週刊ねこまみれ

ねこにまみれて暮らしたい。ねこ漬けの日々、日々、日々… 現在休止中です。

今更!?我が家の虫除けについて

2008-08-20 | ねこにまつわるエトセトラ




「今更~?遅いよ~もう秋だよ~!」

はい、すみません!(汗)


ず~っと前からこの話題を記事にしようと思いつつ日が過ぎてしまって
あっという間に暦の上ではもう秋になってしまいました(^_^;)
でも…まだ蚊も虫もたくさんいるからいい…かな?
来年の虫除け対策に…ね?

というわけで、我が家の虫除け対策について書いてみます。
すごく長文です。
我が家はすでに虫除け対策ばっちりよ♪の方や
うちは超高層マンションの最上階だから虫はいないのよね~という方は
迷わずスルーして下さいね。

我が家の庭は緑がいっぱい そして 蚊もいっぱい
庭での虫除け対策は蚊取り線香。
ただでさえ蚊に好かれやすいO型一家の私たち。
夏の庭作業中は汗をたくさんかいてさらに蚊に狙われやすくなるので
庭のあちこちで蚊取り線香を焚いています。

↓我が家の蚊取り線香入れいろいろ↓
 
以前、rinkoさんのところで天然素材の蚊取り線香が紹介されていました。
我が家は庭では普通の蚊取り線香を使っていますが
室内に煙が入ってくるような場所や狭い空間で使う場合は
天然成分の蚊取り線香にしています。

茶色いうずまき↓


それでもやっぱり寄ってくる蚊たち。
テンやすずらんの散歩中はダニやノミも心配です。

手作りごはんや健康管理その他、
すごく詳しく勉強されていて
いつもたくさんのことを教えて下さるGaviちゃんちのおねえちゃんに
以前虫除け対策のことで相談に乗って頂きました。
Gaviちゃんのおねえちゃん!ずずず~っと前に教えて下さったのに
記事にするのが遅くなってしまってほんとにスミマセン!

「ったく、この人ったら何かにつけて行動が遅くて困るのよね~。
朝食の準備
とか、昼食の準備とか、夕食の準備とか~。」 
                          って全部ごはんのことかい! 


そこでGaviちゃんのおねえちゃんに教わって
我が家が実践し始めたのは身体の中からノミダニを寄せ付けなくするためのガーリック。

ガーリックイーストを食事に混ぜて食べさせるようにしています。
ほんの少し、耳かき一杯程度の量です。
香ばしい香りで3にゃんずも嫌がるようなことはありません。

調べているとガーリックはテンの心筋症にもいいということなので一石二鳥です。
蓋を開けると美味しい匂い~♪
ガーリック好きな人間の私にはこの匂いだけで
食欲アップの効果がありそうです(笑) 危険、危険!

そしてもうひとつ教わったのは虫除けのためのにんにくローション
にんにく(出来れば無農薬)をひとかけら、カップ1杯の熱湯にいれてひと晩置くだけ。
これを身体に塗るだけです。
簡単だし、にんにくのにおいも思ったより気になりません。

本当は以前Gaviちゃんのブログtieta4uさんのブログで紹介されていた
いい香りがするハーブウォーター(ハイドロゾル)を使って作る
虫除けローションを試したいと思ってGaviちゃんのおねえちゃんに相談したのですが、
今はなかなか質のよいハーブウォーターが手に入りにくく
猫に危険な精油(エッセンシャルオイル)が混じっている商品もあると聞き、諦めました。


と、ここで横道にそれます。
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ご存知の方も多いとは思いますが、猫とアロマについてです。
アロマテラピーに使用する精油は猫の身体には危険だということです。
猫はそれを代謝する酵素を持ち合わせていないので
身体に直接付着してしまった場合はもちろんのこと
室内でアロマを焚くことによって
徐々に猫の身体に蓄積されて肝臓を悪くしてしまうことがあるそうです。
特にティーツリーオイルなど猫に対して強い毒性のあるものは
危険なので避けた方が良さそうです。
猫に危険なアロマオイルなど検索するといろいろ出てきますので
気になる方は一度調べてみて下さいね。

実際どの程度の危険性があるのかということはたくさん疑問はありますが、
直接精油が猫の身体に付着するようなことはもちろんダメで
もしも室内で焚く時は換気をしっかりとするなど
使用量や使用方法は気をつけなければいけないことが多そうです。

私も以前気に入って買ったアロマランプ↑があったのですが
猫とアロマの話を聞いて危険性が少しでもあるのに
無理してアロマを焚く必要もないかなと思い、今は普通のランプとして使っています。


安全な天然成分のペット用虫除けスプレーとして売られているものの中には
主に犬を対象にして開発されていて
エッセンシャルオイル(精油)が含まれている場合もあるので使用を躊躇います。
犬猫兼用という商品の場合は常に成分チェックが欠かせません。
猫は小さな犬ではない」ので注意が必要です。

☆追記(8/31)☆
rinkoさんが精油について
詳しく調べて記事にして下さいました。
やはり今は無理して精油を使うことは避けた方が良さそうだなぁと
その記事を読んで思いました。

