週刊ねこまみれ

ねこにまみれて暮らしたい。ねこ漬けの日々、日々、日々… 現在休止中です。

旅猫シリーズ第4弾 その2

2008-06-29 | 旅猫






今回の旅の第一の目的は庭めぐりです。
日本の庭にはしっとりとした深い緑があって大好きだけれど
この季節に時折やって来るさらさらの霧雨で緑が輝く
イギリスの庭園にもやはり憧れがあります。

多くのイギリス人が最も愛する花は薔薇。
日本ではもう二番花や返り咲きの頃ですが
イギリスの薔薇はまだたくさんの蕾をもっていました。


これは大好きなフィリス・バイド
幾度となく色が変化していく様子がとても愛らしい小ぶりの薔薇
お屋敷の壁に見事に映えていました
 

ハッと目を惹く薔薇や優しく淡い色合いの薔薇
 
  


でも薔薇だけが主張しているわけではなく
すべての草花が元々そこに咲いていたかような自然さがあります
 



それぞれの庭師によって考え抜かれ計算された
木々や草花が素晴らしく調和された庭ばかり


奥まで続く紫のコーディネートにためいき


時間を忘れる空間です

フィリパ・ピアスの「トムは真夜中の庭で」のように叶うなら真夜中にも訪れてみたい…。

そして大きな庭園はもちろん、
個人のお宅の庭先も見ごたえがあります。
 


どんな人が住んでいるのかな?うさぎのおばあさん?


きっとここは絵本の中の村に違いない


滞在していたホテルの裏庭


憧れのキッチンガーデン ハーブや野菜がたくさん


どこを見ても本当に夢のような世界でした。



ところで、庭にも男性らしい庭、女性らしい庭があるようで
男性らしい庭だと思ったのがこちら
すっきりとしたグリーンでまとめられていますが
よく見ると生垣などの懲り方が凄い!

私達が撮って帰ってきた何百枚もある写真を
ちょっと眠くなりながら見ていた父が
唯一「へぇ~」と声をあげて反応した庭でした(^_^;)




さて次回は少しは旅猫シリーズらしく猫さんにも登場して頂きます。


今日もご覧頂いてありがとうございました♪





旅猫シリーズ第4弾 はじまり

2008-06-27 | 旅猫





旅の直前まで里親さんの募集をしていた黒白3にゃんずは
無事新しいスタートをきりました。
ニャタリーさんのところでその時の様子がわかります。
やさしそうな「お父さん」で、ほんとによかったね♪
一緒に3にゃんずのこれからを祈って下さったみなさん、
ありがとうございました。



さて、ごあいさつが遅れました。
ただいま帰りました。

というわけで早速

旅猫シリーズ第4弾、スタート!

今回の旅先。
6月のその場所はどこを見ても美しい。
以前からそう聞いていて、
母と一度は行ってみたいねと言っていました。

何度か訪れているけれど実はこの季節は初めて。
秋や冬だって本当に綺麗なのですが…。

どこまでも続く緩やかな緑の丘。


のんびりとした羊たち。


はちみつ色の家々が並ぶ小さな村。


もうお分かりですか?
今回の旅先はイギリスのコッツウォルズ地方でした。

母とふたりで自由気ままな旅です。


旅猫シリーズ第4弾は手短に…。

あんまり猫は出てきませんが(^_^;)
またお付き合い頂けると嬉しいです。

その2へ続きます。


「心配なさらないで。わたくしは元気よ。」

                                な、なぜにそんな顔を?



今日もご覧頂いてありがとうございました♪






旅猫シリーズ第3弾 その10

2008-04-06 | 旅猫




旅猫シリーズ第2弾~その10~最終回です。


旅の最後に訪れたのはパレルモ。

鳴り響く車のクラクション、クラクラするような排ガスのにおい。

騒がしいこの町で、静けさを求めて教会に逃げ込む。

マルトラーナ教会


内部のガラスモザイクはその外観からは想像も出来ないほどの輝き
 


さてシチリアで私が楽しみにしていたものがもうひとつ。

プーピ・シチリアーニ
シチリア伝統の操り人形です。

でもこれはまた別の機会にお話することにします。

街角の花屋さん


この賑やかな街中では残念ながら猫達に出会うことができませんでした。
きっと彼らは家の中でゆっくりまったり暮らしていることでしょう。


<最後の夜の食事>

どどどん
 


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

次の朝
まだ夜が明ける前に、ホテルを出発しました。
空港で最後のイタリア式の朝食を。



そしてさよなら



窓の外を見るとシチリア島が小さくなっていきます。


シチリアに昇った太陽が機内を黄色に染めていました。




旅猫シリーズ第3弾~その10~ おわり
最後は駆け足の記事になってしまいましたが…

旅猫シリーズに長い間お付き合い頂いて
本当にありがとうございました。


次回更新は水曜日です。
それ以降、通常通りの「週刊」ねこまみれに戻ります。

それではまた水曜日にお会いしましょう♪
さようなら!



おまけ記事あります
↓↓↓




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旅猫シリーズ第3弾 おまけ

2008-04-06 | 旅猫




旅猫シリーズ第3弾も例によっておまけつき…


<おまけ 旅鳥シリーズ>

今回の旅でチュニジアでもシチリアでも感じたのは
鳥たちの幸せそうだったこと!
自然と鳥たちの写真も増えていました。

というわけで、旅鳥スタート!


