音楽家の個性にひかれるが、実生活は共にできない。
実生活で同じことされると、心と身体が粉々に分解しそうだ。
しかし、健全たる生活している音楽家には興味ない。
音楽家の個性にひかれるが、実生活は共にできない。
実生活で同じことされると、心と身体が粉々に分解しそうだ。
しかし、健全たる生活している音楽家には興味ない。
先日のこと、「生まれてこなければよかった」と泣きながら云われた。
その夜は、なにが悪かったのかと考え、落ちた。
そして昨夜、この花束を貰った。
よけい、顔をクシャクシャにして泣いてしまった。
不器用な子だから、この花には驚いた。
こちらこそ、生まれてきてくれてありがとう。
考えの深い人になり、
深く考えてあげられる人でありたい。
誕生日は、自分と向き合う絶好の日。
祝っていただける、この命を大切にして、
愛情をもって、この世界に存続していきたいと思っております。
朝、仕事場に母から届いており、
四六時中、力んでいる身体の力がぬけました。
おかあさん、この世に産んでくれてありがとう。
今月、私はまたひとつ歳をかさねる。
この歳まで生きている私。
父、母が喜びに満ち溢れたであろう、あの暑い夏の日に生まれた。
ずっと連絡がない父は、福岡での余生を送っているであろう。
母は近くに住むが、いつまで経っても子どものままである。
私は、2人によって生まれてきた。
もう二度と、2人同時を目に納める瞬間はないとしても、あの日のことは死ぬまで忘れない。
父の実家に帰省したあの日。
佐世保の港の丘に登るための小高い石階段を、兄弟3人で下りていく。
ふと振り返ると、父が母の肩だっかか手だか忘れたが、しっかり抱えて仲よさそうに降りてくる姿。
そんな顔をするんだ、そんなにしっかりと、ひっつくんだ。
私は、とってもとってもとっても嬉しかったんだ。
今月、私はまたひとつ歳をかさねる。
容姿も中身もとても幼稚に思える、私という個体について考えた。
気合い入れのために、髪を20センチ切った。
毎朝、手間取る時間を作っていた長い髪を手放した。
ひとつ執着がなくなった。
軽快に動き始めた。
なにかと決めつけていたことが、変化し始めた。
この国はどこに向かうのだろう。
私は、こんな毎日の時間の過ごし方で満足してよいのだろうか。
どうして、家の中にこのような不要物がたくさん転がっているのだろうか。
変化つづける。
ただ、髪を切っただけなのに。