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積み重ねを続けて、いつか大きな夢(資格)をつかもう!!

毎日の小さな努力を積み重ね、資格(特に情報処理技術者試験)取得を目指しています!!

解答に必要なヒントは問題文にあり!

2022-01-23 18:22:59 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

今週は大規模トラブルに巻き込まれた。
12時間におよぶ復旧&リカバリを経て正常に戻るものの、
予定していた仕事が1日分以上遅延する結果に、、、

遅延作業のスケジュールを巻き返すために、
さらに残業を重ねる。そんな1週間だった。

本当は金曜日、土曜日とブログ投稿しようと考えていたが、
それどころではなかったため、今日になってしまった、、、
ブログを読んでくださっている方には申し訳ない。

さて、トラブルというと、情報処理技術者試験の
午後試験では現場のよく起こるあるあるが出題される。
(特に、ITサービスマネージャやネットワークスペシャリストなどは顕著である)

例えば、以下のような感じだ。
 インシデント発生時の対応プロセスは?
 インシデント発生原因の根本ってなんだったの?
 インシデントが起きても迅速に復旧もしくは業務影響を与えない設計は?
 システムがどうしようもなくなった時に運用で何ができる?

情報処理技術者試験の問題文には、
受験者たちの解答が一意となるようにヒントがちりばめられている。
つまり、問題を解くたびに以下の判断が必要になる。
 ・一般論での解答か?
 ・問題文の条件下での解答か?

ネットワークスペシャリストも上記のルールに従っている。
平成23年度 秋期 午後Ⅰ試験 問2でメールアーカイブシステムを
構築する問題が出題されている。
その中で、メール受信後のメールに対してディジタル署名を
付与して長期保管するような仕組みにする要件がある。

ここで登場する「ディジタル署名」の目的は大きく3点。
 ①メール内容が改ざんされていないこと。
 ②送信者がなりすまされていないこと。
 ③送信者の否認を防止すること。

「メール受信後の」という問題文の条件がない場合どうなるか?

解答が上記目的の3つから1つに絞れずに様々な解答が生まれる。
例えば、
 メール送信者がその時点で確かに送ったことを保証するため
 メール内容が改ざんされていないことを確認できるようにするため
 メール送信者のなりすましを防止するため
などである。

こういう曖昧な問題を作ってしまうと、
受験者は解答に困るし、採点官は正解の判断に困る。
そもそも何でもありになってしまうのである。
(悪く言うとあー言えばこー言う的な水掛け論になってしまう)

だから、受験者の解答が一意になるようにヒントが埋め込まれている。
「メール受信後」ということは、当該メール送信時点や
アーカイブされてから時間が経過した後の話ではないということ。

つまり、上記3つの何でもあり解答例から
 メール内容が改ざんされていないことを確認したいから
という解答に絞っているのである。

問題文に無駄がないのだ。
この体験は過去問題でしか得られないものだ。
これも過去問題が大切であると考える1つの理由だ。

平成23年度 秋期 午後Ⅰ試験 問2はこれがよく学べる問題だった。
それに改めて気付かされたのは、以下の書籍だ。


 



試験区分ごとに必要となる本質的な知識に加え、
問題文の読み方というのも重要なのである。
ネットワークスペシャリストだけでなく、全区分共通だ。
1度身につけば、全ての試験区分でも活用できる。

このことを肝に銘じながら、積み重ねを続けていきたい。


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問題文ちゃんと読むってこんな大事なんだ

2022-01-17 22:12:59 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

昨日まで休日勤務だったので、今日は代休日だった。
昨日までの疲れも取れたので、仕切り直してネットワークスペシャリスト試験に励む。

今まで、過去問を何度も解くということを基本に学習を進めてきた。
これまで合格してきた試験区分はこれで太刀打ちできた。
しかし、ネットワークスペシャリスト試験だけは少しやり方を変えてみることにした。

この記事にも書いたが、この試験区分は知識量がものをいう試験ということ。
ただ過去問題を解いて自己採点をするだけではもったいないと思い、
問題文に出てくる何気ない文章の中を深堀しながら理解を深めることに挑戦している。
この気付きを与えてくれたのは、以下の書籍だ。


 


1年分の午後Ⅰ試験、午後Ⅱ試験を隅まで解説している珍しい本である。
例えば、ホテルなどのサービスで利用できるビデオオンデマンドの問題が
平成23年度 秋期 午後Ⅰ試験 で出題されている。

お客さんの迷惑にならず、営業継続できる中でビデオオンデマンドの
サービスを開始するにはどういうネットワーク構成がいいかという趣旨の問題だ。

この問題で、製品P、製品C、製品Vという製品比較が登場する。
これも意味があるのである。
電力線を使用したPLC製品、ケーブルテレビの同軸ケーブル(Coaxial)、
VDSLの頭文字なのだ。
試験問題状のホテル側の要件で最終的にはV製品が採用されるのだが、
製品選定の過程でPCL製品よりも同軸ケーブルの方が優位な理由な何かなど、
具体的なケーブル(OSI基本参照モデルの物理層)の仕様や特性が問われるのである。

この数行の中にも3つの基礎知識が求められるのである。

ネットワークスペシャリスト試験が難関で高度区分に属する理由がよく分かった。
この勉強法は時間がかかるかもしれないが、実務でも役に立つはずである。
そうこうしているうちに、4/17の本試験まで3か月となっているではないか、、、

新たな刺激をもらった1日なので、この刺激を大事にしてまた頑張っていこう。
しっかりと積み重ねを続けていきたいと思う。

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構成管理って重要だよね、、、

2022-01-16 18:25:44 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

木曜日から大型システムの本番切り替え作業だった。
2月下旬まであと3回の切り替え作業が残っている。

今回が最初の切り替え作業であったが、インシデントが発生した。
インシデント内容は切り替え後のシステムからミドルウェアに接続できなくなるというもの。
原因は、ミドルウェア側の設定漏れであった。

