狂 歌 控 帳

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*今日ひと日 散るをとどめて綴り草*


*画像は戴いたものです*

閑 歌 休 題

2007-05-31 | 題詠百歌
四月から始めて二ヶ月、細く長くと一首ずつUPしているのだが、60題まで来てしまった
気が乗っている時に一気に仕上げて、推敲しながらUPして行くのなら簡単で楽なのだが
毎日其の時の気分で一首ずつ、となると案外に難しいもので、独り遊びにもすぐに飽きる^^
此処の他にも、HPとブログが二つあるのだが、何れも閑古鳥が姦しくてスパムさえ来ない(^^ゞ
書込み等の反応は無いが、毎日訪問して下さる人達を励みに完走を目指したい
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  お別れのキスで始まる次の恋 DNAの命じるがまま

2007-05-30 | 題詠百歌
060:キス  できちゃった婚エッチなどと臆面も無く高言する時代に、言霊は死語かも
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  さようなら ひらがな五文字に万感の想いを伝う日の本の詩

2007-05-29 | 題詠百歌
059:ひらがな 人生は出会いと別れの繰り返し、左様なれば之にて・・と辞す日も近い^^
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  もういやだ!叫ぶ己もいとおしく悔悟にくれてきく明けの鐘

2007-05-28 | 題詠百歌
058:鐘  介護の苦労は想像を絶する、疲れ果てやさしく為れない自分を責める哀しさ
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  リセットで作り笑顔もうつり香も吐いた空気も綺麗さっぱり

2007-05-27 | 題詠百歌
057:空気  簡単お手軽恋愛遊戯、クリックひとつで思いの侭になる仮想現実の世界
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  洩れそぼつ未練をぬぐうタオルにも仄かにそみぬ君のうつり香

2007-05-26 | 題詠百歌
056:タオル  何かの時にふと甦る残り香・・・こころに未だ消えずに残っているのかもね
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  目覚めてはあい労うも疎々しシャワー浴びせておしながす悔い

2007-05-25 | 題詠百歌
055:労  宴の後は常に物悲しい、それが単にフェロモンの為せる業であれば尚更に
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  安穏のやみへとけゆく終電車すぎし夢々ふりむくもなく

2007-05-24 | 題詠百歌
054:電車  自分を他に丸投げして得る安穏に、どれ程の価値があるのだろうか・・
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  爪を立て忘我の淵にしがみつく もう戻れない終電のベル

2007-05-23 | 題詠百歌
053:爪  どんな時にも、ジタバタともがく自分を冷たく眺める、もう一人の自分が・・
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  永遠に倦みてファラオはあこがれむ嘆く間もなきうたかたの身を

2007-05-22 | 題詠百歌
052:あこがれ  はかなく一度きりの命だからこそ、愛しく大切に思えるのかもね・・・
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  宇宙てふ胡蝶が庭に花を愛で君とひとよの夢に遊ばむ

2007-05-21 | 題詠百歌
*051:宙  うつし世は胡蝶が夢や人の夢いずれ果敢なき一炊の夢・・でしょうか^^
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  我もなく仮面あやつる他人擬 のっぺらぼうのへのへのもへじ

2007-05-20 | 題詠百歌
050:仮面 一生で幾つの仮面を作るのだろうか、なまじな自我が無い方が容易いのかも
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  散りぬべき今になにをか約すべき またも定めの庭に遊ばむ

2007-05-19 | 題詠百歌
049:約  命は何処から来て何処へゆくのか・・・人間如きが知る必要も無いだろう
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  編み棒に繰られておどる毛糸玉 小さき命の夢えがきつつ

2007-05-18 | 題詠百歌
048:毛糸 赤ちゃんの為に、一心に編み棒を動かす母の心を伝うかの様に躍る毛糸玉
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  元寇の沈没船は今にして黄泉がえるべし掠奪の海

2007-05-17 | 題詠百歌
047:没  自己批判好きの自虐的平和惚けが、朽ち果てるべき亡霊を成仏させない
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