09年11月15日(日)
ルート:美濃戸口~御小屋尾根~阿弥陀岳~赤岳~行者小屋~南沢~美濃戸口
天気:曇りのち晴れ+強風
メンバー:F倉、U山、osho(文責)
7:10 美濃戸口
11:30 阿弥陀岳
14:00 赤岳
15:15? 行者小屋
17:15? 美濃戸
18:07 美濃戸口
先週入会させていただきました新人部員、oshoです。
よろしくお願いします。
冬に向けての体力づくりの一環として、11月度例会山行八ヶ岳チャレンジ登山に参加してきました。
美濃戸口から御小屋尾根を経由して、行ける人は硫黄岳まで、そうでない人は阿弥陀か赤岳か途中までという目標でした。
めいめいのペースで、ということで美濃戸口を出発しましたが、当然私のペースが遅く、F倉さんは早々に見えなくなり、U山さんは私のフォローでペースを合わせて後ろについていただき、前後に分かれての行動となりました。
前日は下界がかなりの雨だったので、心配してアイゼン・ピッケル・補助ロープをもって行きましたが、上も雨だったようで雪はほとんどありませんでした。
阿弥陀の手前の森林限界辺りから、よろめくほどの強風になりました。
ジャケットのフードをかぶるなりしないと顔が痛いくらいでした。
F倉さんはズボンを顔に巻いて
「寒いときはなんでもありやー」
と言いながら道中進んでいました。
阿弥陀岳山頂にて
中岳のコルで13:00くらいだったので、赤岳まで行くことにしました。
いつもは人でいっぱいの八ヶ岳ですが、御小屋尾根で一人、中岳のコルで5人くらいに会ったほかは誰にも会わず、違う山を登っているような気がしました。
赤岳山頂でoshoを待つU山さん
赤岳稜線・山頂は立っているのがやっとの強風の箇所もあり、
「U山さん、冬山って厳しいですね!」
「*********」
「え?」
「*********」
「風に流されて全く聞こえません!」
「こんな強風、いつもじゃないから!」
というくらい風がすごかったです。
気温は0~1度くらいだったと思いますが、風でハイドレーションの口が凍ってしまいました。冬はカバーも用意しないといけないことが分かりました。
赤岳から行者小屋に下山し、南沢をくだったのですが、長かったです。
F倉さんは赤岳を過ぎたところで見えなくなり、U山さんとは南沢の途中まで一緒でしたが、めちゃめちゃ早く、私は過去最速で歩きましたが、それでも途中で見失い、16:30を過ぎると林の中は暗くなり、ヘッドライトを出して道を確認しながら降りてきました。17:00を過ぎると真っ暗で、木が揺れてもドキっとし、黄色いテープが見えないと不安になり立ち止まり、美濃戸に着いたのは17:10をまわっていました。
そこからさらに美濃戸口まで歩き、車に戻ったのは18:07でした。
F倉さんは赤岳小屋でうどんを食べていたところ、小屋の方の車に乗せてもらって美濃戸口までたどり着いたそうです。
なんてうらやましい。
服のレイヤリングの様子や、冬靴の痛さ、風でグローブや帽子が飛びそうになるなど、冬山の予行練習として有意義な山行となりました。
一日、ありがとうございました。
ルート:美濃戸口~御小屋尾根~阿弥陀岳~赤岳~行者小屋~南沢~美濃戸口
天気:曇りのち晴れ+強風
メンバー:F倉、U山、osho(文責)
7:10 美濃戸口
11:30 阿弥陀岳
14:00 赤岳
15:15? 行者小屋
17:15? 美濃戸
18:07 美濃戸口
先週入会させていただきました新人部員、oshoです。
よろしくお願いします。
冬に向けての体力づくりの一環として、11月度例会山行八ヶ岳チャレンジ登山に参加してきました。
美濃戸口から御小屋尾根を経由して、行ける人は硫黄岳まで、そうでない人は阿弥陀か赤岳か途中までという目標でした。
めいめいのペースで、ということで美濃戸口を出発しましたが、当然私のペースが遅く、F倉さんは早々に見えなくなり、U山さんは私のフォローでペースを合わせて後ろについていただき、前後に分かれての行動となりました。
前日は下界がかなりの雨だったので、心配してアイゼン・ピッケル・補助ロープをもって行きましたが、上も雨だったようで雪はほとんどありませんでした。
阿弥陀の手前の森林限界辺りから、よろめくほどの強風になりました。
ジャケットのフードをかぶるなりしないと顔が痛いくらいでした。
F倉さんはズボンを顔に巻いて
「寒いときはなんでもありやー」
と言いながら道中進んでいました。
阿弥陀岳山頂にて
中岳のコルで13:00くらいだったので、赤岳まで行くことにしました。
いつもは人でいっぱいの八ヶ岳ですが、御小屋尾根で一人、中岳のコルで5人くらいに会ったほかは誰にも会わず、違う山を登っているような気がしました。
赤岳山頂でoshoを待つU山さん
赤岳稜線・山頂は立っているのがやっとの強風の箇所もあり、
「U山さん、冬山って厳しいですね!」
「*********」
「え?」
「*********」
「風に流されて全く聞こえません!」
「こんな強風、いつもじゃないから!」
というくらい風がすごかったです。
気温は0~1度くらいだったと思いますが、風でハイドレーションの口が凍ってしまいました。冬はカバーも用意しないといけないことが分かりました。
赤岳から行者小屋に下山し、南沢をくだったのですが、長かったです。
F倉さんは赤岳を過ぎたところで見えなくなり、U山さんとは南沢の途中まで一緒でしたが、めちゃめちゃ早く、私は過去最速で歩きましたが、それでも途中で見失い、16:30を過ぎると林の中は暗くなり、ヘッドライトを出して道を確認しながら降りてきました。17:00を過ぎると真っ暗で、木が揺れてもドキっとし、黄色いテープが見えないと不安になり立ち止まり、美濃戸に着いたのは17:10をまわっていました。
そこからさらに美濃戸口まで歩き、車に戻ったのは18:07でした。
F倉さんは赤岳小屋でうどんを食べていたところ、小屋の方の車に乗せてもらって美濃戸口までたどり着いたそうです。
なんてうらやましい。
服のレイヤリングの様子や、冬靴の痛さ、風でグローブや帽子が飛びそうになるなど、冬山の予行練習として有意義な山行となりました。
一日、ありがとうございました。
冬山は、楽しさも苦しさも、山やさんならではです、これからも、どんどんトライしてくださいね。新入会員のうちに、オールド会員から、いろいろ教わりましょう!!