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天晴れ(あっぱれ)な空☆

和風を好む私の徒然に日々想うことを綴る日記。いとおかし。

映画『築城せよ!』 自分の視線と幾多の御先祖様の視線。

2013年02月22日 | DVDで映画
映画『築城せよ!』劇場予告編HD版


http://aitech.ac.jp/~tikujo/

2009年、過疎化がすすむ町・猿投(さなげ)に突如として現れた3人の戦国武将。彼­らは400年前、 自分の城を完成できずに無念の死を遂げた侍の霊だった。 殿様の「築城せよ!」という号令の下、町おこしを願う住民達を巻き込んで、壮大かつ無­謀なプロジェクトが立ち上がる。素材は段ボール!残された時間はあと3日。意味不明の­号令と傍若無人な振る舞いに、住民たちの間で不協和音が流れる!! やがて、ひたむきに築城に打ち込む殿様の姿に、大学生・ナツキを中心にして、いつしか­住民たちの心も一つにまとまっていく。しかし、もともと築城現場に工場を建てようとし­ていた町長一派は、段ボール城を撤去しようと、秘策を練っていた。そして完成まであと­一歩と迫った夜、宴会で盛り上がる段ボール城を、町長が組織した一団が静かに包囲する­。果たして、城は無事完成するのか。それとも、ひとたまりもなく壊れてしまうのか!!­築城に秘められた真意とは!?



思いの外、面白い映画でした。

何気なく鑑賞したのですが・・・


色んな感想がありますが、

私にはズバリ、「ご先祖様の眼」。

今を生きる自分の眼が見るものは、

きっとご先祖様も同時に見ているのだろう。

自分の視線と幾多の御先祖様の視線。


そんな事を強く感じながら観ました。

主演の六代目 片岡 愛之助さんが素晴らしい!

流石、歌舞伎役者。

唄がお見事!

そして演技も。



『築城せよ!』

昔、この日本には武士という人たちがいた。

忘れまじ。





こころ熱く

2009年12月17日 | DVDで映画
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『 物の荒廃は必ず人に由る。人の昇沈は定めて道にあり。』



関東もすっかり寒くなった。

紅葉も終わり、季節はすっかり冬。

こころ熱く。体も熱く。静かでも熱く生きる。

それが健康にもよさそうだ。



そして熱燗もいいけど、熱い牛乳も美味い。

寒い季節は内側から熱く、熱く。

寝る前、風呂上りに熱い牛乳を飲んで寝ると

やたらと体調が良い。ありがたい!

頑張って一日一生。

いつか答えは見つかるさ。

感謝 感謝。



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懐かしの熱い映画。
久しぶりに鑑賞、んっ、熱い!


「ア・フュー・グッドメン」







いい気分

2009年12月01日 | DVDで映画
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先月の府中の酉の市。

とても賑わっていた。

たくさんの屋台が最高だった。

みんな元気でこちらもいい気分を味わう。

飾りすぎないイベント。

シンプルな人の集まりの素晴らしさ!

いい一日でした。




レジェンド オブ フォール 【DVD】


かなり久しぶりに映画三昧の、とある一日。

10年くらい前に観た好きな映画をひさしぶりに鑑賞。

監督は『ラスト・サムライ』のエドワード・ズウィック。
音楽はJames Horner。
アンソニー・ホプキンス、ブラッド・ピットが素晴らしい演技を披露。

以前より感動の度合いが相当に増した。

やはりいい映画だ!

『ラスト・サムライ』の匂いもたっぷり漂っている。

大自然の撮り方が素晴らしく、本当に美しい。


さあ、今年も最終月。

美味しいご飯に感謝!感謝!



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第九と会津

2008年10月30日 | DVDで映画




『苦悩を突き抜けて歓喜へ至れ!』

音楽の巨人“ベートーヴェン”の第九。

そして明治維新から50年後の会津藩士。

この2つのテーマをベースにした気高き傑作。

なんとも刺激的な映画です。

すでにこのブログで紹介したつもりだったけど、まだだった。

ベートーヴェン晩年の至高の魂の曲。

ちなみにベートーヴェンがこの世を去った1827年は、

日本は江戸時代。薩摩藩で調所広郷の財政改革が始まった年であり

薩摩藩の西郷隆盛先生の生まれた年であり

水戸藩でついに頼山陽の「日本外史」が完成した年。


この映画、文部省推薦だったけれどそんな堅さは関係ない。

期待せずに何気なく観たけれど重量級の感動を味わったものだ。

主役の二人の俳優さんが素晴らしい!名演です!


名場面がたくさんあって心から嬉しくなれる映画。

人間、捨てたものではない。

心で感じられるモノに触れたいときには最適だと思う。


ますますデジタル満載の時代を生きる中、

アナログのもつ温かさ、豊かさ、人間らしさがたまらない。

夜の多摩川を眺めながら、ふと紹介したくなった、

そんな一日でございました。






解説:
『きけ、わだつみの声』の出目昌伸監督が、
松平健と『ヒトラー~最期の12日間~』の名優ブルーノ・ガンツ共演で贈るドラマ。
第一次大戦中の捕虜収容所を舞台に、ドイツ人捕虜と収容所員や地元民との交流、
そして「第九」演奏に向けての挑戦を描く。



「バルトの楽園」







流石!渡辺謙の織田信長

2008年09月01日 | DVDで映画


解説:
TBSが贈る新春大型時代劇シリーズの中から、
1989年の1月に放映された「織田信長」をDVD化。
渡辺謙、名取裕子他、豪華キャストが出演。
“尾張のうつけ者”と馬鹿にされていた信長が、
斬新な発想で領土を拡大していき天下人直前にまで昇りつめる。2枚組。


いい作品はあるものだ。

この渡辺謙の織田信長は凄い!

信長好きにはタマラナイ!

作品は尾張の大うつけ時代から安土築城までで

本能寺の変までは収録されていないけれど、

特に桶狭間の合戦までの織田家の様子が丁寧に描かれている。

やはりこの時期の織田家の内紛を抜きに信長公は語れない。

相当に豪華な役者陣が素晴らしい演技を見せてくれる。

あの重臣・平手政秀の“爺”が素晴らしい。

そして側近連中、前田犬千代を筆頭に素晴らしい。

みんな走る、走る!

兵馬も豪華に大勢そろえてかなりの見応え!


それにしても渡辺謙。

やはり凄い役者さんである。

桶狭間に出陣直前の“敦盛”の舞!

まさに狂気を含んだ熱演で初めて観た時の鳥肌は

今でも鮮明に覚えている。


他にも見所が満載の作品。

凄い作品に出会う喜びが満喫できる逸品!!