サンフィッシャーの会 活動ブログ

奥尻島の釣りクラブ、サンフィッシャーの会の活動ブログです。 奥尻島の釣り情報をどんどんアップしますよ!

第3回会長杯大会の結果

2014-10-22 17:30:24 | 平成26年度の活動
第3回会長杯大会の結果

総合優勝に鈴木さん!! 木村会長5部門優勝で意地!!


6月28日(土)~29日(日)で開催された「第7回朝まで大物釣り大会」に合わせ、「第3回会長杯大会」が同時に実施され、同じく7名の会員が参加しました。

この大会は、サンフィッシャーの会発足以来、恒例の「お父さんの釣り大会」での優勝回数が最も多い木村孝義会長(現時点で計38回大会開催中、通算14回優勝)が、これまで獲得した優勝賞金を会員に還元するために、会長自らが大会内容を考えて、スポンサーとなって「会長杯大会」として開催しているものです。
したがって、当然のようにこの大会では会長自らは総合優勝してはいけないものと決め、その賞金や副賞等も会長自腹のポケットマネーで支払う(一部負担あり)という、会長にとっては何のメリットもないものの、会員にとっては賞金や副賞が多くおいしい大会と言われているものです。

今大会の内容は、①カレイ大物の部、②ソイ類大物の部、③アブラコ大物の部、④ハチガラ大物の部、⑤その他珍魚大物の部、⑥グランドスラムの部、⑦匹数の部、⑧ニアピンの部、⑨重量の部、⑩メタボの部、⑪キゾイの部の11部門別の優勝を競うとともに、その部門での優勝数によって総合順位を決めるという、会長が考案した斬新かつ過酷なものとなりました。
部門別優勝者にはそれぞれ賞金や副賞が出ることから、総合優勝してはいけない会長は部門別のみでの優勝を目指しますが、部門別で優勝することが一つでも多く会員の優勝数を阻止することとなるので、その分会長は自腹が少なくて済むため、言わば部門別の優勝を奪い合う、会長VS参加全会員という様相の大会となりました。

美ノ歌大岩で「第7回朝まで大物釣り大会」と同時開催されたこの大会では、大物ソイ類を狙いながらも「第3回会長杯」の部門別の魚種も狙うということから、参加会員はやや混乱していましたが、狙いを変えたり、様々な釣り技術を駆使ながら、中身の濃い大会を一晩中で大いに楽しみました。

同時開催のため22時に途中休憩し、参加者全員でバーベキューをした際には、まだ前半戦が終わったばかりだというのに会員はもうクタクタで、焼肉や焼いた海産物をおいしく食べてお腹を満たすともに、さて後半戦は大物ソイ類に狙いを絞るべきか、部門別の魚種を狙うべきか、はたまた両方とも狙うべきか、会長をどうやっつけるべきかを考えながら、会員たちは各々鋭気を養っていました。
受けて立つ会長も、最年長のその老体?にムチを打って、「まだまだ若いもんには負けん!かかってこいや~」と、その気力だけは衰えていない様子でした。


↑バーベキューを楽しむメンバーら。後半戦ははたしてどのように攻めようか、腹ごしらえをしながら各々作戦をたてる


お腹も満たしたことで0時頃からいよいよ後半戦がスタート、途中の雨、風、睡魔にも負けず、夜が明けるまで部門別の優勝を目指して、大物釣りを楽しみながら奮闘が続きました…。

翌朝、参加者達は一晩中の成果である大漁の魚を手にし、満足げに野名前地区の斜路まで戻ってきて、いよいよ審査の始まりです。さあ部門別の結果は…

各部門別に審査した結果は次のとおりです。

【部門別】
○カレイ大物の部    優勝  木村 孝義 (32.9㎝)
○ソイ類大物の部    優勝  船田 裕市 (52.9㎝)
○アブラコ大物の部   優勝  木村 孝義 (32.7㎝)
○ハチガラ大物の部   優勝  小林 雄太 (26.3㎝)
○その他珍魚大物の部  優勝  堀川 龍一 (25.5㎝:ガヤ)
○グランドスラムの部  優勝  木村 孝義 (5魚種)
○匹数の部       優勝  木村 孝義 (27匹)
○ニアピンの部     優勝  鈴木 成人 (-0.2㎜差:設定35㎝)
○重量の部       優勝  鈴木 成人 (2.55㎏)
○メタボの部      優勝  鈴木 成人 (36.1㎝:胴回り)
○キゾイの部      優勝  木村 孝義 (25.4㎝)

この結果、11部門中ダントツの5部門で木村会長が優勝を果たし、さすがこれまでの実績及び実力No1を存分に発揮するとともに、自腹を5つ減らすことに成功しました。
結局、会長VS参加全会員の戦いは会長に軍配が上がり、さすが会長としての意地とプライドを見せつけました。木村会長恐るべし!!


↑最多の匹数をはじめ、11部門中5部門で優勝し意地を見せた木村会長。   
さすが会長だが、一晩中の格闘が疲れきった顔の表情に…


この部門別の優勝数により、木村会長を除く参加会員での総合の部の結果は、3部門で優勝した鈴木さんが見事に総合優勝となり、この日同日開催した「第7回朝まで大物釣り大会」とともに「第3回会長杯大会」もダブルでの優勝となりました。
また、惜しくも船田さんが準優勝、ベテラン堀川副会長が第3位、そして新人で初参加の小林(雄)さんが第4位、同じく南部さんが第5位と健闘、残念ながらスタートダッシュに失敗した小原さんが最下位という結果となりました。
なお、新人の2名と小原さんには会長賞が、また、船田さんには特別賞が、それぞれ次の理由から贈られています。

総合の部の表彰結果は次のとおりです。

【総合の部】
○優 勝  鈴木 成人 (部門別優勝数3) ※初優勝
○準優勝  船田 裕市 (部門別優勝数1)
○第3位  堀川 龍一 (部門別優勝数1)
○第4位  小林 雄太
○第5位  南部 晃宏
○第6位  小原 賢治
○会長賞  小林 雄太 (新人ながら初参加、健闘)
南部 晃宏 (新人ながら初参加、健闘)
      小原 賢治 (健闘したが最下位)
○特別賞  船田 裕市 (唯一、50㎝オーバーのソイ)

※木村孝義会長は部門別優勝数5だが、総合の部は対象外


↑会長杯個人総合の部で優勝を果たした鈴木成人さん


鈴木さんは今回、「朝まで大物釣り大会」とダブル優勝の快挙を達成、しかも会長杯は初優勝で、今回多くの賞金と豪華な副賞をどっさり持っていき、この日はまさに「鈴木デー」となりました。
鈴木さんは「まさか私が優勝?…とても嬉しい。私は本来、船釣りが好きで磯釣りは素人そのもの…大会へ出てもなかなか優勝ができず、そろそろ会を引退したほうがいいのではとも思っていたけど、辞めなくて良かった。もう転勤までこの会で楽しみ、腕を磨きたい」と語っていました。


↑朝まで二つの大会を終え、参加者全員で記念撮影
 (左から総合第3位の堀川副会長、第4位の小林(雄)さん、第5位の南部さん、   部門別で5部門優勝の木村会長、総合優勝の鈴木さん、準優勝の船田さん、第6位の小原さん)