くっきりはっきりモノトーンの鳥


艶々の黒羽が綺麗




わっっ飛ばない鳥軍団だ!


この鳥ご存知の方いらっしゃいますか?
この子達のあまりに珍しいヘアスタイルに動揺して
ブレブレ写真しか残せませんでした。


地中海のスズメ達


痛くないのかな…サボテンに立っています。


↑と同じ子。こっちの方が安全安心。


この子の目に映るのは一面の花畑かな。


ずっと歌い続ける子。撮った写真はほとんどが口を開けていました。


細い茎にとまってゆ~らゆら


ひとあし先に春が訪れていたようなチュニジアとシチリア。
鳥たちにとってはパラダイスのような国なのかもしれません。



<おまけのおまけ 旅先から連れ帰ったものたち>

チュニジアのスーパーで買った猫本。
オールカラーの猫百科事典のような内容です。

イラストは猫のイラストでお馴染みのアン・モーティマーさん。
装丁は少し異なりますが英語版もあるようです→☆☆☆
 
フリップなどのしかけもあります


チュニジアで買った星模様のキャンドルホルダーとグラス
ブリキとガラスを組み合わせてあります
 
星型にくりぬいたブリキからガラスがはみだして
ぷっくり膨れているのが可愛い
 


同じお店で買った猫型ランプ
 
明かりをつけるとこんな感じ
 


乗り継ぎのミラノの空港で見つけたマウスパッド
緑の瞳の黒猫さん。テンみたい。即買いです♪




<おまけのおまけのおまけ 旅の準備>

旅には「地球の歩き方」を持って行きます。
家で目を通していくのは「Lonely Planet

それと毎月20日発売の「旅」という雑誌。
シチリアはちょうど私達が帰ってきた頃に発売されました
(なんと表紙はラグーザの絶景でした!)

情報が満載というわけではありませんが
写真が綺麗でいつも行き先を絞った特集が組まれているのが魅力的です。
そしてなぜかイラストに猫の絵が多い。
街のスナップ写真にも猫がチラホラ。
きっと猫好きのみなさんが集まった編集室なのですね♪

ホテルは事前に決めて、ネット予約です。
いつも使うサイトは
口コミ充実の「TripAdvisor」 や
Expedia」や「HotelClub」など。

最近では、地名や気になるキーワードで検索すると
個人で作られているブログやHPの旅行記にヒットすることも多く
参考にさせて頂くこともあります。

私は、旅は事前にしっかり調べて行く派です。




旅猫シリーズ第3弾 ~ほんとにおわり~
またいつか第4弾でお会いしましょう
☆ありがとうございました☆





旅猫シリーズ第3弾 その9

2008-04-05 | 旅猫




旅猫シリーズ第3弾~その9~


前回の記事の黒猫ちゃんと茶トラくんが
この旅で出会った最後の猫さんでした。

あと出会ったと言えば、バスで前の席に座った
ジョシコーセーのケータイ待ち受け画面(チラッと見えてしまったの…)が
猫だったぐらいかな。しかも彼女は隣に座った友達に
うち猫自慢をしていた様子(言葉はわかりませんが雰囲気でわかりました)
猫好きさん発見です!
今考えると私も持っていたケータイの待ち受け画面のテンを見せびらかして
イタリアでうち猫自慢をしてくればよかった~。

ちなみに私の待ち受けはこれ



そんなこんなで旅猫シリーズなのに
残りのシリーズには猫は登場しません。
ご了承頂いて、どうぞ読み進めて下さい(^_^;)



シチリアで一番行きたかった町。
ラグーザ。
シラクーサから列車に揺られて2時間半。

そもそもラグーザとの出会いはこの本。

           小森谷 慶子 小森谷 賢二 著  「シチリアへ行きたい」                     


この表紙の絶景に心を奪われました。
急いで表紙裏を確認すると
「ラグーザ・イブラを階段坂よりみおろす」とありました。
その時、初めてこの町を知りました。
それ以来、同じ場所に立って、この絶景を眺めてみたいとずっと思っていました。

1693年にシチリア南東部を襲った大地震により、
壊滅的な被害を受けたこの町は
その後、ふたつの地区にわかれ復興され
互いに競い合うように美しい町並みを作り上げていったそうです。

標高500~600メートルの高地に深くえぐられたふたつの渓谷があり、
その谷に挟まれるように位置しているのがラグーザの旧市街、イブラ。
そしてふたつの谷よりもさらに高地に、西の方角に広がっている地域が新市街。

シラクーサからの列車は新市街に到着。
坂を下っていくと…
(実は初め間違って上り坂に向かって歩いていて、
途中イブラへの道を尋ねたおばあさん達に
イブラ(下の町)に行くのになんで坂を上がってるの!と大爆笑されました、てへへ)



目の前に広がっていたのはあの絶景でした。


立ち尽くし、  じーーーーーん。


残念ながら日帰りではこの町は観尽くせません。
いつかまた戻ってきて、今度はあの目の前に広がるイブラの町の
細い路地1本1本を歩きたいと思ったのでした。


そしてついに旅の最後の町、パレルモへ…。


<おまけ>

街角で見つけたこの看板。ペットショップ?


活き活きとした表情の猫がいいですね



旅猫シリーズ(猫は出てきませんが…)~その10~へ続きます。
シリーズも次回最終回です。
長い間お付き合い下さってありがとうございます。