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another side

いろんなアニメについて、ちらほら。

舞HiME コイ・ハ・タタカイ

2005-03-19 | 舞HiME
次から次へと消えていく、誰かの大切な人。
シスターは亘とともに。
奈緒の母親はジュリアの消滅とともに。
楯はヤタガラスの消滅とともに・・・

舞衣がその双眸に映していた、本当にのぞむもの。
巧海と両親とのごくごく平凡な朝の食卓。
恋人は楯、その妹は詩帆。
いつか結婚したら、本当のお姉ちゃんだね!
・・・そんな世界。
でもそれは幻にすぎない。
私は楯のこと、大切なひとだなんて思っちゃいけない。

けど、自分の本当に望むものにもう気づいてしまった舞衣。

舞衣の、本当の心を引き出してくれたのは、ミコトと楯。
巧海を一番に考えなくちゃダメ。
そんな心の壁を乗り越えてきてくれたのは彼らだった。

そして、幻を見せるシスターのところへ、亘が再び現れる。
今度こそ彼を消す覚悟をして、矢を構えるシスター。
そして、黒耀の君の正体、神崎黎人の名を告げる。
シスターはその愛する相手を自分とともにチャイルドに飲み込ませ、消える。

助けに駆けつけた楯の言葉に我を取り戻す舞衣。
来てくれた楯にほっとすると同時に、その瞳は再び硬さを取り戻す。
何できたのよ・・・!!

待てど暮らせど自分の下には来てくれない楯を、震える体で待ち続ける詩帆。
そこに現れたのは、黎人の命をうけた凪。
もうわかってるんでしょ。楯の本当の気持ち。
君の無意識はヤタガラスとともに今まで舞衣を襲ってきたこと。
その言葉、真実に目を見開くとともに、詩帆の体に白装束が巻かれていく。
白無垢のHiME。
目覚めた詩帆は、ただ一筋に楯と舞衣の元へ。

なんでおにいちゃんを好きになっちゃったのよ!!!
わかんないよ!!!
そう怒鳴りあう若き高校生たち笑

詩帆の大切なひとが楯であることを知っている舞衣は、ヤタガラスと戦うことはできない。
楯を消してしまうことなんて出来ない。
そして、晶のチャイルドを消したのがヤタガラスであることも気づく。
じゃぁ、あれはミコトじゃないの!?
そしてそれに気づくのは舞衣だけではなく、ミコト自身も。
私じゃない。
じゃぁ私は・・・!!

そのミコトの心を支配する兄君の言葉。
舞衣にとって最強の敵があらわれることになる。
それを倒すのは・・・

その言葉どおりの展開を目にし、敵である詩帆のチャイルド、
ヤタガラスを一閃するミコト。
その意味を知り絶叫する詩帆。
同じく信じることができない舞衣。

消えてゆくのは、楯。
俺まだ死ぬのこええよ。
私、まだ自分の本当の気持ち、伝えてないよ!!!
舞衣のキスは楯の心には届いたんだろうか。

楯が消えてしまったことで、再び心の安定を失った舞衣。
さて、カグヅチを呼び出すことはできるのだろうか。

その舞衣を支えたのはなつき。
なつきも奈緒に捕らえられ、それをえさにおびき出されたのは静留。
一番地を破壊し、逃げ惑うばぁさん達がおもしろかった笑
なつきを傷つけるものは誰であろうと許されない。
奈緒を断罪し、ジュリアを両断。
足を切られたジュリアに叫ぶ奈緒が印象的。
人間なんて誰も信じられない。そう思っていた奈緒にとって心のよりどころであったはず。
そして、ジュリアの消滅とともに消えていく母の姿を思い描き再び絶叫する奈緒。
もう、彼女は本当に一人になってしまった。

奈緒本人も静留に斬られようとしたそのとき、間にわって入ったのはなつき。
自分と似ている奈緒をほっておくことなどできない。
静留や舞衣、ほかの皆がいてくれなかったら、自分もこうなっていただろうから。
そう言って静留にエレメントを向けるなつき。
彼女も、力を取り戻した。
静留は奈緒を斬るのを一旦あきらめ、一番地の完全駆逐へと、清姫と去っていく。

