「どっちが勝ったの?」と聞きにきた家人が目を丸くした。
わたしがあまりにも号泣していたから。
ティッシュで何度も鼻をかんでも、涙をふいても、
またすぐ、ぐちゃぐちゃになった。
↑↑このマンガがスゴイんです。
帯からしても、ある程度の覚悟はしていたつもりなんだけれど
あまりに
感情が抑えられなくなりました。
別れのときのつらさを思い出し、号泣。
後悔やごめんねという気持ちを思い出し、号泣。
別れのあと、2度と帰ってこない現実を知るあの気持ちを思い出し、号泣。
そうやって泣かせる本は、数知れずあるものですが、
この作者がスゴイのは、悲しみのなかに深く沈みながらも
常に冷静な視線で自分自身を描いたところ。
どんなに悲しくても、淋しくても、泣き続けても
いま自分が生きているということに何の変わりもなくて
愛猫を思い続ける気持ちにも変わりはなくて、
泣き腫らしたパンパンの目をちょっと笑いにかえたりして
そうしているうちに前向きになった作者に同感しました。
ごめんねというマイナスの気持ちを伝えることができるのならば、
私が生きててできるうれしいこと、たのしいこと、
そういうこと全部を天国のあの子達に伝えられるんじゃないか。
だったら次、会える時までしっかり生きていよう。
わたしもあの時、心からそう思いました。
そして、新しい出会い。
これもテンのことに重なって今の幸せを感じ、号泣。(しつこいけど…)
傍にいてくれたすずらんやぴっち、それからテンとの新しい出会いのおかげで
今は、うりとくりとの幸せな思い出を振り返ることができるのです。
とにかく読んで見た方がいいと思います。
翌朝、顔が腫れるけど。覚悟してね。
「長い長いさんぽ」、読んでみたいわぁ。たとえ顔が腫れあがっても…
というチャレンジャーのみなさん、
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家人が声をかけてきた時、TVでやっていたのは
どっちの料理ショーです。
あ、要らない情報でしたね。すみません。