お花見

　今年は　あまり花についていない。例年通り　高遠のさくらは　見には行ったが　満開を逃してしまって　翌週に行ったら　二日前の雨で　殆ど　散っており、桜吹雪もおしまい頃で　何処からとなく　花びらは舞ってくるけれど　見上げても　花は無く・・・といったところでした。もう　天竜川を越したあたりで　遠くに　こんもりと　ピンクの雲が見えたはずが　完全に色あせていて　がっかりしながら行ったようなもんでした。でも　レジャ－シ－トを持って行って敷き、地面に座って　屋台の牛串やら焼きそばやらを食べながら　缶ビ－ルを飲んだり、そのシ－トに寝転んで青空をながめてみたりという、普段できないことをするのも　お花見の醍醐味なんで　行ってきました。そして　今日は　まず、近所の念通寺のご住職が　丹精こめて育てた牡丹が　今見頃なんで　是非にと　おっしゃって下さったので　お言葉に甘えて　見せて頂きに行きました。「花は　午前中でないと　暑くなると　幾分元気が無くなりますので　午前９時～１０時頃までに　どうぞ。」と聞いていたにも関わらず、休日の午前中は　日頃の睡眠不足解消に　息子を送り出してから　二度寝をする唯一のチャンスなので　今日もついついゆっくりしていて　着いたのは　もう１１時半になっていました。見事に満開で　境内ところ狭しといっぱい植わっていて、色も　いろいろあって　すばらしかったのですが　ご住職曰く、「暑くなって参りましたので　少々　元気が無くなってきました・・・」と。いえいえ　充分堪能させて頂きました。その足で　　阿智村の園原の里に　花桃を　見に出かけました。こちらも　先週　満開と聞いていたので　「もう遅いかな・・・」と不安になりながら　でかけましたが　園原の里も広くて　ずっと一番奥まで行くと　盛りを迎えたばかりの花桃が　見れました。新緑の奥山で　緑と抜けるような青空をバックに咲く花桃は　本当に愛らしい花です。でも　山一面に咲き乱れるように咲く、去年見た場所よりは　淋しいものを感じてしまいました。そういえば　我が家の庭のドウダンツツジやハナミズキも一斉に咲きました。 来月は　岡谷につつじを見に行く予定ですが　一番の見頃だといいなぁ。

　　　

それぞれのスタ－ト

すっかりご無沙汰をしてしまいました。いろんなことがあって　精神的にも肉体的にも忙しい春でした。まずは　二つの卒業式がありました。高校と中学校と。どちらも　一生の思い出になった感動的な式でした。次女と長男、二人とも　たくさんの友人や先生に恵まれて　充実した学校生活を送ってこれた証しだと思うと　ありがたく　感謝の気持ちでいっぱいになるし、その感動的な場面に立ち会えたことにも　幸せを感じます。そして　次女は　巣立っていきました。お父さんが泣くかと心配しましたが　一番大泣きしたのは　隣に住むおばあちゃんでした。出発の前の晩から　大泣きしていたので　娘も泣いていました。今　ケ－タイがあって　家族間は　通話もメ－ルも無料だから　助かります。おばあちゃんにも　うちにも　まめにかけてきてくれるし、細かい様子が聞けて　安心です。娘は　バスと電車を使った通学に　２時間近くかかって　たいへんなようですが　大学が　楽しくて仕方ないといってます。心配した　実家のおばあちゃんとも　うまくやってくれているようです。実家の大型テレビを買わされたのですが　おばあちゃんとチャンネル争いも無く　一緒に楽しんでいるそうです。

　長男も　希望通りの高校に入れて　野球部にも入って　頑張っています。自転車通学にも　だいぶ慣れてきて　コンビニへ寄り道したりしながら　通っています。次女は　高校時代　ずっと自分でお弁当を作って行ってくれていたのですが　息子は　そういうわけにはいかず、私も　毎日５時半起きで　お弁当作りに励んでいます。息子が　私の手料理を食べるのも　あと３年だと思うと　頑張れる気がします。真っ黒の洗濯物も　たくさん持ち帰ってきますが、これも　限られた時間と思うと　不思議に　精が出ます。二日前の定休日　久しぶりに　長女と電話で１時間、次女と２時間　話しました。それぞれに　頑張っている様子を聞くと　私たちも　ボンヤリしてられません。頑張らなくっちゃ！