にしても、清姫強いよ!!!
ミコトのチャイルドも強いけど。
カグヅチがこれからどうなるんかわからないけど。

次々と、人が消えていくこの数回。
でも誰もが自分の心に一番正直に従った結果でもある。
正直になることと引き換えのように大切な人を全て失ってしまった舞衣。
彼女は再びカグヅチを呼び出すことができるんだろうか。
なつきは静留にエレメントを向けたけど、静留を倒せば自分が消えることも。
知っているはず。

残すところ、なつきと静留、舞衣?
黎人を黒耀の君と知った舞衣がどんな行動に出るのか。
次回は深優もでるみたいだし。
真白や二三は?
さて次回も楽しみにしましょう。
あんだけ消えていってしまうと実は最後は、HiMEの力を使って全員復活か、
みたいな落ちを考えちゃうけど。

舞HiME 愛情と友情、非情

2005-03-11 | 舞HiME
遥さん・・・やなとこ見られたからって、刃物持って脅すなんて、最低。そこまでの人間だなんて思わなかった!!

もうやめとかないと・・・遥さん。
自分の命、本当になくなっちゃうよ、って思ってたら・・・

清姫・・・

遥を守ろうと決意した雪乃だが、ダイアナ、ぶつ切りにされ、敗北。
同時に、雪乃の大切な人である遥がその存在を消していく。
それでも、彼女は雪乃をうらむこともなく、実に彼女らしく。
頭突きしてった。
それが遥ができた精一杯の反撃でも。
でも静留の圧倒的な力の差、そして覚悟の差を乗り越えて。
彼女は彼女であることを貫き通した。
そう思った。

静留は自分のなつきへの想いを隠すことなく、思う道を進むことを告げる。
HiMEが自分以外の全員を倒して最強の力を手に入れることが出来るなら。
私はなつきのために他の全員を倒してあげるさかい。
なつきの為なら自分の命など、惜しくない。
たとえ最後に倒されるのが自分であることなど、静留にとっては何の障害でもない。
自分の大切な人の為なら、何をしたっていい。
その人の幸せになること、喜んでくれると思うことなら、なんでも。
やってあげるべきだ。
果たしてそうだろうか。
そんな静留のある意味とても純粋な気持ちさえ利用しようとする黒耀の君。
(ブラックプリンス)
一番地の名前の意味、なぜ彼らがずっと存在しているのか。
時代は若者の手で作らなくちゃね。

あなたは、黒耀の君?それとも、神崎、いや・・・

確かに、黒耀の君として300年ぶりに目覚めたらしい彼。
神崎黎人としての人格、あるいは記憶はどうなってるんだろう。
そもそも、彼(黎人)は黒耀の君の生まれ変わりとなるべくしてなったのか。
それとも何か彼自身も何かに巻き込まれているのか。
まぁ前者でしょうけどね。

深優の復活に全てをかけた碧先生。
それを阻止するミコト。
うわっこえぇ。
ミコト、怖い。そんで、やっとチャイルド出現。
でっかい。それに、やっぱり怖い。
棘みたいのいっぱい出てるし。ゴジラみたいに笑
具体的に何かしたシーンが描かれたわけじゃないけど。
最後に登場してきたチャイルド達、本当に強い。
カグヅチちょっと危ういんじゃ??
でも、彼らが強いのは、HiMEたちがそれ相応の覚悟や決心を揺らぐことなく持っているから。
チャイルドはそれに比例しているような気がする。

ミコトとの戦いに敗れてた碧。
愕天王は消えてしまった。
つまり、碧の大切な、あの人も消えてしまった。
ごめんね、でも褒めてくれるでしょう・・・・?

チャイルドを失っても深優を見事復活させた碧。
大切な人を失っても、やり遂げなければならないことがある。
静留とは正反対の道を選んだ碧。

一方、舞衣たちHiMEの事情をやっとこさ知った楯。
思わず窓にゆ・・・と落書きしてしまう舞衣の姿も、見てるほうはおいおいって
思ってしまうけど。
鴇葉が好きなのか、となつきに聞かれてわかんねぇよ、と応える楯も。
詩帆と舞衣の間で揺れている・・・のか?
最初っから舞衣だよね?

