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諏訪山岳会公式ブログ

諏訪地域の山好き、クライミング好きが集まって、ウラヤマからヒマラヤまで四季を通じてオールラウンドに活動しています。

雪崩埋没者の捜索訓練

2016年03月13日 | 講習会 等
月日:3月13日(日)曇り
場所:旧大町スキー場跡
メンバー:諏訪山岳会と仲間達11名

 三月の例会で雪崩埋没者の捜索訓練を大町スキー場跡で行いました。参加者は会員外も合わせて、11人と大勢の方が集まりました。今年は暖冬で積雪が少なく、スキー場跡も多い所で30~50cmでした。講習は長山協の講習内容に準じて、I原、A岡リーダーを講師にお願いしました。
 初めに埋没者の搬出で、V字コンベアベルト方式の説明と、実技です。五人一組で役割分担を決めて、1.5m位を掘りだしました。用具はスコップですが、メーカーによって機能に大きな差があり、驚きです。ゾンゼ棒も使いましたが、これも素早くセットするのに、差が有りました。実際に使って比べてみると、よくわかりました。

次にビーコンテストです。リーダーの前に整列して、サーチモードで一人づつ電波の方向に近づきながら、距離を確認します。このテストで電波が円弧で流れているのを確認しました。又機種によって機能に差が有ります。

次はいよいよ埋没者の捜索です。これも五人一組で役割を決めて、ビーコンによる場所の絞り込み、ゾンゼ棒での埋没者の特定、スコップでの掘り出しです。この訓練は全員がそれぞれの役割を体験しながら、繰り返して行いました。雪崩で埋没した場合15分が生存のリミットと一般的に言われているので、機敏な行動と精度が要求されるので、皆真剣です。今回は雪が少なく、行動や掘り出す時間が早く進展したので4-5分で掘り出せました。条件が悪ければ15分は厳しいタイムリミットです。
 以上が大まかな内容ですが、目的に即した用具の選択と訓練のレベルアップが要求されると感じました。皆さんいい勉強になり、成功裏に終了しました。



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