テレビを見て蟹好きの私は食べたいと主人に頼み「酔っ払い蟹」を食べに姫路港の沖合いに浮かぶ家島へ。
小さな高速船で島に到着すると、脇目も振らずに割烹旅館「志みず」へ。
酔っ払い蟹の前に、珍しい活けのシャコやどんびイカに舌鼓。(ミッキーマウスのような形のが「どんびイカ」で、家島近海でしか獲れないそうな)
酔っ払い蟹とは、坊勢蟹(姫路沖合いの坊勢島に水揚げされた渡蟹のブランド名)を2時間日本酒に漬け込んだ後、3時間かけて超トロ火で蟹の肉汁が外に出ないように丁寧に蒸し焼きにした絶品。
今までの蟹料理にはない味わい。今の時期は、たっぷり詰まってるメスの子が、フォアグラのようなプリンのような表現が難しい状態に仕上がっています。
初めて食べる蟹の卵がけごはん!
今まで食べてきたものとは味も食感も全然違います。
酔っ払い蟹の後は、坊勢蟹のパスタ。シェフが2日間かけて作ったソースが、坊勢蟹とよく合わさって絶妙な味わい。
酔っ払い蟹・坊勢蟹パスタに超あっぱれ!
家島グルメを堪能した後は、明石海峡大橋を渡って淡路島へ。休暇村南淡路の鳴門海峡を見下ろす温泉で癒され、明日の天気祈りつつ夢の中へ!
ゆっくりと目覚めた翌朝は、宿から30分程の「黒岩水仙郷」へ。
お花見は色々行ってるけど、水仙は初めてです。水仙の濃密な香りに酔っていると、春の足音が聞こえてきそうな感じにらなるから不思議。
200人に1人しか当たらない鉢植えの水仙も当たり、天気も晴れ間ものぞいて大満足!
淡路島を後にして、旅の最終ミッション「伝助穴子」を目指して、明石の魚の棚へ。
脂が乗って今の時期が美味しいと聞いてきた伝助穴子。刺身と蒸しをいただいたけれど、評判通りです。
たこ飯と合わせて、冬の瀬戸内ミニトリップを締めくくりました。