そうそう、なつき。
静留の秘めた思いをぶつけられて、思わずその手を振り払ってしまう彼女。
わかるけどね・・・
なつきの脳裏に浮かび上がってくるシーン、エロい笑
静留姉さんの迫りようが、なんともつややか笑
でもなつきにそれが受け入れられるわけがない。
そんなこと静留もわかっている。
だから、彼女に出来ることはなんだってする。
そう言って立ち去る静留を追って、街で倒れるなつき。

もう、一番ボロボロなのは誰か、なんて絶対わからない。
誰もが大切な人を失う怖さと大切な人がいるという幸せ
その合間に揺れている。
本当の好きって、なんなんだ!!
ミコトの言いたいこと、なんだかわかる気がするなぁ笑

シスターは、亘を討った・・・?
愛しています、といいながら。
その弓を引いたのだろうか。
シスターがそもそもの争いの発端を作り出したことに気づいた舞衣。
あの怪我は幻覚。
全ては幻覚から始まった。
奈緒がブラック街道をまっしぐらなのも、そのきっかけだ。
けど。
あの裏切りの幻覚があったから、わかったこともあるんじゃないの?
自分が本当に何を求めて、何を必要としているのか。
というか、あれがなきゃ話が進まないしね笑

再び、あなたの本当にのぞむものはなに、と問うシスター。
舞衣は、そこに何を見ている。

深優は、何を始めるのか。



舞HiME くずれゆく

2005-03-04 | 舞HiME
風雲急を告げる。

いや、まさにこのことですね。凪くんいいこといいますね。
あんたから灰にしてやるって舞衣ちゃんもいいこといいますね。
そうだよ、みんな単純すぎるよ。

なんにせよ、黒耀の君が覚醒したことでどんどこ暗い物語街道を突き進む舞HiMEです。
おもしろい笑

HiMEどうしで戦うことを回避する為には、黒耀の君を倒すしかない。
碧先生はそういうけど、そんな言葉は理想にすぎず、舞衣の心には響かない。
彼女の心に響くのは、黎人の言葉。
勝ち残ったHiMEになれば、君の大事なひとは消えずにすむ。
それに最強の力を手に入れることができるんだ。
舞衣はもう何も失いたくない。
自分という存在を形づくる上で欠かせない要素だった巧海を失い、ミコトを消し(と思い)、これ以上奪われたくない。だから楯は私に近づかないで。これが最後だよ。

橋から背面落ちを決め、カグヅチとつぶやき、楯をおいて去る舞衣。
「舞衣」と叫ぶ楯の言葉も「祐一」とつぶやく舞衣の言葉も、今はすれ違うだけ。

舞衣を狙うHiMEとそのチャイルドも、もはや何か影が薄い・・・
楯が来てすぐ退散してしまうあたり、かわいいけど。

そして今回の目玉は静留でしょう。
雪乃が覗きの趣味をもつ(違う)事をさらっとバラす黎人さん、極悪でよろしい。うろたえすぎる雪乃も、かわいそうだが、覗きは犯罪。ね。

静留さん、あんじょうよろしゅうって・・・ってまぁそんなのおいといて。
ちゅーしちゃったのかな、やっぱり。
私たち視聴者は皆静留の怪しさ全開には気づいてたので、あーぁとうとうやっちまったか。
くらいですが笑
なつき本人にしてみたらまさに天と地がひっくり返ったくらいのショックなんやろか。
いや、なんだろか。

なつきに迫る静留の姿を見ちゃった遥もそりゃ叫んじゃうよね。しかたないどすえ。
でもそこからまさか自分の生命の危機が始まるなんて、かけらも思ってなかったよね。

自分の大切な人の為だったら何をしても許される。
これがどうやらキーワード、というか。
あの美術の先生のためにHiMEすら裏切るシスター。
遥を消そうとしてんのかどうかはちょっと定かじゃないけど穏やかじゃない静留。
楯を護るために、戦うことを決意した舞衣。

