週刊ねこまみれ

ねこにまみれて暮らしたい。ねこ漬けの日々、日々、日々… 現在休止中です。

旅猫シリーズ第3弾 その8

2008-04-03 | 旅猫





旅猫シリーズ第3弾~その8~


お店は朝、
一度開店し、昼頃に一旦お休みに入り
そしてまた夕方4時頃に開きます。

ここはFish Houseという名のお店。
魚屋さんではなく、魚グッズが並ぶお店でした。

昼過ぎ、お休み中の店内に黒猫さんがいました。
この旅で初めて出会った飼い猫さんです。


ショーウィンドウ越しに呼びかけると
返事をしてくれます。
指を動かすとジャンプして取りにきてくれます(笑)


そしてモミモミフミフミ♪はぁ~可愛かった!



シラクーサは古代シチリアで最も輝かしい歴史をもつ
かつては現在の人口の3倍以上の40万人を擁する大都市でした。
チュニジアで訪れたカルタゴとも深い関わりがあります。
郊外には古代遺跡群が広がっています。

ここはギリシャの大劇場
世界最大規模の劇場の遺跡です

高台にあるこの場所から地中海が見渡せます


草花がそよそよと風に吹かれて咲いていました
  


そして猫たちは…


「幸せで~す」    そんな顔をしていますよね


黒猫ちゃんです

後ろから茶トラくんがやってきました

茶トラくんはずっと黒猫ちゃんのあとをついて歩いていきます


「モテモテで困っちゃうわ」

「ん?」


実はこの子達がこの旅で最後に出会った猫たちになりました。
幸せそうで元気なふたり。
可愛い仔猫がまた産まれますように。


シチリアに来て3日目の夜、
やっとご飯が美味しく食べられるようになりました♪
シチリアの白ワインです。
                          食事の写真は撮り忘れました(^_^;)





旅も終わりに近付いてきました。


今日もお付き合い下さってありがとうございました。
旅猫シリーズ第3弾 その9へ続きます。
あと少~し、あと少しで終わります!





旅猫シリーズ第3弾 その7

2008-04-02 | 旅猫




旅猫シリーズ第3弾~その7~


朝起きて、バスルームのドアを開けると…


おはよう!

とっても可愛い黒白さんがこっちを向いて座っていました♪


朝食後、部屋に戻って窓を開けると…

隣の建物に茶トラさんと黒白さんが!


隠し撮りスタート! 
 

プププー!舐めてる方も舐められてる方も幸せそ~!

満足気な茶トラさん。


のびーーーーーん


まだ見てるの?  
                                  は~い見てます♪
 


素晴らしい一日のはじまり!
やっぱり猫がいないとね~♪と姉と私。
いっきに気持ちが上昇気流に乗りました。

晴れた日の海の色は特別きれい。


シチリアから見た地中海


レモンの木やオレンジの木がいっぱい


犬達も幸せそうです
 



たくさん歩いて気がつけば夕暮れ時。

目に映ったのはうっとりするような夜のまちでした。




今日もご覧頂いてありがとうございました♪
旅猫シリーズ第3弾~その8~に続きます。




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清き一票をどうぞよろしくお願いします♪

投票締め切りは4月20日


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旅猫シリーズ第3弾 その6

2008-04-01 | 旅猫




旅猫シリーズ第3弾~その6~です。


旅もいよいよ折り返し地点へ。
ちょうど真ん中の日。

チュニジアから地中海を渡り…
イタリアの長靴の先っぽにある島、シチリアへ。


フェリーでひと晩 

目が覚めるとシチリアのパレルモに到着です。


…の間のトラブル一覧です↓

チュニジア港での出国審査のゴタゴタ(ダラダラ?)で1時間待ち
フェリーの出港時間の大幅な遅れ(21時発が翌1時発に…)
到着後、船上でのイタリア入国審査のゴタゴタで2時間半待ち(審査自体は1分弱)
予定のバスに乗れずに3時間後の次発のバス待ち。
目的地シラクーサに到着後、
バスターミナルがガイドブックに記された場所とは違っていて
暗い路地に姉と私、スーツケース2個をポンと下ろされ彷徨う。
なぜか街中をタクシーが一台も走っていない。
近くのお店にタクシーを呼んでくださいとお願いするが
「チンプンカンプーン・ホニャララ・ホテルマデアルイテイケマスヨ~・ナントカカントカ」
と言われ、仕方がなく歩き始める。
片っ端から町の人に声をかけて
ホテルまでの道のりを尋ねつつ、ひたすら歩くこと1時間…(しかも小雨)
ホテル到着。
ホテルのフロントの笑顔のお兄さんが神様に見えました(笑)

チュニスを出港してから目的地シラクーサのホテル到着まで
23時間…。予定より6時間も多くかかってしまった。
あ゛~~~~~しんどかった!