猫と精油の危険な関係

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と、ここで話が戻ります。

それともうひとつGaviちゃんのおねえちゃんに教わったものの他に、
にんにくローションでは除けきれない蚊の対策のために
我が家で使い始めたものがあります。

最近はガーデニングにも無農薬の流れがきて
出来るだけ人体や動物、それから益虫には影響が少ないといわれる消毒液が
たくさん紹介されるようになってきました。
庭の草花を消毒する時にマスクや帽子で完全防備しなくてもいいのは嬉しいし
野菜やハーブにも使える安心感があります。
その中でも安心して使えるものの代表がニームオイルです。
我が家も最初は薔薇や草花のために購入しました。

ニームオイルは古くからインドでアーユルヴェーダなどに使用され
別名「村の薬局」と呼ばれるほど
思わずえ~怪しい~!と疑ってしまうような
いろんな効用があるのです。(最近ではメタボ予防にまで!うそ~!)
ニームについて詳しくはこちらをどうぞ→☆☆☆

ダニ・ノミ避け、そして蚊にも効果があるとされているニームオイルから
猫用の虫除けスプレーを作ってみたいと思って
メーカーさんにメールで問い合わせてみました。
猫用の虫除けスプレーを作りたいのですが」と相談したところ、アドバイスを頂きました。

ジックニームを80~100倍に希釈する。
希釈する水には精製水を使用しました。
精製水はちょうど500mlのボトルだったので
小さじ1杯分(5cc)のニームオイルををそのままボトルに流し入れると
簡単に100倍の希釈液が出来ました。
 

煮沸消毒したスプレーボトルに移し替えて使っています。
保存は冷蔵庫でしています。

これを猫のお腹や足などの毛の薄い場所の地肌に塗るようにするとよいそうです。
テンは毛の薄い目の上の部分や耳の辺りにも塗っています。
(注:なお、作った虫除けスプレーは個人使用の目的のみにして下さいとのことでした)

ニームのスプレーはもちろん私たち人間の虫除けにも使えます。
注: ニーム抽出物はウサギやハムスターなどや魚には
毒性を示すと報告されているので、使用できません。
注意して下さいね。

またスプレーとして直接身体に塗るほかに
蚊が産卵するような溜まった水にニームを入れると、
蚊に成長する幼虫を減らすことが出来ると証明されているそうです。
即効性はありませんが、ニームを散布することで
徐々に蚊の発生を抑え数を減らすことが出来そうですね。

ここでギモン。ちょっと待った!
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ニームの和名は「インドセンダン」です。
念のため猫に有害な植物を調べていたら、なんと「センダン」が含まれていました。
さらに詳しく調べてみるとセンダンに含まれる
「カテコールタンニン」という成分が猫に有毒な成分とされているのだと知りました。
カテコールタンニンはポリフェノールの一種の赤色系色素です。
センダン科の植物の樹皮や果実に含まれているそうです。
紅茶などの話でよく耳にする「タンニン」。
知ってるようで知らない「タンニン」という物質について調べてみると
タンニンは植物にとっては敵(つまり草食の虫や動物)から
身を守るために備えた「防御物質」だということです。
そのタンニンがどんな風に作用して猫に毒性をもたらすのかは結局わかりませんでした。
が、ここまで来るとタンニンは元々肉食である猫にはあまり害がないと思えるのですが…
そういう問題じゃないのかな?う~んわかりません。
どうでしょうか?
詳しい方がいらっしゃったらどうぞ教えて下さいね。

それにニームは日本や中国に自生する栴檀(センダン)とは同属異種の樹木だそうで、
どの程度同じような成分が含まれているのかははっきりとはわかりません。

ただニームオイルは猫や人間を含め
ほとんどの恒温脊椎動物には無害だとして約4000年もの昔から使われ続けているので
希釈したこの程度の量のニームオイルではカテコールタンニンの毒性を
心配するほどの影響がないということでしょう。
それでもやっぱり気になるなぁという方は使わない方が無難だと思います。
あとはご自身の判断でお願いします。

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現在ニームオイルという名前でいろいろな商品が出回っていますが
ニームの注目度がアップするにつれて「まがいもの」もたくさん出てきているそうなので
選ぶ時には
農薬分析結果を公表している企業の商品が安全だと思います。
我が家は
環健さんのジックニームを選びました。

どんなものにでも合う合わないがありますから
うちの子達の様子を見ながら使用しなければいけませんよね。
今のところ、我が家のすずらんもテンも大丈夫そうです。


またみなさんのおうちの虫除け対策についても教えて下さいね。
長々とお付き合い頂いてありがとうございます。



<うりの日4年目>

                               
22日はうりの命日です。
あれから4年が経ちました。
今日の記事、虫除け対策で思い出したうりの話。

うりは庭が大好きでした。

テンがするように暑い日も寒い日も
よく庭やテラスに出て日光浴をしていました。

夏のある日、部屋に入ってきたうりの顔が何だかオカシイ?
なんとうりは目の上を蚊にさされていたのでした(^_^;)
目の上に蚊がとまっても気付かないうりの鈍さとぷくっと腫れた目を思い出して
今でもみんなで笑ってしまう家族内限定の鉄板ネタ…いや夏の思い出です。

あ、今もうひとつ思い出しました。
うりが庭に出ている時、急にいそいそして部屋に入りたがったと思ったら
トイレに猛ダッシュ!
庭ならいくらでもする場所があると思うのだけど
トイレは猫砂で…と信じきっているうりがすごく可愛くておかしかったなぁ…。


22日の命日にもこんな風に
うりの楽しい思い出をみんなで話していっぱい笑いたいと思います。





今週もご覧頂いてありがとうございました。
また来週水曜日にお会いしましょう♪