そんな中、碧が本当に柱だと思うよ。
大切な人に認めてもらえる女になりたくて、あがいてる。
これ、ちょっといい言葉かな、なんて思ったり。
先生も次週は金目のミコトとバトルが待っておりますが。
勝てる見込みは非常に薄いけど、きっとなにか展開が待ってるんだろう。

凪に、黒耀の君の思惑にのってあげるわよ、と言った舞衣。
だから、黒耀の君に会わせなさい。自分だけ高みに座って見物なんてゆるさん。

黎人さんですけども。これは・・・
真実を知った舞衣の気持ちに変化はあるか。
いやあるだろ。
でもこれで何で黎人が自分に近づいたのか、あの言葉は真実だとか余計に戦う意志を強める。
なんてこともあり?ないか。
また壊れるのかな、舞衣。

あ、あとブラックプリンス。笑った。センスなさすぎ。
まぁ明らかに偽名であるジョンスミスからしてセンスがないけども。

さすがタイトル「くずれゆく・・・」。
あの校舎のものすごい爆発、あれは誰と誰がっていうか。
ミコトと碧のバトルのとこ?
違う?
全てのキャラが修羅場を迎えてるっぽいので、見所たくさん。
つまり、展開はあまり読みたくない。
読めんとちがいますかって言われたらそれまでですが。
来週を皆さん楽しみにしましょー

舞HiME 黒き君、めざめるとき

2005-02-25 | 舞HiME
生きてたぁ!!!
生きてたよミコト!!そうかそうか・・・
そんでもって目覚めたよ黒耀君。
というか目覚めてたのが明らかになりました。
そして、舞衣ちゃんとは何もありませんでシタ。

「体だけ手に入れても彼女は僕のものにはならないからね・・・」
はぁ・・・
そっかーやっぱり下心はアリアリだったんですね、黎人さん。
あの裸にYシャツで暖炉のまえでってのはエロエロですもんね。
よくぞ。

そして黒耀の君の正体をぼやぼやにしてたのは、やっぱり凪で。
主君復活ですね。

ニンジャ軍団!!!
意識を失った晶を担架で運ぶのは、まんまニンジャ軍団の皆様でした。
まったく隠密ではありませんが、よろしんですか?


舞衣が壊れている間、もうひとりが壊れていきました・・・
なつき。
母親が死んだのは、私をシアーズ財団に研究材料として売り渡そうとしたのがばれて制裁を
もらったから。
またブラックな話やな。。
そんな抜け殻みたいになったなつきを罠にかけたのは、またまた奈緒・・・
携帯で写メとってるけど、あれどうすんだろ。
アルバム?笑

そして、なつきのピンチに現れたのは、静留。
そんでもって彼女はやっぱりHiMEであり、チャイルドはオロチ型。
あれか、前回現れたやつか。
なんだやっぱりミコトのチャイルドじゃなかったんだ。
なぜわからなかった、私。
奈緒のジュリアもまったく歯が立たず、っていうかでかくて。
ぶっ飛ばされ、崖を切って海に叩き落す静留がこわい。
彼女もまた、大事な人の為に鬼となる。
つまりはなつきのために。
あれ、これは。
なにか特別な事情がおありになるから好き、なんですか。。。
それともラブなだけですか。

で、遂に明らかになってきた正体。
真白学園長はどうやら水晶のHiME。
ということで彼女もHiME。
実は歩けたらしいおひめさま。でもお人形でした。
冥府からよみがえったって、なんですか・・・
交通事故で死んでるらしいし、かつての兄は黒耀の君らしいし。
むむむ。
ここにどうHiME達が絡んでくるんだろう。

黎人=黒耀の君に仕掛けられる攻撃を受け止めるのは、ミコト!!
兄君に触れさせはしない!!!
生きてたのはうれしいけど、完璧に対立サイドにまわっちゃって。
またなんか悲しいことが起こるんですかね。。。
ちなみに彼女のチャイルドは一体いつでてくるんだろう。
ここまで出し惜しみするってことはとても意外なモノなのか。
見るに耐えないくらいすげぇモノなのか。
どっちにしろ、バカ強かな。

