平成29年2月4日・・・今朝も自宅の裏山には鹿が現れていました。 山にはどれの鹿が生息しているのか?
そんな事を言いながら近所にいる猟師さんと話をいたしました。
猟師さんの話によると、この冬は思った以上に鹿の数が多いと言いました。
昨年末、塔ノ丸を目指し山歩きをしていた時の事、途中、吹雪となり引き返そうとしたそうです。
そんな目の前に現れたのは数十頭からなる鹿の群れ・・・今までに見た事もないほどの群れだったそうです。
この事からも塔ノ丸全体で考えると数百頭の鹿が、生存しているのでは・・・と思ったそうですが、
このことは的中した事は言うまでもなく!この冬の鹿の数は尋常じゃない!と言う言葉も・・・・
先日も、名頃で2頭の鹿を目撃・・・捕獲を試みた所、2頭の他に十数頭の鹿が隠れていたそうで、すべてを
捕獲できる訳でもなく増えすぎた鹿の数に驚いたとか!
その後も、数十頭の鹿の群れを確認したとか! 私も前回7頭以上の鹿を目撃したと
前回書きましたが、大雪が降り標高の高い場所にいた鹿が、標高の低い里山周辺に降りてきたようだと言う
お話となりました!・・・以前、鹿の目撃例が少なくなったから鹿は減ってきている・・・
と、言う事を話す人がいました。・・・果たしてそうなのか? 疑問に思った事がありましたが現実は
減ったのではなく、目撃する場所と時間が変わっていただけで、依然、シカの数は減っていなかったのです!
昨年、警鐘と言う事で剣山スキー場周辺の、鹿の数が再び増えて来ているのではと書いた事がありますが
現実問題として鹿の目撃例が増えて来ている現状にあります。
被害の現状としては、お茶の葉が食い荒らされたり、畑の作物や森林においては植林内の苗の食い荒らしや
樹木の樹皮が剥かれる被害が横行・・・今も鹿被害に悩まされる日々となっています。
そんな現状を知ってか!知らぬか!残念な事を言う人もいました。 山は1度滅びたほうがいいと言う
残念な言葉を発する人がいました。地球は何万年と言うサイクルの中崩壊と再生を繰り返してきたのだから
山の一つや二つ無くなっても問題は無い!山の問題など興味が無い!と言うものでした!
よく知っている人物だけに、残念な思いが残りましたが、果たしてそうでしょうか?
生き物が生きて行く、ゆえに必要な水資源は何処から・・・地球の底から湯水のごとく湧き出て来るものでしょうか?
長年、山を司って来た樹木や樹林の下に生えるコケなどを含む、植物群によって地中に蓄えられた
水資源を少しづつ出し続ける事により湧水が湧き出す小川から川となり豊富な水資源を
生み出してきているのは、森を形成している山でもあります。
そんな、山や里山の環境が増えすぎた鹿などにより生態系バランスが、崩れつつあるのが今の現状でもあります。
一つの個体が増え続ける事により環境の変化が生じている山の現状・・・人は粛々とこの問題と
向き合って行かなければならない、現状にあるのではないでしょうか?
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