耐えた日本、切れたカメルーン、それを導いた伏線

　今日の日本代表の試合。

　カメルーンにソングがいないとかいろんな要素があったが、日本がよく耐えたと思う。

　先制することの大切さを痛感する大会の中で、苦しい時間帯を耐えて、ワンチャンスをモノにした。

　そこに松井の仕掛けた伏線は大きい。
　ずっと単純に右足で中に入れ続けてきた中で、このときだけ切り替えして左足で中に入れた。

　入れるタイミングが変わること。
　ボールの軌道が変わること。
　
　カメルーンの選手は対応できず、その「変化」に対応したのは、瞬時にポジショニングを変えた本田だけだった。

　結果を出すための伏線を引いたこと。
　引いた伏線をなぞることができたこと。
　これが勝負の分かれ目だったかもしれない。
　そこを見逃さない本田は、本人も言っていたが、何か「持っている」のかもしれない。


　そのよう中、後半は、途中からはカメルーンが前に蹴ってくれたことが大きかった。
　ボールを回されてボディブローのように体力をそがれた方が厳しかった。

　それだけ、先制されてソングもいない中でのカメルーンは焦ってたんだと思う。
　


　とりあえず、海外での初勝利であり、大会での緒戦をモノにしたことの歴史的意味は大きい。
　これで、日本は次のオランダ戦、「失うものがない状態」で戦うことができる。

　
　以外におもしろい結果になるかもしれない。

　
　頑張れ！日本!!

　頑張れ！長友!!

　そして、

　頑張れ！森先生!!

　最後に、

　頑張れ！福西(笑)!!