でも結局はHiMEモードになった真白さんもとっ捕まってしまった。
全ては黒耀の君の下に。
一番街、組織再結集。

一方、一連の巧海消滅騒ぎに置いてけぼりをくらった碧は学園長に直談判。
そこで真実を告げられる。
はたして黒耀の君、水晶の姫。
そのうらみつらみバトルの行く末は?
碧は、どうやら起動キーのようなものを受け取る。
それは、地下の装置で眠る深優のものか。
ほぉ、また動くんだあいつ。アリッサいないけれど。
最終手段というか、文字通りキー的な存在ですね。

さてさて、どうなるんだろ。
楽しみだ。
黎人に希望はある、と刷り込まれた舞衣がどういう行動にでるのか。
楯を護る為に戦いを選ぶのは必須みたいだけど、あえて裏切りを期待。
楯の行動いかんになるかと思われます。

にしても、次回予告のちょいネタみたいなやつ、おもしろいな。
最初から怪しかった。確かに。
あの怪しさは地(笑
なら凪、全然役に立ってないじゃん!!
隠せてないよ!
そんでもって黎人が完全に悪キャラになっておもろいです。

舞HiME 第20話 炎の舞/涙の運命

2005-02-18 | 舞HiME
た・・巧海くん・・・
ミコトも・・・

あまりの急展開ぶりにただただ呆然としてしまいました。
では、ストーリー、なぞってみようと思います・・

舞衣に傷つけられた奈緒は、弟の巧海にその復讐の刃を向けて病室を襲うが、晶によって阻まれる。
巧海を抱えてチャイルドに乗って逃げ回るも奈緒の結界の作用か堂々巡りを続け、森から出られない。
巧海が行方不明になった知らせを受けたときから話はどんどこ進む。
奈緒本人から事態を知らされた舞衣は寮を飛び出すも、巧海の言葉、そしておそらくは舞衣も気づかない振りをしてきた舞衣自身の気持ちを思い知る。そして自らの傷を癒すことはできなかった。
駆けつけたなつきに、舞衣はその気持ちを伝える。「あのこはもう私を必要としてない」
驚くなつきだけど、さすがというか、すぐに切り返す。「じゃあお前の気持ちはどうなんだ」
そこへ、あのカラスチャイルド出現!
そのチャイルドの持ち主、つまりまだ姿を見せないHiMEとは、詩帆だった。
あの病室で見せた顔!!!!こっわ・・・
とりあえず舞衣を先に行かせてその場を引き受けるなつきだが、相手にされず。
カラスペアは舞衣を追いかける。
そしてその姿を見つめるのは、未だ涙も止まらないミコトだった。
その光景から浮かぶ言葉は、それがかつて舞衣を「攻撃」した「敵」であることのみ。
そして勾玉が光り、剣には目の紋様が浮かぶ。

奈緒の、晶と巧海への攻撃を間一髪で防いだのは連絡をきいて飛び出した碧先生。
今のうちに逃げろ、と奈緒を食い止めようと、戦いを選ぶ。

カラスに攻撃されたせいで燃える寮の周りでは風華学園生徒のみなさんが右往左往。
執行部は到着するも、なつきは雪乃をつれて舞衣の元へ向かう。
雪乃のチャイルドの能力でわかった巧海の居場所へと飛ぶ舞衣。フライ。

そしてここまでの流れを満足げに見守る美術の先生。
シスターはやっぱり抵抗したいのにできない。
「チャイルドは倒したチャイルドの力を得て強力になる」
「僕が黒耀の君に代わって最強の力を手に入れる」
遂に本性むきだし美術の先生。(名前忘れちゃった・・・)
カグヅチはちょっと強すぎますよね、確かに。先生。でかいし。

巧海のもとへ駆けつけた舞衣が目にしたもの。
それは晶のチャイルドを襲う黒い姿。ミコト。
圧倒的な力で晶のチャイルドを斬ってしまう。それが意味すること。
チャイルドを消えれば、自分の一番大切な人が消える・・・
消えてゆくのは、巧海!!!!
「ありがとう、ごめんね」
そういいのこして光の粒子へと姿を変える巧海。
そう言えたのは、晶が全てを巧海に伝えて彼がそれを受け入れていたから。
そして舞衣に言いたかった言葉は、ずっと言いたかったのはこの2つの言葉だろう。
しかし、舞衣に突きつけられた(私にも)凄惨すぎる現実。
晶もその現実に耐え切れず、意識を失う。
そして既に精神の臨界点を超えていた舞衣も、衝撃は計り知れない。
舞衣の前に姿を現したのは、ミコト。もう黒い姿ではなくても。
舞衣が認識するのは巧海を消した憎きその姿。
あふれ出る怒りと悲しみ、そして憎しみはカグヅチを。

