。とにかく飛車を渡してしまったので、当初の構想が外れ、心理的にじっくり指そうなんて余裕がありませんでした。

82手までで後手の勝ち。
 どうも相掛かり戦は成績が良くない。好きなんだけど成績が良くない。それは見落としがあるからだ。こういう将棋は一手勝ちを目指す指し方をしないと勝てない。難しくて指しこなせない。次は矢倉にしよう。
棋譜再現図はこちら→ 


対振り飛車戦~SMK第9期順位戦 第3節~

2006-12-10 02:57:44 | SMK
 この自戦記も、一週間遅れになってしまいました。果たして、いつまで続けられるか・・・。

 今回の順位戦で、あえて予想するならBー2組では、Znyasuさんを本命にしたいと思っていました。終盤に強いという印象があったからです。なにより、わたしが過去に2連敗している相手ですから。(汗)
 戦型は居飛車対振り飛車。わたしは振り飛車に対しては、なんとかの一つ覚えみたいに、ほとんど5七銀左か右の急戦策を取っています。今回は振り飛車党のZnyasuさんなので、定跡には精通していると思い、指し手が形式的にならないように工夫したつもりです。例えば、飛車先の歩を早めに突かないで、形を決めないようにするとか。

 1図では、△5五歩がなんとも悩ましい。▲4七銀、△4五銀と出られて圧迫されそうです。本譜の△5五銀も飛車先を通しながら、味が良いように思えた。

 取れる銀を取らないで△4五飛と出てきたので、▲5四銀とさばくことが出来た。この手を見つけてから、指しやすくなった気がしました。

125手まで先手の勝ち。
 終盤は相変わらずの最遅の寄せで、もたもたしてしまったが、なんとかZnyasuさんから初の一勝が出来たので、ホッとしました
棋譜再現図はこちら→ 

待望の一勝~SMK第9期順位戦 第2節~

2006-12-03 01:59:01 | SMK
 第2節の対局は、初手合いのbrianstime88さんです。
このクラスになれば、だれとやっても強敵に変わりないので、事前に棋風など調べませんでした。出たとこ勝負です。
ただ分かっていたことは、brianstime88さんは競馬好きなんだろうな、ということです。
だってブライアンズタイムって、競走馬の名前なんでしょう。よく知らないんですけど・・・。
将棋指す人は、競馬ファンが多いみたいですね。わたしはもっぱらパチ専門です。 

 先手の玉は中住まいでこれ以上堅くなりません。飛車を使って揺さぶりをかけ、乱戦に持ち込みたいところです。ここで3分の時間を使って考えました。▲2二飛成り、△同金、▲3一角、△3二金、▲5三角成りです。これが△8六の飛車に当たるのでなかなか魅力ある手に見えたのですが、これで形勢が良くなるとは思えませんでした。むしろ飛車を渡すので指しすぎのようです。後手の玉はなかなか耐久性があります。結局、手損になりましたが自重しました。

 後手が飛角を切って△5五角の勝負をかけてきました。飛車を取られるわけにはいかないので▲8七飛と逃げましたが、これがなんと詰めろになり(▲8三角以下)、逆先になりました。brianstime88さんもこの手は意外だったようです。実は自分でもビックリしました。このあたりから有利を意識しました。

 129手まで先手の勝ち。
 もっと早い寄せ方があるように思えましたが、どこから手をつけて良いのか分からず、飛車を打ち込んでから徐々に駒得をしながら、やっと寄せることが出来ました。やっと一勝できたので、ホッとしました。
棋譜再現図はこちら→ 


横歩三年のわずらい~SMK第9期順位戦 第1節~

2006-11-23 21:19:08 | SMK
 順位戦の初戦はdemon kunさんです。 demon kunさんは居飛車党らしいので、矢倉か角替わりかなと予想してました。

 横歩どりの乱戦になるのかと思っていたら、demon kunさんは飛先の歩交換から穏やかに△8二飛と引きました。それじゃあと、わたしから横歩を取ったのですが、待ってましたと△4五角。当然といえば当然ですが、ちょっと見落としてました。 △2七角から馬を作りにくるとばかり思ってたのです。横歩を取るのだったら、▲5八玉のところで▲3八金が先でした。ここで最強は、▲3二飛成り、△同飛、▲3八銀です。これだと飛金交換で先手の駒損ですが、歩得と後手の角がやや不自由なので、バランスは取れてると思います。ただ、その後の駒の進展を考えると、飛車は渡しづらく、自信がありませんでした。

 序盤から馬を作られたものの、厚みを築いて耐えていけば何とかなるだろうと、それほど悲観してなかったのですが、2図まできて、はっきり劣勢と気づきました。先手の飛角がさばけず、金銀はバラバラ・・・。つぎに△4六歩、▲同金、△8九馬とされると銀が助かりません。(▲5七玉には△7八歩)

 142手まで後手の勝ち。
 そのまま良いところ無く押し切られて、初戦は黒星スタートになりました。横歩を取るには、もっと定跡を勉強しないと駄目だなーと思った一局でした。
棋譜再現図はこちら→


SMK順位戦はじまる

2006-11-16 02:58:20 | SMK
SMKの順位戦の組み合わせが決まりましたね。
わたしは前回C級1組だったけど、今回はB級2組に上がりました。→対戦表
たぶんレーティングが上がったから昇級したのだと思います。
メンバー表を見てみると、Znyasuさんとdemon kunさん以外は、7人が初手合いです。
う~ん、全敗しなけりゃいいがな・・・なんて、けっこう弱気になったりしています。

メンバーの方もブログでいろいろ予想とかしてますね。
ざっと見て回っていたら、demon kunさんはなんとわたしを本命に予想してました。
ビックリですね。名前を挙げてもらえるのは、けっこう嬉しいものです。
でも本命ですよ。
大胆というか、ギャンブラーというか、けっこう目の付けどころが良いです。
当たれば配当高いですよ。

リーグ戦はトーナメントと違って、勝っても負けても9局は対局できるので、
その点は気楽です。まあ力試しのつもりで臨みたいと思います。
けっこう本番に弱いので、のびのび指すように心掛けたいです。
まずは一勝したいですね。(なんて謙虚だろ・)