Arduinoを始める最初の一歩は開発環境の準備です。では順次そのやり方について記述します。
*ハードウエアの準備*
Arduinoの世界へのゲートをくぐったなと実感することが重要だと思います。ちょっとした達成感が自尊心をくすぐり、その後の進歩をサポートしてくれるでしょう。まず最小限のハードウエア(下記)を揃えましょう。
1 パソコン
2 Arduinoのボード
Arduinoのボードは多数準備されていて、どれを使おうかと迷われるかもしれません。それぞれちょっとした特徴を持っているのですが気にしていては前に進めません。ゲートをくぐることが重要ですので目をつぶって選択しましょう。私がよく使うのは、Arduino Mega 2560 や Arduino Uno です。それからパソコンとArduino ボードをつなぐケーブルが必要です。普通はボードに付属しています。
3 LED
LEDはArduinoボードにもついていてそれを使ってもよいのですが、Arduinoに対するイメージをクリアにするためにもLEDがあったほうがよいと思います。(そのほうが少しだけ達成感も大きいでしょう。)LEDといってもLED電球などではありません。2本足の単純なLEDです。通常のLEDは過電流を避けるために抵抗をつけますが、それよりも、すでに抵抗を内蔵しているLED(5V抵抗内蔵)が市販されていますのでそれを使うほうが簡単です。
*ソフトウエアの準備*
ArduinoのIDE(ソフト開発ツール)はArduinoのページからダウンロードします。Windows installer を使ってインストールしてもよいし、Windows ZIP file をダウンロードしてからインストールしてもよいです。ZIP ファイルがサブフォルダーにもある場合があって、パソコンによっては、サブフォルダーのZIPファイルを解凍してからでないとインストールできない場合があります。
ダウンロードのページは下記です。
http://arduino.cc/en/Main/Software#toc2
まずここまでやってみましょう。IDEを使ったソフト開発は次回からです。