きっと地元の人は何かと時間がかかる事に慣れているんですね。
誰も文句を言っていなかった…(゜-゜)
日本なら電車が10分でも遅れたら
駅員さんに怒鳴ってるおじさんがいるというのに…。
スピード社会の日本、これでいいのか悪いのか。

旅にトラブルはつきものですが
この時は熱もまだおさまっていなかったため、かなりハードでした。
この日初めて、もう日本に帰りたい…って思いました(笑)


シチリアのイメージ。
ちょっと埃っぽい、不穏な、さびれたような土地。
 
  
ゴッドファーザーのテーマソングと共に
そんな良いとは言えないイメージを頭の中でグルグルとめぐらせながら
眠りに落ちていきました…。


翌朝。

到着した夜はぐったりしていて気付かなかったけれど
私たちのベッドルームにはこんな絵が飾られていました。

幸運の使者 ツバメの親子 


朝一番に薬屋さんへ。
チュニジアで買った薬は飲んでも飲んでも熱が下がりませんでした。
ここではちゃんと言葉が通じ、薬剤師のおばさんがテキパキと
朝晩2回飲めば効くというような風邪薬を出してくれました。ほっ。


そして早速まち歩き。
昨日歩いた心細い暗闇の町とはがらりと雰囲気が違う。

猫たちもいます。




お~い!お~~い!!
と、猫じゃらしを振る私。


「興味ないです(きっぱり)」   
                                      あ、そうですか…。やっぱり。


ここシチリアでも猫は気ままに暮らしていました(^_^;)


そして空を見上げると…

まるでクロスフィンガー!旅の続きを応援してもらった気分です。


うん、なんだか良い感じ。

こうして心もカラダも元気になる兆しが見えたのでした♪

チュニジアからシチリアへの移動の時
心もカラダも疲れのピークに達していました。
あまりの不運が今考えると笑えます。
私たちすごーく暗い顔して歩いてたんだろうなぁ(笑)

でも、やっぱり熱が出ていなかったらこれもぜ~んぶ
なんとも思わないようなトラブルだったかも!
ううん、事故に遭ったり誘拐されたり(それはナイ)しなかっただけでも
すごく幸運だったかも!

モノは考え様。
前向きな時はすべて好転し、後ろ向きな時はどんどんと落ちていく…。
そんな事をカラダで覚えた、とってもためになる旅になりました(笑)



旅猫シリーズ第3弾~その7~に続きます


               



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旅猫シリーズ第3弾 その5

2008-03-26 | 旅猫


旅猫シリーズ第3弾~その5~

チュニジアに来たのだからここを見ずには帰れない!
ホテルでずっと寝ていたい…と
弱気になる自分達を奮い起こして(^_^;)いざチュニジア最後の観光。

チュニジアで最も美しいといわれる町。
シディ・ブ・サイード

チュニジアンブルーのイメージはきっとこのまちで見る
白い壁とブルーのドアや窓枠、
そして澄んだ地中海の色で出来ているような気がします。
  

一番賑やかな中心地。お土産物屋さんと観光客でいっぱいです。


近くの路地に入ると… 

 いたいた!


さすがにチュニジア随一の観光地の猫達。人馴れしています。


この旅で初めてスリスリ~ってしてもらった!感激!  しっぽがピンと立っています
 
そして曲がり角を過ぎると…

猫の集会所に行き当たりました。

集まっている猫達
 


猫の集会所は上から見るとこんな感じ


チュニジアンブルーと絵になる猫達
 
 
  


顔の形を見ればわかる!奥のふたりは絶対♂ですね(笑)


澄ました美人さん

こんなポーズもお手のもの♪


この子はドアの前で鳴いています


素敵なドアが開いて、おしゃれなタイルが見え
優しいおばあさんが笑顔でこの子を出迎えてくれる…
となるはずが出てきたのはいじわるばあさん。


こんなに可愛い子なのにものすごい剣幕で追い払われてしまいました。


どこか可愛がってくれる人のところへ行っておいで

ふと見るとこの子の足元にナナホシテントウムシが。
この子にもGood Luckがありますように。
 




シディ・ブ・サイード。
訪れる前からたくさんの猫たちに出会えると聞いていたので楽しみにしていました。
熱さえ出ていなければ~!熱さえ~!(←しつこい)

チュニジアの旅はもうすぐ終わりです。


旅猫シリーズ第3弾~その6~へ続きます
今日もご覧頂いてありがとうございました!



