転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

港北クラブセガ第16回大会レポート(決勝戦: その3)

2008-12-29 02:07:54 | デッキ(アヴァロン)
という訳でお待たせしました。
前々回の港北クラブセガでの大会の決勝戦レポート、
今回が最終回です。

----

決勝戦(カルム、ニノ、おのっち、ハミルトン)

<<<前回までのあらすじ>>>

(港北クラブセガ第16回大会レポート(決勝戦: その2))
(港北クラブセガ第16回大会レポート(決勝戦: その1))

ハミルトン、カルム、おのっちが1個ずつ祠を周り、
何とかして追い付きたいニノ。
しかしカルムは次の祠を《アラクノフォビア》で固めた後、
ニノの『白焼き』を逆手に取って《シードラコ》で白支援を回収し、
更にその《シードラコ》を《ケルピー》で破壊。
これで自分だけ白支援を使える状況に持ち込んだ上に祠待ちも成功し、
駄目押しとばかりに《審判の石像》を配置。
ほぼカルムの勝ちパターンに嵌ったかというところで、
2度目のマップチェンジが発生したのだった。

<<<つづき>>>

チェイサーターンを迎える際にマップは朝に変わったのだが、
マップチェンジといえば気になるのが、
そう、おのっちの《サボー》。
《サボー》の能力は緑マスに配置されていないと発動しない為、
マスの色が変わりうるマップチェンジはまさに天敵だ。

しかし事前に《コアラ先生》を生かしてこまめに配置していたのが功を奏し、
2体あった《サボー》のうち1体が緑マスに残留。
おのっちにとっては今後に繋がる幸運な展開だ。

とはいえそれはおのっちに鍵を手にして祠を周れればの話。
このままカルムに逃げ切られてしまうのは論外だし、
他の2人もまだ勝負を諦めた訳ではない。
ともあれ勝負に出るおのっちだが、
戦闘1番を取ったのはニノ。
その侵略、《ブラッギス》+《パンダ師範》に対し、
カルムは支援を使用せず。
ここは祠を周っていないニノに鍵を渡そうと判断した様だ。

ちなみにこのターン、
ハミルトンは《レッド・アイズ》で祠待ちを試みたのだが、
《審判の石像》の効果であっさりとかわされてしまうのだった。
貴重な戦闘要員の無駄遣いという、
痛いプレイミスとなってしまった。

幸運にも(おのっちにとっては不幸だが)避けは決まらず、
試合開始から25分にして何とか鍵を取り返したニノ。
しかし《石像》の効果で動いた祠の位置が悪く、
痛恨の立ち往生。
配置《現世の歩兵》、手札黄1枚で何とか凌ごうとするが、
やはり苦し紛れな感は否めないところだ。

この機を逃すまじと、
ハミルトンは《ゴースト》の力を借りて戦闘1番を予約。
そして《レッド・アイズ》の能力を起動し、
支援の無かったニノを粉砕。
これによって戦闘の周って来なかったカルムはライフアウトとなり、
同時に《審判の石像》も消滅。
その結果――次の祠にはおのっちの《ダゴナイト》が、
手札黄赤(内容は《モグタン》《隼丸》)で立ちはだかることとなったのだった。

ライフの残りの無いハミルトンは、
ここは多少無理でも攻め込むしかない。
《サボー》の効果で耐久値が上がった《ダゴナイト》に対し、
ハミルトンは《シーワーム》で歩きつつ祠に飛び込み、
《サラマンダー》+《ヤドカリン》の一発勝負に賭ける。
おのっちの支援が《クマゴロウ》や《ブラッギス》なら勝算があったのだが、
公開されたのは――ハミルトンの最後のライフを削り切る《モグタン》。

ぎりぎりの勝負を制したおのっちは、
《アサシン》で進路を塞ぎつつ、
手札に黄青を残して2つ目の祠に到達。
これで祠数でカルムと並んだことになる。

しかしこの時点でおのっちの手札に支援は無し。
既に入城リーチがかかっているおのっちを、
残る3人が見逃す筈は無い。
誰かが戦闘を挑んで鍵を奪い、
試合がまた大きく動き出すであろう、
と予想するのは自然な流れだ。

とはいえ白支援を取り上げられた中、
《サボー》で耐久値の上がった先制+青属性即死モンスターを相手に、
決定的な決め球を用意するのは至難の業であった。
結局答えを出せなかったニノはここでライフアウトを迎え、
復活位置の悪かったカルムは祠横に先回りを余儀なくされる。
そして『白焼き』を辛くも乗り越えたハミルトンは、
《シータンク》で白支援を戻しつつ戦闘を挑む。
その侵略は《プリティベル》+《目くらまし》――。

これにより《ダゴナイト》の耐久値は14に。
攻撃値16の《プリティベル》でもぎりぎり届く数値だ。

――《ダゴナイト》が先制を持っていなければ、の話だが。

<<<試合終了>>>

30分前後に渡る長期戦となったこの試合だが、
幕切れは突然、一瞬のうちに訪れた。
最後はハミルトンのプレイミスに助けられた形となったが、
ともあれこれでおのっちは港北初制覇。
一部の千葉勢から温かいブーイングを浴びながら、
勝利の喜びをアピールしたのだった。

<<<最終結果>>>

1位: おのっち (1293、異形サボー)
2位: カルム (742、黒い戦人)
3位: ハミルトン (349、シーワーム竜族)
4位: ニノ (47、白焼きウォーフォーク)
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金土の動き | トップ | 吉祥寺城巡りと第15回エース... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さすがはおのっちさん (てーらXth)
2008-12-29 06:16:13
温かいブーイングとはまたおのっちさんらしいですね。大会に出ませんでしたが、なんだかその光景が目に浮かんできますw
返信する

コメントを投稿

デッキ(アヴァロン)」カテゴリの最新記事