連載シナリオ『黒電話』
8(イメージ)暴走族
先頭をバイク(改造車)で走る和義
和義、ヘルメットを着けず、
パンチパーマに特攻服姿。
× × ×
同・ファミレス
正樹「ああ」
美紀、笑いながら、顔の前で手を
振って、泰子達に話掛ける、
美紀「川田君て正樹の幼馴染で、
暴走族のリーダーだったの」
泰子「すると正樹君も元暴走族?」
正樹、首を横に振る
美紀「ちがう、ちがう、正樹はツッパってた
けど、大勢でつるむの好きじゃないから」
泰子、姿勢を正して、
泰子「正樹君の生甲斐はサーフィンなんですね」
正樹、頷いて
正樹「はい」
泰子「それじゃお金も掛かるでしょ」
正樹「最初は掛かったけど、後はガス代と
高速代ワリカンだからそれほどでも、
まあ、それでも貧乏学生にはチョットきつ
いけど」
瞳「海外とか行かないのですか?ハワイとか
バリ島とか良い波立つそうですね」
正樹「ええ、でも今の俺じゃまだ無理ですよ、
それに、そんな金ないし」
美紀「お金の事ならなんとかなるわよ」
正樹「何で?」
泰子「正樹君、ニューウェイって知って
ます?」
正樹「ニューウェイ?」
泰子「アメリカの企業なんですけど」
正樹「知らないです」
美紀「泰子はニューウェイのこの地区のキャ
プテンなの、瞳がリーダーで、私がチーフ」
泰子「現在USAで、ある種の日常雑貨では
シェア25%以上の商品もあって、
今、USAで注目企業なのですよ」
正樹「はあ」
正樹、関心が無い表情。
美紀「正樹もハワイとかカリフォルニア行き
たいでしょ?」
正樹「そりゃ行きたいよ」
美紀「泰子はハワイ2回とカリフォルニア1
回、瞳ハワイ2回、私もハワイ1回
会社の招待で行ったのよ」
正樹「招待ってタダかよ」
美紀「そう無料で」
正樹「そりゃ、すげーや」
美紀「それだけじゃ無いわよ、泰子はサラリ
ーマンの3倍、瞳は2倍、私もサラリーマ
ンの給料位、学生やりながら稼いでいるのよ」
正樹「本当かよ!」
正樹、疑いの目で美紀を見る。
美紀「本当よ、だから正樹もやらない」
正樹「何をやるんだよ」
泰子「私から説明するわ」
泰子、傍らのルイヴィトンのバックから
パンフレットを取り出し、
テーブルの上に置く。
8(イメージ)暴走族
先頭をバイク(改造車)で走る和義
和義、ヘルメットを着けず、
パンチパーマに特攻服姿。
× × ×
同・ファミレス
正樹「ああ」
美紀、笑いながら、顔の前で手を
振って、泰子達に話掛ける、
美紀「川田君て正樹の幼馴染で、
暴走族のリーダーだったの」
泰子「すると正樹君も元暴走族?」
正樹、首を横に振る
美紀「ちがう、ちがう、正樹はツッパってた
けど、大勢でつるむの好きじゃないから」
泰子、姿勢を正して、
泰子「正樹君の生甲斐はサーフィンなんですね」
正樹、頷いて
正樹「はい」
泰子「それじゃお金も掛かるでしょ」
正樹「最初は掛かったけど、後はガス代と
高速代ワリカンだからそれほどでも、
まあ、それでも貧乏学生にはチョットきつ
いけど」
瞳「海外とか行かないのですか?ハワイとか
バリ島とか良い波立つそうですね」
正樹「ええ、でも今の俺じゃまだ無理ですよ、
それに、そんな金ないし」
美紀「お金の事ならなんとかなるわよ」
正樹「何で?」
泰子「正樹君、ニューウェイって知って
ます?」
正樹「ニューウェイ?」
泰子「アメリカの企業なんですけど」
正樹「知らないです」
美紀「泰子はニューウェイのこの地区のキャ
プテンなの、瞳がリーダーで、私がチーフ」
泰子「現在USAで、ある種の日常雑貨では
シェア25%以上の商品もあって、
今、USAで注目企業なのですよ」
正樹「はあ」
正樹、関心が無い表情。
美紀「正樹もハワイとかカリフォルニア行き
たいでしょ?」
正樹「そりゃ行きたいよ」
美紀「泰子はハワイ2回とカリフォルニア1
回、瞳ハワイ2回、私もハワイ1回
会社の招待で行ったのよ」
正樹「招待ってタダかよ」
美紀「そう無料で」
正樹「そりゃ、すげーや」
美紀「それだけじゃ無いわよ、泰子はサラリ
ーマンの3倍、瞳は2倍、私もサラリーマ
ンの給料位、学生やりながら稼いでいるのよ」
正樹「本当かよ!」
正樹、疑いの目で美紀を見る。
美紀「本当よ、だから正樹もやらない」
正樹「何をやるんだよ」
泰子「私から説明するわ」
泰子、傍らのルイヴィトンのバックから
パンフレットを取り出し、
テーブルの上に置く。