そう、全ては遅かった。なんだかわからないが学園長の努力も無駄、だったらしい。
シスター組の目論見も潰える。
このカグヅチの出現で悲劇は続く。

ほとばしる憎しみにその身をゆだね、ミコトを攻撃する舞衣とカグヅチ。
そして、その攻撃によって舞衣を「敵」と新たに認識し、応戦するミコト。
戦いは熾烈を極めてゆく。

「黒耀の君」を兄に持つもの、それがミコトである。
その感情の対象は兄だけに向けられなければならなかった。
遂にチャイルドを出現させ、カグヅチをとらえる。
(ちなみにこれ、本当にミコトのチャイルドなんだろうか?)
でも、なつきの言葉、「私が好きだった、舞」という存在を思い出すミコト。
一瞬遅かった舞衣の制止は間に合わず、カグヅチの一撃によってミコトも消える。

全てを失い、壊れた舞衣は、どうなるんだろう・・・
その渦巻くであろう隠された陰謀はなんだろう。ロールシャッハの怪。
また、舞衣の心を、涙を受け止めるのは、黎人・・・!?
次回の予告が!!!裸にシャツで暖炉の前なんて!!

うわっ。ストーリーなぞるだけでここまで来ちゃったよ。
謎が明かされては生まれ、って感じでほんと面白い。
というか、謎っていうか、今回はまじ怖かった・・・
巧海とミコトが消えてしまったことはもちろん大衝撃なんだけど。
巧海にやっと自分の気持ちが通じて、受け止めてもらえた晶くんの衝撃も、絶望以上だろうけど。
唯一の救いは巧海が死ぬ前に全てを理解したこと、受け止めたこと、かね。
せめての救いね。
ミコトは・・・焼かれてしまったよね・・・アレは、さすがに。
そして何よりも衝撃だったのは、舞衣の唇噛み切るまでの姿でしょう。
あの口だけがひきつったりするカット。ほんと怖かったです。
人間、耐え切れないほどの憎しみと絶望、怒りをもつとああなるんですね。
やけにリアルで、それだけ怖い。

ミコトを結局殺してしまったわけだけど、その前に自分が巧海を「殺した」んなら仕方がない、とつぶやくミコトの姿も目に焼きつく。
先週、舞衣に拒絶され泣き叫んだあとだけに。
自分を縛る、兄の言葉。そして、暗示か何かかかっていたのだろうけど、そんな苦を背負っていたミコトも、悲しい。

そんでもってぶっ壊れた舞衣の前にこれまたタイミングよく黎人さん現れる。
今一番黒耀の君に近い人物。
そしてその体を抱きしめ返してしまう舞衣。
楯を望んでいるのに。
それに気になる予告シーン。やっちまったんですか。それとも善意の親切の手助けなんですか?ぬれた服かわかそうねっていう。
もしやっちまったんだとしたらある意味マイさますごいですよ。こんだけの夜に。
だから、違うと思いたい・・・。

この回見逃してたら大変なことになってた。
良かった。いやよくないけど。 
でもこのままでは終われないだろうね。まだまだ悲劇と絶望はつづくんだろうね。
もう戦いは、さけられないのか。
それともこの事件で何か凪のシナリオに変化は、、、なさそうだな。
結局互いのチャイルドを倒すっていう筋書きにまったく違いはないし。
「大切な人を守る為」って、ずるいですけど。
やらざるを得ない設定だよね。これは。
そして、大切な人を殺してしまった相手、これは憎しみの対象になり、戦いは終わらない。
終わらないよー誰かが「許す」という行為にならない限り。
でも大切な人を殺されて許すもなにもあったもんじゃないっていうのが今回。
だったわけだし。
いやいやどうなるんだ舞HiME!!!