このミドルウェアは約10年前に稼働したサーバで動いている。
しかし、他のサーバからこのミドルウェアに接続する際に設定が必要ということが
ドキュメントに一切残っていなかった。

あれ?なんかどこかで見聞きしたことがあるぞ?!
平成21年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午後Ⅱ試験 問2である。

構成管理はネットワークに限らず、システムを維持運用していく上でとても重要である。
試験問題と同様のことが現場で起きているのである。
逆に言うと、現場のあるあるが試験問題になりやすいということ。
受験者にケーススタディとして学んでもらい、
いろいろなところで同じ失敗を繰り返さないで欲しいからだと思う。

システムはずっと動き続けるが、その間に維持運用する人は変わっていく。
つまり、ドキュメントにないことは認識のしようがないということである。
しかし、システムの利用者からすればそんなこと知ったことか!となる。
あたりまえだ。お客様の運用に影響を与えているのだから、、、

ドキュメントの最新化と後世が理解できる形で残すためにどうしたらよいかが
構成管理には重要なのである。

情報処理技術者試験でもネットワークスペシャリスト試験に限らず、
基本情報や応用情報、システムアーキテクト、ITサービスマネージャなど様々な
試験区分で問題として出題されている。

それだけ「構成管理」は重要であるということ。
システム開発にフォーカスが当たりがちだが、運用のことを考えずに
仕様を決めたり運用設計したりするとだいたいろくでもないシステムが生まれる。

これを改めて学んだ数日間だった。
実務は最高の教科書である。その次に、疑似体験できる過去問題が教科書になる。
これからも仕事の経験を大切にしながら、春の試験まで積み重ねを続けていきたいと思う。

というか、既に令和4年度 春期 情報処理技術者試験の申込が行われているんではないか、、、
少し出遅れたが、ネットワークスペシャリスト試験の申込も済ませた。
仕事面でも家庭面でも時間を割きながら、自分の自己啓発の時間を創出していく。
そして、当面は合格が勝ち取れるぐらいのレベルまで基礎知識を高めていきたい。

気付けば木~日まで連日の徹夜(もちろんこのご時世なのでちゃんと休んではいるが、、)だった。
本日午前中に完了し、ようやくの休みモード。
ブログ投稿もやっとできた、、、

頑張るぞ!!!

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今日は未明から大変だった、、、

2022-01-09 23:02:37 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

今日は夜中の2時ごろにシステムトラブルで叩き起こされ、朝までコースだった。
今回のトラブルはネットワークに関するもの。

おっ、、、

このトラブル対応真剣に取り組むことで、
ネットワークスペシャリスト試験にも役立つと思い、
いつも以上に気合を入れて対応した。

昨年末からネットワークスペシャリスト試験の勉強を進めており、
マスタリングTCP/IP入門編を読み込んでいた。
その成果もあり、障害原因や対応後のやるべきことがよく理解できた。
ちなみに、今回はOSI基本参照モデルの物理層での障害であった。


 



早速役に立った。
でも、私の同僚であるインフラ技術者と対応を行ったが、
解決スピードがえげつなかった。

上には上がいる。
これを忘れずに、謙虚に積み重ねを続けなければと改めて思った。

眠い、、、
今日は2時間ほどネットワークスペシャリスト試験の学習を進めたが、
集中力が持たないので休むことにする、、、

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2022年度ネットワークスペシャリストの学習(その3)

2022-01-08 19:35:36 | 情報処理-ネットワークスペシャリスト

今年は大型案件の本番切替や提案など目白押しである。
そのため、年始早々から全力ダッシュ状態、、、
きっと私は「頑張り続けろ!」というメッセージなのだろう。

そして、久しぶりの降雪。
雪国に住んでいたこともあり、関東での積雪が見られたは少し嬉しかった。

年始からいろいろとある中で、こちらの積み重ねをしっかりと行っていく。
前回から継続して、翔泳社の「うかる!ネットワークスペシャリスト2020」に取り組み中。
演習問題をこなしながら読み進めている。
改めて基礎が分かっている前提の構成になっていること。

この試験区分は、私自身が業務経験がないということもあるが、
マスタリングTCP/IP入門編で読んで少し理解が深まった状態で問題を解くと、
問題文の理解力が全然違うことに気付いた。


 



これまで合格を勝ち取ってきた同試験の試験区分以上に、
ネットワークスペシャリスト試験は基礎をよく理解していないと
解けないということを痛感した。
逆に基礎知識が多ければ多いほど、
問題文の読解力が向上する仕組みになっているように思う。

もっと早く気づけばよかった、、、
情報処理技術者試験は13の試験区分があるが、
それぞれ学習の仕方、問題の解き方が微妙に異なる。
今までの経験が返ってうまくいかない方向になることもよくある。
今回もそれにぶつかっていた。

去年は初受験で不合格となったが、過去問演習ばかりを繰り返していた。
このやり方だけではうまくいかないのである。

なぜならネットワークに関する広く深い基礎知識がないと、

 試験問題を読めても「理解して読めていない」

のだから。
だから前回は不合格になったのだとようやく自己分析ができた。

同じ過ちを繰り返さないように、
インプット(基礎知識の習得)とアウトプット(過去問演習)を繰り返しながら、
より理解を深められるように努力していきたいと思う。

特に、過去問題の問題文を読んで解答するだけではなく、
問題文の中でよくわからないもしくは分かったつもりでいる用語や仕組みを
インプット学習の中でしっかり理解することが重要と考える。

この作戦で3連休進めていきたいと思う。

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