旅猫シリーズ第3弾 その4

2008-03-24 | 旅猫




旅猫シリーズ第3弾~その4~
(写真クリックで大きくなります)

写真のサイズは出来る限り小さくしていますが
旅猫シリーズ全般に画像が多いためページが重いかもしれません。
あれもこれもとついつい載せたい写真が多くなってしまうのです。スミマセン。



市内はいつも大混雑            でも少し走ると誰もいない…
 
チュニスから車で2時間。

ここはドゥッガ遺跡です。

標高600メートルの丘の上にある広大な遺跡。
真冬は吹雪くこともあるそうです。

なだらかな丘がつづく景色は手前のサボテンがなければ
まるでイギリスの田舎のようです。


2月の終わり。ここには春が訪れていました。


チュニジアに数多く残るローマ都市遺跡の中で
最も保存状態もよく規模も大きいドゥッガ遺跡。

 
 

1899年、遺跡の発掘が始まった頃、そこで暮らしていた農民は
立ち退き命令を受け、政府が新しく築いた村ヌーベルドゥッガに移住。
ロバに乗ったおじいさんもこの坂を下ったところにある
その村で暮らしているのでしょう。

遺跡の中を羊たちが歩きます。

羊追い犬はしっかり仕事をこなしています。
寄り道している羊を追っていき、列に戻します。
 

シェシアと呼ばれるチュニジアの帽子を被ったおじいさん。絵になります。
ガイドの仕事をされているそう。
旅行者の少ない今の季節は仕事がほとんどありません。
この日はもう終わりだと村まで歩いて帰る後姿を見送りました。


お昼に食べたオレンジ
ぽこっ!


そしてここでもやっぱり…


遺跡には小さな売店がひとつあるだけ。
麓の村までは少し距離があります。
この子はここに住んでいるのかな。何を食べているんだろう。


この子は帰りに駐車場で出会った子。


ご飯が欲しくて必死で鳴いています。
 

バッグを見るとチョコレートがひとかけら…。
ごめんね。何にも持ってきてないんだ。
観光シーズンから外れたこの季節。
この広大な遺跡を訪れていたのは私達ふたりとあと2組の旅行者のみ。
他の人に何か貰えることも期待できません。
こんなことなら何か用意してきたらよかった。

チュニジアで出会った猫たちの中で
初めて自分から近寄ってきたこの子。
後ろ髪を引かれつつもお別れしました。







夕暮れのチュニスの空をムクドリの大群が!!!
 
キャーーー!

これは何かの暗示か暗雲か…!?
この夜から私達の旅がひどいことに~(涙)



なんとも情けないことに旅を始めて3日後の夜、姉妹揃って熱を出しました…(恥)
日本から持ってきた薬もあっという間になくなり
薬局で身振り手振りでなんとか熱冷ましと喉のシロップを購入。
でもぜんっぜん効かない!
4日目からは体力勝負。
フラフラになりながら、でもホテルで寝ているのも悔しいので
お互い励ましあいながら(苦笑)何とか旅を続けました。

旅のトラブルに対していつも前向きな私ですがこのときばかりは後ろ向き…。
普段なら気にならないぐらいの出来事でもドーンとダメージが(>_<)
すべては熱のせい。
何よりも悔しいのは写真を撮る気力も出なくて
旅の中盤の写真がとても少なくなってしまったこと。
それから自分の興味のアンテナが全然働かなくなってしまっていたこと。
気になることや笑えることはいっぱいあったはず…。
見逃したり、見過ごしたり。
みなさんに写真つきでご紹介できないのが残念です。
例えば…チュニジアの人は平均的にものすごく背が高くて
ATMが私達だとはしごを上らないといけないぐらいの高さに設置されていたり…
あれ?これはどうでもいいネタでしたね。
でもそんなどーでもいい小ネタを含め(笑)
目に付いた小さな物事を写真に収められなかったことが悔やまれます!


次回からの旅の中盤、熱にうなされながらの旅で
載せられる写真が少ないのです。
そんな情けない旅猫シリーズですが
どうぞ引き続きお付き合い頂けたら嬉しいです。


それでは
旅猫シリーズ第3弾~その5~へ続きます。

いつもご覧頂いてありがとうございます!