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鈴ブロぐ ~勧善懲悪します~

以前…きゅうくつでしかなかった信州の山々が、今は神々しくさえ思える。この風景に感謝。

農民美術とこっぱ人形

2018年12月01日 | お散歩
森鷗外について調べていたら、上田に関わる事発見!



明治15年生まれの山本鼎、版画家・洋画家として活躍。

子ども達や地方の農民達一人ひとりが本来持ち合わせている

美的感性を引き出すために、児童自由画教育運動、

農民美術運動を始めた人です。

鼎の父一郎が、鷗外の父森静男の医院で修行を積んで、

1898年上田市大屋に、山本医院を開院したそうです。

しなの鉄道大屋駅に近い、国道18号線沿いの所です。

よく通っている、ここにあったとは。(今は何もなし)

山本医院の横には、日本農民美術研究所があったそう。



「大人の休日倶楽部」に木っ端人形が紹介されました。

ほっこりと無造作な手作り感あふれる人形の記事が人気。

ずいぶん訪ねてくる方が増えました。



私もぜひ見たいと「コゲラの里工房」にお邪魔しました。



農民美術の指導30年の徳武先生の工房です。



まず、これがいい!入院してお世話になった看護師さん。



太ってて可愛い(*¯ω¯*)



力作節目を流れに見立てた鮎。

上田の旧北国街道柳町に木のサインボードも作ってます。







お店に飾って販売もしていました。



とにかく素朴で愛おしい。




今も山本鼎の意思は継がれています。

サントミューゼで毎年、こっぱ人形を作りたいという生徒さんを

集めて教室が開かれているのです。



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